劇場版ドラゴンボールZー未来超決戦!ピンクでやわくてヤバイ奴!!ー 作:ふぁみゆ
「絶対に勝てない…」
ハッタリなのかと思い、トランクスの心を読む界王神…
だが
(は、ハッタリじゃない!本当に、僕に勝てる自信があるんだ…)
たらりと汗をかく界王神
トランクスはただ界王神を見つめる
(ま、まさか…僕は界王神なんだ。負けるはずがない!)
ピッ!
界王神は超能力を使い、トランクスを金縛りにかける
(手応えあった!今だ!)
先ほどと同じようにトランクスに跳びかかり、動けないトランクスを攻撃しようとするが…
「はぁっ!!」
トランクスはただの気合で金縛りから抜けだした
そして
ガシッ!
そのまま自分に突き出された拳を片手で受け止める。
「なっ!?」
一切動じずに受け止められたことに驚きを隠せない界王神
「ふんっ!!」
ドカァーン!
トランクスはそのまま界王神に向かって頭突きをかました。
頭突きを受けて遠くまで吹き飛ばされる界王神
「ぐっ、ぐぅっ!」
痛みをこらえて空中で必死にブレーキをかける。だが…
「こっちだ」
「はっ!!」
すでにトランクスは界王神の後ろに回り込んでいた
そして、界王神の胸に向かってつきだした掌から
ポッピィィィ!!
気功派を発射
至近距離で打ち出された気弾は界王神を地面にまで運んでいく
ドォォォォォン!!
そして、界王神ごと地面に激突した
「はぁ、はぁ……う、うぐっ」
シュタッ…
地面に着地したトランクスは界王神の様子を確認する。
「トランクス!トランクス!」
そこへ、ライスが心配そうに駆け寄ってきた
「大丈夫、もう終わったよ」
超サイヤ人への変身を解除しいつもの優しい笑顔で迎えた
「かっ、界王神様!貴様!なんてことを」
怒りの矛先を向けるキビトを静止する。
「すみません、とても話を聞いてくれる状態では無かったので…でも、聞いてください。ここにいるライスに殺しや破壊をしようという意思はありません。この子が邪悪な魔神だと言うのは誤解なんです」
未だ警戒を強めるキビトだが
界王神はゆっくりと起き上がるとトランクスの言葉に耳を傾ける
「どういう…ことなんですか?…あなたとその魔人の間になにがあったのですか?…」
「界王神様!ご無事ですか!?」
「えぇ、トランクスさんがてをぬいてくれたようです…しかし、下界にこんな戦士がいたとは…」
キビトは界王神の治療を開始する。
そして、トランクスはこれまでの経緯を説明した。
地球に落ちてきた時こそ周りに被害を与えたがその後は子供のように純粋で破壊とは無縁な活動を続けていたこと、地球の世俗に何の問題もなく馴染んでいたことを…
「確かに、この子はとてつもないパワーを秘めてはいます。しかし、その力を悪用しようとはしません。力の使い方を間違えないのであればいくら元の魔人が恐ろしい存在だったとしても問題ないのでは?」
話を聞いて少し考え始める界王神。治療は終わったらしく、戦闘の傷跡は無くなっていた
「分かりました。あなたがそこまで言うのであればそこにいるライスさんのことはあなたに任せましょう。悪さをしないものを退治してしまっては、界王神の沽券にも関わりますから」
トランクスは界王神に頭を下げる
「寛大な処置を、ありがとうございます!」
だが、界王神の話は終わらなかった
「しかし、そうなると疑問が出てきますね…そこにいるライスさんが地球にいる間も、魔神による惑星破壊は続いていました…」
「!?なんだって!?」
「キ?」
地球にいる間、ライスが宇宙へ上がったことなど一度もない。
その期間に他の惑星を破壊することなど不可能だ
「しかし、破壊活動をしていたのは魔人ブウの欠片から生まれた魔人であるのは間違いありません…惑星が消えたあとにはピンク色の魔人の姿がいつもありました…だとすると………!!まさか!?」
界王神表情がみるみる青ざめる
事情を飲み込めたトランクスもまた気を引き締める
その時だった……
ゴゴゴゴゴゴゴ…
その存在は空からゆっくりと落下してきた
「あ、あぁぁ!?」
界王神のが恐怖のあまりに後退りする
「!、と、トランクス!…ライス、怖い︙」
ライスもその姿を見ると怯えるようにトランクスに擦り寄ってくる
そして、振り返ったトランクスも全てを悟った…
「欠片から生まれた魔人は……二人いた!」
そこに現れたのは
ピンクの肌、黒い目に浮かぶ赤い眼光、頭は白い骨格のようなもので覆われているものの、頭上から伸びる長い触覚のようなものが二本…
「ハッハァ〜」
そして、不気味に笑う魔人だった…
そして、いよいよ最後の戦いです!
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