Moon Knights IS〈インフィニット・ストラトス〉 作:アマゾンズ
怒りと憎しみを忘れない為に思い出を振り返る。
以上
ブラスター化を果たしたブレード、Dボゥイは肉体の組織崩壊を克服し、死から解放された。そして今、メディカルルームにてミユキが診断を受けていた。
「チーフ、ミユキは!?ミユキの容態は!」
「・・・・」
「どうしたんだ!?黙っていないで何か言ってくれ!」
「お兄ちゃん!」
Dボゥイがフリーマンに詰め寄ろうとした瞬間、扉が開くと同時にミユキは兄であるDボゥイに飛びついた。
「ミユキ!?お前!ミユキ、ミユキ治ったのか・・・!?ミユキッ!」
「見ての通りだ、奇跡と言っていいだろうな」
「お兄ちゃん・・・お兄ちゃんっ!」
「ミユキッ・・・!」
ラダムに捉えられ、テッカマンとなりながらも心を失わなかった二人の兄妹は生き延び、抱き合っている。それを見たスペースナイツのメンバー達は喜びと感動を隠せなかった。
「おいおい、人が悪いぜ?チーフ!」
「Dボゥイ、よかった」
「組織崩壊を考えれば間一髪の所だった。ほんの僅かでも再フォーマットによる再生が不完全だったのなら命は無かっただろう」
「じゃあ、ミユキは本当に!」
「ええ、ドクターのお墨付きです。ミユキさんはテックシステムのダメージを完全に克服したんです!」
笑顔のままのミリーの言葉にアキも自分の事のように笑顔になる。大きな絶望の中でほんの僅かな光を消える事がなかったのだから。
「おめでとう!Dボゥイ、良かったわね!」
「ああ、ミユキ・・・みんな、ありがとう」
だが、メンバーの中に一人だけ欠けている人物が居ることにミユキが気づいた。
「あの、ラウラさんは?」
「そうだ、ラウラは何処にいるんだ?」
ラウラの話題が上がった同時にミリーの表情が暗くなってしまった。その様子を見たフリーマンがあえて答えた。
「彼女は今、集中治療室だ。みんな来てくれ」
全員が集中治療室の患者を見ることの出来る部屋に着くと同時に、ラウラの姿を見て目を見開いた。
全身に包帯が巻かれ、呼吸の為の酸素吸入装置が着けられており、点滴や心電図までもが取り付けられている。今は鎮静剤でぐっすり眠っているようだ。
「これは・・・どういうことだ?何故ラウラがこんな!」
「ラウラさん・・・」
自分達、兄妹を離れ離れにさせまいと行動する中でラウラは己自身を犠牲にしていたのだ。ラダムテッカマンとの戦いで受けた傷が開き、更には疲労困憊も重なって自立呼吸すらも弱くなっている。
「彼女は我々が思っている以上に爆発的な負担を持っていたようだ。それに」
「それに・・・何です?」
「いや、これは私の口から話す事ではない。今はラウラの回復を待とう」
◇
ラウラの回復を待って三日間が経過し、ラウラはようやく目を覚ました。それでも点滴を外す事は許されず横になったままであり、ラウラは天井を見つめていた。
「(レーゲンとのテックセットが問題なのか?それともこの左目が原因なのか?)」
二人を守るために戦っていたはずが、自分が二回倒れてしまった事にラウラは原因を知りたくなっていた。
一度目はテッカマンエビルとの戦いであるに対し、今回は原因が分からないままブラスターテッカマンの姿となったブレードを見届けた後に意識を失ってしまった。
「ラウラ」
「ラウラさん!」
手中治療室の内部を見ることの出来る部屋からDボゥイとミユキの二人が声をかけてきた。二人はフリーマンに頼み込み、三人だけで話がしたいと伝え見舞いに来ている。
「Dボゥイさん、ミユキ・・・」
酸素吸入装置をつけたままラウラは二人に視線を向ける。Dボゥイは申し訳なさそうにラウラを見ており、ミユキもラウラを心配している様子だ。
