アニメで全カットされたニグレドさん。 ペストーニャと並ぶナザリックの良心と言ってもいい彼女をなぜアニメに出さなかった?と問いたい。
テレビの画面で「私の子ぉぉ!!」ってやられたかった。
ニグレドさんまじ天使。
(違うかw)
こんな感じで私の考える萌え可愛いニグレドさんを書いていけたらなって思います。
よろしくお願いします。
【拝啓。 偉大なる大錬金術士タブラ・スマラグディナ様。
不躾に手紙を送る無礼どうかお許しください。 まずは自己紹介をさせていただきます。 しがない悪魔種が1人、 昆布 サケでございます。 今後お見知り置きくだされば幸いです。
さて、 早速ですが本題に入らせていただこうと思います。
先日の1500人討伐隊の撃退、 誠に素晴らしく言葉に尽くしがたいものがごさいました。 実を言うと、 人間種の1人を騙し密かに覗かせていただきました。 大変失礼なことをしてしまったと、 深く反省しております。
許していただけるとは思っておりませんが、 私にできることでしたら何をしてでも、 償わせていただきます。
遠慮なく使いつぶしてくださっても構いません!
……そして、 非常に失礼なお願いがございます。
本当は自力でたどり着きたいのですが、 流石に1人でアインズ・ウール・ゴウンに乗り込むには実力が足りません。 本当に恥ずべきことです。
それに彼女の仲間を傷つけるのは胸が痛むのです。 彼女に嫌われるようなことはしたくありません。
少々文が乱れてまいりました。 タブラ・スマラグディナ様なら私の心など、 今までの文で察してしまったかもしれませんが言わせてください。
貴方のお造りになられたNPC。 ニグレド様の素晴らしきお姿に、 一目惚れをしてしまいました。 どうか私と彼女のお見合いを組んではいただけないでしょうか?同じ空間で空気を、 いいえ!一目生で見せていただくだけでも構いません!
どうか、 どうかよろしくお願いいたします!
1度でいいんです!彼女に一目会えるなら命さえ惜しくはありません!!
どうやったら見ていただけるか考えた末、 公式掲示板に貼るという行為をしておりますが、 タブラ・スマラグディナ様がご迷惑と仰られるならすぐに削除します。
昆布 サケ】
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たっち「タブラさんwwwちょっと公式掲示板見ました?wwww」
タブラ「いえ?何か面白いことでもあったんですか?」
ペロロン「あっ!俺も見た!モモンガさん見た?」
モモンガ「みwまwしwたw」
タブラ「どれど……(白目)」
ウルベルト「こんなタブラさん初めて」
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「なんてこともありましたよ(笑)」
「若かったんです……
」
ナザリック大地下墳墓。
かつて6ギルド連合および傭兵プレイヤーやNPC合わせて1500人という、サーバー始まって以来の大軍で最下層を目指し、そして全滅したという伝説を生み出した場所でもある。
そんなナザリックナザリック大地下墳墓、第9階層
汚れが一つも無い大理石でできたような通路を抜け、歩いていくとそこにマホガニーでできた巨大な両開きの扉を開くと
、 その中には黒曜石でできた巨大な円卓があり、41人分の豪華な席が据え付けられている
そのうち真ん中に座るのがナザリック地下大墳墓のギルド長モモンガさんだ。
私?私はもちろん立ってますけどなにか?
当たり前だのクラッカーですよ!だってナザリック地下大墳墓の41の席に、 ただ招待されただけの私が座る!?そんな恥知らずな行為できるわけない!
そしてこの場にはもう1人いた。 最強のスライム、 ヘロヘロさんだ。
はぁ。 やっぱり仕事が忙しいんだなぁ私もだけど(笑)と涙のアイコンを出しながら同意する。
「まぁ、本当は最後までお付き合いしたいんですが、ちょっと眠すぎて」
「あー。ですよね。落ちていただいて結構ですよ」
「ギルド長はどうされるんですか?」
「私は一応最後まで残ります。誰かが来るかもしれませんから」
「なるほど。……今までありがとうございました、モモンガさん。このゲームをこれだけ楽しめたのは貴方がギルド長だったからだと思います」
真っ直ぐにモモンガさんを見つめるヘロヘロさんの言葉に息が詰まる。 そうだ、 楽しい時間ももうすぐ終わってしまうんだ。
落ち込んで何も言えずにいる間にも話は進む。
モモンガさんは照れているのかオーバーなリアクション(オーバーロードだけに)を取りながら言う。
「そんなことはありません。皆さんがいたからこそです。私なんか特に何かしたわけではないです」
「それこそ、そんなことがないとは思いますが……本当にありがとうございました。では私はこれで」
「ええ。お疲れ様でした」
「ヘロヘロさん!また……」
「昆布さん、 モモンガさんまた会いましょうね!」
感動的な別れだった。
私にとってヘロヘロさんは偉大なる先輩であり、 良き友だった。 また、 とは言ってみたが本当に会える確率は1%も無いと思う。
モモンガさんはヘロヘロさんのいた席を、 そして広間全体を見渡していた。
その骸骨の顔が泣いているように思えて胸が締め付けられた。 いくら仕事やプライベートがあったからといって、 この人を一人でプレイさせていたなんてと自己嫌悪で首を釣りたくなった。
「どうかしましたか昆布さん。 って、 帰らなきゃいけませんか?」
本当は明日午前3時から仕事がある。 0時まで付き合ったとして通勤時間を考えれば、 2時間寝れればいい方。 だがそれがどうしたというのだろうか?
