劇場版ドラゴンボールZー未来超決戦!ピンクでやわくてヤバイ奴!!ー   作:ふぁみゆ

7 / 10
今回は戦闘シーンということで長くなりました

ドラゴンボール映画でもバトルは一番の見せ場気合を入れて頑張りたいと思います!!

これからもよろしくお願いします!!


其の六

空からゆっくりと現れた魔人は、トランクスたちを見るとニタリと不気味な笑いを浮かべる。

 

「ど、どうしてこの場所に!?…」

 

そして、魔人が見つめるのはトランクスただ一人だ。

 

「こいつ、僕を見て…」

 

すると

 

ポォォォ…

 

魔人はその掌をトランクスに向けると気を収束させ始める

 

「これは!?」

 

バシュゥゥゥゥゥゥン!!!!

 

そして、トランクスに向かって発射される

 

魔人の手を離れた途端に気弾は巨大化し、巨大なエネルギーボールへと変化した。

エネルギーボールは地面を砕きながらまっすぐトランクスに向かってきた

 

「ぐっ!うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

トランクスは両手をつきだしてエネルギーボールを受け止めた。

 

避けることもできただろう。

しかし、トランクスの背後には街があった

界王神との戦いの中で街からは出来る限り離れたもののこのエネルギーボールが真っ直ぐ飛んでいけばその先にある街にも被害が出る。そのためトランクスは避けることができなかった。

 

「うぉぉぉっ、はぁぁぁぁぁっ!!!」

 

ギュィィィン!!

 

しかし、そのパワーは楽に止められる物では無かった。

超サイヤ人に変身してもこらえるのがやっとの状態…

 

「トランクス!」

 

バシュゥゥゥゥゥゥン!!!!

 

その拮抗状態を破ったのはライスだ

 

ガシッ!

 

トランクスと共にエネルギーボールを抑える

 

「!!、ダァァァァッ!!」

 

ライスの助けを借りてなんとかエネルギーボールをかき消すことに成功した。

 

「はぁ、はぁ…大丈夫か?ライス?」

 

「き、キィ…」

 

トランクスはそれだけで息が上がってしまっている。

 

だが、魔人の攻撃はそれだけでは終わらなかった…

 

「シャハーーッ!!」

 

ズシュゥゥゥン!!

 

間髪入れずにトランクスに突撃を仕掛けてきた

 

「ぐおぉぉっ!」

 

バキィーン!

 

勢いに押されてトランクスは大きく吹き飛ばされてしまう

 

「トランクス!!」

 

「トランクスさん!!」

 

ライスと界王神もトランクスを追った。

 

「ぐぅぅっ!」

 

なんとか空中で踏みとどまったが休む暇はない

 

「ハハァーッ!!」

 

魔人は3mほど離れた位置から手足を伸ばしてトランクスに攻撃を仕掛ける

 

シュパババババッ!!

 

なんとか攻撃をかわすも距離が離れてしまっている以上トランクスがどんなに手足を伸ばしてもパンチやキックでは反撃ができない

 

「このっ!」

 

するとトランクスは一度バックステップで距離をとってから両手を額の前で手を組んだ。

 

「魔閃光ーーッ!!」

 

両手を前につきだして、自らの師匠から教わった技を繰り出す

 

真っ直ぐに伸びる閃光は魔人を捉えた

 

「ひゃっ!?」

 

ドガァァァァァン!!

 

閃光が魔人の体に命中すると同時に巻き起こる爆発

攻撃は確実に命中している

 

「ダダダダダダダダダッ!!」

 

ババババババババババッ!!!!

 

そのまま爆発の中心地に向けて気弾を猛連射する。

 

気弾の爆発によりさらに煙幕が発生し、もはや魔人の姿はどこにも見えなくなっていた。

 

「はぁ、はぁ…やったのか?」

 

だが

 

シュルルルン!!

 

煙幕の中から魔人のピンクの腕が伸びてきた

 

「ぐわぁっ!?」

 

そのままトランクスの首をガッシリと捕まえると

 

ブゥゥン!!

 

そのまま力強く地面にたたきつけた

 

ドガァァァァァン!!

 

叩きつけられたトランクスは体に襲いかかる衝撃を必死にこらえる

 

「ぐぅっ、はぁ、はぁ…」

 

「トランクスさん!!」

 

そこへ、界王神が駆けつけた

 

「だ、大丈夫ですか?」

 

トランクスに駆け寄る界王神…

 

そして、一緒にやってきたライスは

 

「キキィィ…」

 

「シャハァァァ…」

 

魔人と対峙していた。

鋭い目で魔人を睨みつけるライス

 

「トランクス、虐めた……トランクス、悪くないのに……」

 

「シャァ?」

 

「ライス、悪い奴やっつける!!」

 

ダッ!!

 

そのままライスは魔人の懐に入ると前傾姿勢のまま強烈なラッシュを叩き込んだ

 

「シャ、シャッ!?」

 

突然の猛攻に魔人は防戦一方となってしまう。

 

「シャギャァァァッ!!」

 

しかし、魔人も負けてはいなかった。

 

ガチィッ!!

 

「ギィッ!?」

 

ライスの拳を硬い骨格のようなもので覆われた頭で受け止めると

 

バキィーン!

 

胴への回し蹴りで反撃

その力によりライスもまた大きく吹き飛ばされてしまった。

 

「なんてことだ…同じ魔人でも、か、敵わないのか!?」

 

ライスが行っても変わらない戦況に界王神は狼狽する

 

「はぁぁぁっ!!」

 

隣りにいたトランクスは再び気を練り直すと魔人の方へと飛び出した

 

「トランクスさん!?」

 

「キ、キキィ…」

 

そして、苦しそうに呻くライスの隣へと駆けつける

 

「大丈夫か、ライス?」

 

「トランクス!」

 

二人は敵である魔人を見据えた

 

「大丈夫さ!二人でやればきっと勝てる!!」

 

「キィ!!」

 

そして、二人で同時に魔人の方へと駈け出した

 

 

ーーーーーー

 

 

バキィーン!バキィーン!バキィーン!バキィーン!