「すまない。お前のおかげでミユキは助かったがその代わりにお前への負担が・・・」
「ごめんなさい・・・ラウラさん」
二人の様子を見てラウラは笑みを浮かべると優しい声で言葉を紡ぎ始めた。
「良いんです。私が自分の意志で決めた事ですから気にしないで下さい、Dボゥイさん」
「それにミユキもな、やっとお兄さんと一緒にいられるようになったのだから」
ラウラの優しい言葉が今の二人にとっては罵られるよりも辛いことであった。確かに自分達二人は助かる事が出来た、しかし一人とはいえど仲間が己が身を犠牲にしてまで助けてくれていたのが二人にとって負い目となっているのだ。
「ですから・・・うぐっ!?あああああああああああっ!!」
「!ラウラ!?」
「ラウラさん!?」
突然、ラウラは左目を押さえて苦しみだした。その苦しみ方は尋常ではなく、酸素吸入装置が外れ、ベッドの上から転がり落ち床の上でのたうち回るほどだ。
「が、ああああっ!」
その様子をドクターから聞きつけたフリーマンがDボゥイとミユキの居る部屋へと駆け込み、指示を出した。
「鎮静剤の投与を急げ!」
のたうち回っているラウラを医師が四人掛りで押さえつけ、五人目の医師がラウラに鎮静剤を注射しラウラは眠りにつくように意識を手放した。
「恐れていた事が起こったか・・・」
「どういう事なんだ!?チーフ!ラウラの身に何が起こっているんだ!?」
「説明する前にみんなを集めてくれ、そこで話す」
◇
全員がブリーフィングルームに集められ、ラウラに関する事を話すというフリーマンの言葉に全員が真剣な顔つきになる。
「ラウラ・ボーデヴィッヒ。彼女は人工的に産まれた人間であり、また我々の世界の人間ではない」
「!?それは一体・・・?」
「彼女がエビルとの戦いで倒れた際に治療と同時に身体検査を行なった結果。成長促進剤及び機械に適合させるための薬物などの反応があった。それも全て今の時代に作り出せる物ではない」
「な、なんだって!?」
「じゃあ、ラウラは別の何処からか来たってこと!?」
「それは分からない・・・だが、彼女がラダムでは無い事は私が保証する」
ノアルやレビンの言葉に皆がラウラに対する疑念が再び膨れ上がっていることを察したフリーマンはラウラが敵ではない事を強調した。
「それと、彼女がテックセットしている物に関してもテッカマンとは違う物と判明した。更に彼女が苦しんでいる原因もな」
「テッカマンとは違うだって!?」
「でも、あれは確かにテッカマンだろう?」
本田とバルザックの疑問は最もだろう。テッカマンの姿を持っていながらテッカマンではないという言葉は矛盾しているからだ。
「ラウラには悪いが彼女のクリスタルを調べた結果、彼女がテックセットしている物は進化する余地を持った機械であることが判明した。恐らくテッカマンの姿を模しているのはラウラ自身の心を反映させ進化した姿なのだろう」
フリーマンの言葉に誰もが言葉を失っている。この時代には有り得ない産まれ方や、開発できない進化する機械などを持っている事が更なる疑念の種が大きくなっている。
「ラウラを苦しめている原因、それはラダム樹から発せられる花粉だ」
「何!?」
「そんな?」
ラダム樹が時折、呼吸している時に放つ花粉のような物がラウラを苦しめていると伝えられDボゥイとミユキが反応を示した。
「恐らく、彼女の左目にある機械がラダム樹の花粉を拒絶しているのだろう。抗体が抵抗しようとして自らの肉体を自ら傷つけているのだ」
「チーフ!何とか、何とかならないんですか!?私達の為に身を犠牲にして戦ってくれてる仲間が苦しんでいるのに!」
アキの言葉にフリーマンは静かに首を横に振った。出来る事は何もないと言わんばかりに、フリーマン自身も内心は悔しさで満ちている。