今この人のそばにいることより大事なことが、 リアルにあるだろうか?
結論は無い、 だ!
「この世界の終わりまで、 ぜひ付き合わせてください。 大好きな友達と一緒に」
「昆布さん……貴方シリアス似合いませんね?薄ら笑いのせいで(笑)」
「ちょっと!今いい雰囲気だったじゃないですか(笑)」
「いい雰囲気といえば、
皆でプロポーズの言葉考えましたよね?」
「勘弁してください死にます」
私たちの会話が進むにつれ、 時計も進む。
残りあと1時間を切ったところでふとモモンガさんが立ち上がった。
「どうせなら……最後は王座の間で過ごしません?その方がロールっぽいですし」
「私は構いませんが、 私はよそ者ですよ?」
「構うものか」
おぉ。 今のオーバーロードっぽい!
興奮気味にモモンガさんの後に続く。
モモンガさんが握ってるのって、 ギルド武器スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン、 ですよね?
最後はギルドの証とともに……か。 とことんかっこよすぎるな。
私もギルドとか入ってみたかったけど、 あの一件でからかわれるのが嫌で殆どソロプレイしてたからなぁ。
「ニグレドの所に行っても構いませんよ?もう時間もありませんし」
「合うと別れが辛いでしょう?」
「NPCに恋しといて?プゲラ(笑)」
「モモンガさんだって、 アルベドの胸チラチラ見てたの知ってるんですからね?私たち類友ですね!」
「」
モモンガさん息してないw
元々息しないけど。
ちょっと笑えるなこれ。
「あっ!セバスさんですよ!わぁ全然変わってないですね」
「NPCですからね(笑)そうか……セバスといったか。 うん、 "付き従え"」
「彼らも?」
モモンガさんは答えてはくれなかった。
そうだ。 ここに一人残ったモモンガさんを守っていたのはギルメンや友達じゃなくNPC達。
彼らと一緒に最後を迎えたい気持ちはよくわかった。 ますます私がいていい空気じゃなくなって参りましたな!でもいる。
王座の間について驚き。
タブラさん自慢のNPC、 アルベドが所持していたのはエロ……じゃなくてワールドアイテムだ!
「最後の最後までタブラさんは……」
「実にタブラ様らしいですね」
「そうだった。 こいつタブラ教信者だった」
「ニグレドさんのお父様ですから」
「どや顔なんていつの間にDLしたんですか。 非常に腹が立ちます」
画面の右上でカウントダウンが始まっているが、 気にせずしゃべる。 そうすることをモモンガさんが臨んでいた気がしたから。
「それでですね……」
「アルベドの設定ってこんなに長かったんですか!?初めて知りました」
「この最後の部分だけがタブラ様を受け入れられなかったんです……」
「ちなみにビッチである…」
「最後ですし、 ただしいい子である、 とかに変えてしまいたい……」
「それだと字数が……あっ」
モモンガさんはなにか思いついたのか、 スタッズの効果を使ってちなみにビッチであるの部分を削除し、 新しく……
「ん?」
「これでどうでしょう?」
「……いいと思います。 きちんと責任とってあげてくださいね」
「これで私たち二人共結婚したら兄弟になれますね(笑)」
「いいですねー素敵です!」
チッ、 チッ、 と頭の片隅に聞こえてくる音を忘れたくて深夜テンションのまま二人で笑い合う。
冷静に考えればナシだろうって分かっただろうけど、 私たちは疲れていた。
モモンガさんがNPCに『ひれ伏せ』とコマンドを出すと皆一斉に跪いた。
モモンガさんはギルメンの名前が刻まれた旗を一つ一つ読み上げていた。 私も黙ってそれを聞いた。
そしてついに運命の時を迎える。
「「楽しかったなぁユグドラシル」」
自然とセリフがかぶり薄く笑って…私のデフォ顔のまま目を閉じた。
つもりだったが、 頭の中ではまだチッ、 チッと音がする。 どういうことかと声をあげようとすると聞き覚えのない女性の声がして目を開けた。
次回(嘘)予告!
「昆布なんてアインズ様に相応しくありません!」
「毛髪のことでお悩みでしたら、 ポーションかペストーニャを……」
「あれ?ぶくぶく茶釜様が昆布を食べても髪は生えてこない、 って言ってたような?ねぇマーレ」
「う、 うん。 言ってたよねお姉ちゃん」
「ゴメイレイトアラバソクザニコンブヲキッテミセマス」
どうなる昆布!
どうするアインズ!