 

空中で三人は激突する。トランクスとライス、二人で挑みかかっても魔人とやっと互角と言った状態だった。

 

だが…

 

「キィィィ!!」

 

ズバァァァン!!

 

「シャギャァァァッ!!!!」

 

ライスが気で形成した剣を使い、トランクスを真似た剣術で魔人の右腕を切り裂いてから状況は一辺する

 

「たぁぁぁっ!!」

 

腕を切られ怯んだ隙にトランクスが膝蹴りで顔面に重たい一撃を加える。

 

「シャッ、シャハァァ!?…」

 

さらにライスは鋭いアッパーカットで魔人を空高く打ち上げた

 

「し、シィヤァァァァッ!!」

 

空中で静止した魔人

 

二人は下から魔人を睨みつけていた

 

「シギィィィィッ!!」

 

その様子を見た魔人は怒ったように顔を歪めると掌を空に掲げる

 

「シャァァァァァァァァッ!!!!」

 

するとそこから超特大のエネルギーボールを作り出した。莫大なエネルギーの貯められたそれが地面に落ちれば地殻を突き破りこの地球が粉々に砕け散ってしまうだろう…

 

「トランクス!」

 

「あぁ、絶対にやらせるもんか!!」

 

それを防ぐには技を打ち消すしかない

 

トランクスとライスは腰の近くに持ってきた両手に気を集中させる。

 

これは過去の時代で、父、ベジータから教わった技…

そして、トランクスによりライスへも伝えられた技

 

ギュォォォン…

 

「シャァァァァァァァァッ!!!!」

 

キィィィィン!!

 

魔人が手を下へ振ると同時に落下していく球体

 

それに向けてトランクスとライスは同時に技をはなった

 

「「ギャリック砲ーーッ!!!!!!」」

 

バシュゥゥゥゥゥゥン!!!!

 

ドガォォォォォォン!!

 

空中で巨大な球体と一筋の光線が激突する

 

両者とも全力で力を込めるが両方の技の力は拮抗し、決着が着かない

 

「うおぉぉぉぉぉっ!!」

 

「キィィィ!!」

 

トランクスもライスも全力で力を込める…

このままどちらかが倒れるまで押し合いが続くのかと思われた。

 

しかし。その時

 

パァン!!

 

魔人の背中に何かが当たった

 

何かあったのかと魔人が振り返ると、そこにいたのは

 

「う、うぅ…」

 

界王神だ

 

「僕だって、全宇宙を統べる界王神なんだ!このくらい!!」

 

魔人が見せたほんの一瞬の隙、だがその一瞬が命取りとなる

 

「今だ!!」

 

その瞬間にギャリック砲がボールを完全に押し返した

 

「!?」

 

気づいた時にはすでに遅く巨大な光が魔人を飲み込んだ

 

「シャ、シャギィヤァァァァァァァァァッ!!!!」

 

大きな光に包まれ魔人は光の中へと飲み込まれて言った…

 

ズゥゥゥゥゥン……

 

「はぁ、はぁ…」

 

トランクスとライスは魔人が完全に消え去ったことを確認する

 

「これで、終わったんだな…」

 

そこへ、界王神が降りてきた

 

「やりましたね!二人共」

 

「ありがとうございました。界王神様のおかげです」

 

「いえ、僕の方こそあなたがいなければ何もできなかったでしょう。本当に、ありがとうございました」

 

そして、ライスは消えた魔人の方へと静かに歩いて行く

 

それはまるで死んでしまった魔人を悼むかのようだった…晴れない表情で何もない虚空を見つめる…

 

「ライス?…そうか、あいつも元々はお前と同じ存在だったんだ。出会い方が違えば友達になれたかもしれないのにな…」

 

トランクスもまた魔人を見て母の言葉を思い出していた

 

(力があるから悪いんじゃない…あの力の使い方を間違えなければあいつだって……)

 

 

 

 

しかしその時だった!

 

 

バッ!

 

切断されて落ちていた魔人の右腕がライスに襲いかかった

 

「キィ!キキャッ!?」

 

「!?、ライス!!」

 

右腕はライスの首を掴むとドロドロと形を変えながらライスの体全身を包み込んでいく

 

「トランクス!トランクスッ!!」

 

苦しそうにもがくライスはピンクの泥に包まれてしまうまで必死に手を伸ばしトランクスに助けを求めていた

 

「ライス!ライスーッ!!」

 

トランクスの叫び声も虚しくライスを完全に覆った泥は粘土のように形を変化させていった

 

「あ、あぁっ!そんな!?」

 

慌てる界王神の視線の先には

 

より鋭く尖った骨格上のパーツに覆われた

より人間らしくなった顔

より逞しくなった全身の筋肉

より恐ろしくなった薄暗いピンクの肌を持った

 

進化した姿を持つ魔神の姿だった…

 

先ほど倒したはずの魔人がより強くなりトランクスと海王神の前に立ちふさがる

 

魔人はトランクスの姿を見てニヤリと笑うと

 

「お前…殺す……」

 

はっきりと言葉を話した




映画ボスがさらに進化する

まぁ、お約束ですよね?(クウラ、ブロリー、ジャネンバを見ながら)

今回は魔人ブウの吸収に目をつけてみましたがいかがだったでしょうか?

バトルシーンはちゃんと伝わったかも不安ですね。戦闘描写が思ったより難しくてビビりました…次も気合を入れて書かないとな…
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