「残念ながら、無い・・・今の技術ではせいぜい抵抗力を標準値に戻す事ぐらいしかな」
全員がショックを受けていたが、それを払拭する言葉が全員の耳に聞こえた。
「大丈夫です、私の事ならば気にしないでください」
「ラウラ!?」
全員が振り返ると患者用の服を着たままのラウラがブリーフィングルームに来ていた。回復はしているようで自力で歩けるようだ。
「ラダム樹の花粉が私にとって毒だとしても私は戦います!それが私の出来る事ですから!」
ラウラの決意は固く、咎めることはしなかった。本人が戦い続ける事を望み、疑念に駆られていた自分が恥ずかしくなると皆が反省するように目を伏せた。
◇
数時間後。ラウラ、Dボゥイ、アキの三人はブルーアース号を使って世界各地を飛び回っていた。ミユキの記憶からラダム樹の花が咲く時こそ全人類がテッカマンにされてしまうという事を伝えるためにだ。
三人で行動する時のためにラウラはフリーマンから渡された特別性のマスクを装着し、出来るだけラダム樹の花粉を吸わないようにしている。
「アキ、済まないが寄って欲しい所があるんだ」
「わかったわ」
Dボゥイが寄って欲しいと頼み込んだのは海に近い場所にある大きな家だった。表札にはローマ字で『AIBA』の文字がはっきりと残っている。
「まさか、この家は」
「俺の・・・家だ」
「Dボゥイさんの・・・ご自宅」
その家はラダム樹に侵されているものの大半が残っており、扉を開け中に入る。植物は枯れてしまっているが何一つ変わっていない事にDボゥイは呟く。
「昔のままだ。数年前、宇宙を目指して出発したあの日のままだ・・・」
ラウラは此処でDボゥイの家族がラダムと出会う前に住んでいたのを聞かされ、胸が苦しくなった。それはアキも一緒だろう、大切な人との思い出というものは良ければ良いほどそれを失った時の苦しみは大きい、特に家族であればなおさらだ。
「(正に、時の止まった家だ・・・この家だけが美しい思い出のまま残っているなんて皮肉すぎる)」
「アキ、ラウラ・・・ケンゴ兄さんの部屋へ行かないか?」
「ケンゴ兄さん?」
「俺の兄さんで相羽家の長男だよ、テッカマンオメガになった」
「まさか、その方がテッカマンの総司令官・・・?」
アキとラウラは疑問が浮かんできた。何故、Dボゥイは家族との思い出が詰まったこの場所に来たのかと。彼にとって家族との思い出は自らを追い込む要因にしかならない。
Dボゥイは父親のパイプを手に取ったり、飾られている時計などを見ている。楽しそうに家族の事を話すDボゥイを見てラウラは目を逸らしてしまった。
その姿を見てるだけであまりにも辛くなってきてしまった。こんな辛さは初めてであり、あまりに見ていられなかったからだ。
「Dボゥイ、もう帰りましょう。此処にいたって苦しいだけじゃない!今日の貴方はどうかしてるわ!」
「・・・・」
「二人共、一緒に来てくれ。今から行く場所は一人では寂しすぎるんだ」
「Dボゥイさん、なぜこんなにも自分を追い込むような真似を!?」
「・・・・」
Dボゥイはアキとラウラの疑問に答えず、家の傍にある一本の木の根元へ向かうとそこを素手で掘り始めた。
「何を掘り出しているの?Dボゥイ」
「埋まっているんだ、ここに・・・!十歳の時に埋めたタイムカプセルが」
「タイムカプセル?」
「二十歳になったら一緒に開けようって約束してたんだ、シンヤと二人で!」
掘り出された瓶の中には幼き日の思い出の品であるおもちゃなどが出てくる。その中で唯一、おもちゃではないものがあった。
「それは、型が古いですがマイクロレコーダーですよね?」
ラウラが指摘した通り、それはマイクロレコーダー音を録音する機械である。何故、このような物がタイムカプセルの中に入っていたのだろうか?
