徒然なるままの短編集   作:タナショー

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仕事の方が少し落ち着いたので、リハビリを兼ねての短編を投稿しました。

あくまで単発ネタなので、続きを書くかは本人にもわかっていません。


○○○○のモンスターが冒険者をするのは間違っているだろうか

迷宮都市 オラリオ。

 

 

世界で唯一“迷宮”が存在するこの都市には様々な存在が集まる。

ヒューマン・エルフ・ドワーフや獣人、果ては天界より降り立った神々までも。

皆、夢とロマンを日々追い求めている。

 

 

 

そんなオラリオに俺が訪れ、冒険者となってから早6年、今日も元気にダンジョンで冒険しているのだった。

 

 

 

 

 

********************

 

 

 

 

 

 

 

(メドル)ほどの体長の人型モンスター“ホブ・ゴブリン”の群れに相方と突撃していく。

レベルとステータスの関係上先行していた相方が、手近のホブ・ゴブリンを一撃で切り捨てる。

動きを一瞬止めた相方の上を飛び越え(・・・・)、俺はさらに迫ってくる数体のホブ・ゴブリンへ“はげしい炎”を吐き出す。

炎に包まれて瀕死になったホブ・ゴブリンたちを相方がまとめて一太刀で仕留める。

 

接敵してすぐに仲間が数体倒されたからか、動揺をみせるホブ・ゴブリンたちを飛び越える。

群れのど真ん中に降り立つと、その場で回転しながら“はげしい炎”を繰り出してダメージを与えると同時に注意を引き付ける。

目論み通り俺に注意が集まったところで、相方が剣閃をきらめかせながらさらに数体を葬りつつ、合流。

そのままホブ・ゴブリンを切り裂く相方の背中に付き、俺は力のステータスを補強する(・・・・・・・・・・)スキル、“たたかいのふえ”を発動。

その効力を受けた相方の剣がさらに冴えわたり、戦闘は殲滅に変わっていった。

 

 

 

 

 

周りにエネミーがいなくなったのを確認して、俺は警戒を解く。

レベル差があるからそこまで苦労するような相手じゃないんだけど、さすがにあの量は面倒だったな。

「・・・それに今の数はちょっとおかしかった」

・・・確かにな。ホブ・ゴブリンの群れなんて多くても9~10体がいいところなのに、今のは3倍以上はいたからな。

まぁ、ここで考え込んでも仕方ないしそろそろキャンプに戻るぞ。

これ以上遅くなるとまたお母さんに怒られるからな。

「・・・そうだね、行こう≪ドラム≫」

全力で行くから遅れないようにしろよ、≪アイズ≫?

「・・・それはこっちのセリフ。・・・遅れたらおいていくから」

 

 

 

 

金色の髪をなびかせて疾走する【剣姫】≪アイズ・ヴァレンシュタイン≫の隣を翼を翻しながら飛ぶオレンジ色の球体。

<ロキ・ファミリア>所属するオラリオで唯一の冒険者をするモンスター(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)、【軟珠竜(ドラ

 

ゴンボール)】の二つ名を持ったレベル4の冒険者。

 

 

“ドラゴスライム”のドラム、それが今の俺だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ドラクエのモンスターが冒険者をするのは間違っているだろうか】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S. キャンプに戻ったらアイズと二人してお母さん(リヴェリア)にめちゃくちゃ怒られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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