その疑問を解く鍵になる再生ボタンをDボゥイは静かに押した。数秒間の無音の後、その答えが返ってくる。
[推奨BGM 『Once More Again』宇宙の騎士テッカマンブレード挿入歌]
『兄さん・・・タカヤ兄さん。僕だよ、シンヤだよ』
それは幼き日の兄弟の片割れが吹き込んだ兄へのメッセージであった。それを聞いたDボゥイは驚愕し、アキとラウラは目を見開いた。
『これを聞いている兄さんはもう大人なんだね。なんか・・・それって不思議だな。兄さんも僕もどこで何をやっているのかな?』
『仲良くしてるよね?まさか、喧嘩なんかしてないよね?』
『だってケンゴ兄さんったら意地悪言うんだもん』
『「大人っていうのは難しいから変わっちゃうかもしれないよ」って・・・』
『そんなことないよね?僕たちいくつになっても変わんないよ。僕が兄さんが好きだって事は』
『だって僕達一緒に生まれた双子だもん。僕達は元々一人だったんだもん』
『僕はずーっと兄さんが大好きだよ。ケンゴ兄さんよりも、ミユキよりも、ずっとずっと・・・!』
マイクロレコーダーに録音された音声が終わり、Dボゥイの目から涙が溢れる。幼き日の思い出が家族を失った悲しみとラダムへの憎しみが溢れ出してくる。
「シンヤ・・・シンヤッ・・!シンヤッ!くうううあああああ!っうああああああああ!ぐ・・・うおおおお!」
Dボゥイは弟の名を呼んだ後、大声で叫び声を上げた。その目からは涙が溢れ出しており、頬を伝っている。土を握り締めて泣き続けている。
そんなDボゥイにどんな声をかければ良いのか分からず、アキとラウラは視線を逸らしていた。アキは静かにDボゥイへ声をかけた。
「Dボゥイ、どうして?傷つくだけだって分かりきっていたはずなのに」
「泣けるだけ・・・いいさ」
「え?」
「シンヤの事も・・・ミユキの事も・・・まだ覚えている。まだ悲しむことが出来る・・・そして、この涙を、この思い出を失わない限り・・俺はラダムを憎む!俺はラダムと戦える!」
アキとラウラはDボゥイからの言葉で何故、この家に来たかを理解した。自らを苦しめるためではなく家族を引き裂いた元凶を忘れない為に来たのだと。
彼は一度目のブラスター化で記憶の混乱を起こし、ラダムへの怒りを忘れる事を恐れている。それと同時に愛しい存在であるアキの事も忘れたくないと。
「Dボゥイさん、貴方は・・・・ラダムへの怒りと憎しみを忘れない為に・・・その為に、この家に」
ラウラが口を開き言葉を発した後、Dボゥイはタイムカプセルを埋め直していた。決意を新たに戦うために。
「っ・・・Dボゥイさん、アキさん・・・私は先にブルーアース号に戻っていますね」
「ラウラ、分かったわ」
ラウラはブルーアース号へ戻り、中へ入るとシートに腰を下ろした。ため息をつき、少しだけ自分を落ち着かせる。
「ゲホ!ゲホッ!く・・・はぁ・・・はぁ、花粉を少しだけ吸ってしまったか」
ラダム樹の花粉をほんの少しだけ吸ってしまい咳き込んだが、すぐに持ち直すと目を閉じて仮眠をとり始める。少しでも身体を休めようと考えた故だ。
◇
日が落ち、夜となって相羽家の家ではアキとDボゥイがリビングでコーヒーを飲んでいた。Dボゥイは落ち着いた様子でアキに話しかける。
「俺は今、とても素直な気持ちだ。今なら素直に言えるよ、大好きだった兄さん達をこの手で殺す・・・そんな宿命、背負いたくなかったよ」
「Dボゥイ・・・何も出来ないの・・・。Dボゥイが苦しくても、私は何も出来ず傍で見ているだけしか出来無い」
「良いんだ、アキ。傍に居てくれるだけで俺は・・・忘れたくない、アキの事・・・名前も思い出も何一つアキの事を・・・!」
Dボゥイの素直な気持ちを聞いたアキは抱きつき、Dボゥイから忘れさせまいと口づけをした。
◇
その頃、ラダム母艦ではエビルこと相羽シンヤがオメガに対して訴えかけていた。ブラスターテッカマンとなったブレードに敗北したためだ。
「兄さん、ケンゴ兄さんなら知っているよね?ブレードが新しいテッカマンになった事を!」
「新しいテッカマン!?まさか、ブレードが進化したテッカマンになったというのか!?」
「進化したテッカマン?」
進化という言葉を聞いてシンヤは驚きを隠せない、ブレードを越えたと思っていたが更なる先にブレードが先に到達していた事を知ったからだ。
「そうだ、テッカマンの現在の姿は完成体ではなく・・・進化の一形態に過ぎんのだ」
「それじゃ、俺もそれになることが出来るんだね?」
「うむ・・・」
「その方法を教えてくれ!兄さん!!」
「それは出来ん・・・!」
「どうして?兄さん!」
シンヤは進化する事に固執しており、ブレードを倒す事こそが彼の最大の目的であるからだ、だからこそ互角の力を身に付けたいのだ。
「落ち着けシンヤ、進化したテッカマンになるには凄まじい程の体力と精神力が必要だ。例えブラスター化に成功したとしてもお前の寿命を確実に縮めるのだ。それに戦わずともブレードはやがて朽ち果てる」
「だったら尚更だ!生きている間にブレード倒したいんだ!!ブレードが進化したのなら俺も同じく!ケンゴ兄さんは俺がタカヤより劣ると言いたいんだね!?」
「違う!!」
「だったら挑戦させてくれ!例え1パーセントの可能性でも構わない!タカヤをこの手で倒せるのであれば!!」
「ならぬと言ったら、ならんのだ!!!」
「どうして!!!?どうしてなんだ!!兄さん!!」
「許せ、シンヤ!」
テッカマンとはいえど元は家族であるため、オメガはエビルを死なせまいとラダムのカプセルの中へシンヤを閉じ込めた。
「兄さん!お願いだ!ケンゴ兄さん!!俺からタカヤを取らないでくれ!!兄さああああああん!!」
オメガの目の前に残ったのはエビルのテッククリスタルだけだ。事実上の謹慎であり、戦う事を許されなくなってしまったのだ。
「ケンゴ兄さん!出してくれ!俺は死んでも構わない!このままタカヤに勝てずに終わるのはもう嫌だ!!ケンゴ兄さん!聞いてくれ!兄さあああああん!!」
シンヤの訴えにオメガは耳を貸さなかった。どんなに訴えてもシンヤを死なせまいとするオメガは放置している。
「出してくれ・・・出してくれよ兄さん・・・俺は戦いたいんだ!ブレードが生きているうちに!!」
「その言葉、本心からのものですね?エビル様」
「!フォンか!?」
エビルの前に現れたのはオメガの護衛をしているテッカマンソードことフォン・リーであった。彼女は彼にブラスター化の処置を施すために来たのだ。
「エビル様はクリスタルの中へ、他の処置は私が致します」
「ああ」
シンヤは自らのクリスタルフィールドの中へと入り、ブラスター化の処置が始まった。多少の痛みを堪えた後、シンヤの表情は何処か穏やかだ。
「タカヤ兄さん・・・待っててよ。俺が進化するその時まで・・・フフフ」
これにより別世界から来たラウラにとって、最大にして最強の相手であり倒すべき相手が現れる。仮面舞踏会も終焉へと向かっていた。
ラウラが倒すべき相手が現れ、ラウラ自身もこの戦いで
Dボゥイの悲しみを僅かでもラウラが背負います。
あかほりさん、やっぱりすげえ・・・テッカマンブレードを使うのがあまりに難しいと感じている作者でした。
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進化したエビルとブレード、その戦いに割って入ろうとするレイピアとレーゲン。
ブレードが僅かな間、戦う事が出来なくなった時、レーゲンがブラスター化を果たす。
互いに命をかけた一撃を放ち、生き残るのは赤き悪魔か、黒き雨か。
次回、ルート最終
『マスカレード』
仮面の下の涙を拭え