問題児たち+チート野郎が異世界から来るそうですよ? 作:天龍神龍神
「これは、規格外だよ〜」
ぽりぽりと頬をかく龍神。
「うぅ~ぅ。酷いです…ひどすぎます。うわぁーぁあ」
「帝釈天はあんなんだけど、よくあるじゃん。好きな子にはイタズラしたくなって、悪戯をして振向いて貰いたい、目立ちたいって気持ち。確かに、君にイヤラシイ眼差しを向けてる輩も居るけどそんなんは、僕がコテンパンにして後悔させてあげるからそんな泣かないで」
「うぅぅー、ヒッグ。本当ですがぁ?嘘じゃありまぜんがぁ、信じまずよぉ~」
「ほらほら、これで涙吹いてあげる。それとほら鼻水出てるからこれでふきなよ。何時までも泣いてたら、折角の可愛い顔が台無しだよ?それと僕は余り嘘は言わないようにしてるんだ」
龍神はギフトを使ってハンカチとティッシュを創り、黒ウサギに渡した。
「ありがどうごさいまずぅ~」
「いいよー。さて、そろそろここに長居は黒ウサちゃんが湯冷めして風邪引いちゃうからね…これ羽織って。ちょっと我慢しててね。……よっこいしょ」
龍神は自分の羽織っていた羽織を黒ウサギの肩にかけ、まだ少しばかり泣いている黒ウサギをお姫様抱っこして本拠地内に入っていった。
「ここが黒ウサちゃんの私室でいいのかな?」
「ハイです。そ、そのぅ…そろそろお…おろしてい…いただけないでしょうか?///」
「うぅん?あ、あぁそうだね。はいどうぞ。僕はこれで失礼するよ。その羽織は洗って返してくれればいいから…お休み」
「ありがどうございます///お、お休みなさい///」
そう言って黒ウサギの私室を出て行った龍神は自室に戻り、明日の予定を立てることにした。
「もう、こんな時間か…」
何をしていたわけでもなくただぼーっとして居るだけで時間の経過を忘れてしまっていた。
「風呂にでも入るか…」
大浴場に入り1時間が経った。
風呂から出て広間で1人くつろいでいたら、リリが起きてきた。
「やぁ、リリ。朝早いんだね」
「おはようごさいます、龍神様」
「様は要らないよ。龍神でいい。それと、僕、夜まで帰って来ないから皆に伝えといて」
「えっ?皆様と一緒にギフトゲームに行くのではないのですか?」
「行かない。他に行かないといけない所があるから」
「何方に行かれるのですか?」
「それは内緒…大丈夫だよ〜、ちゃんと帰って来るから。皆に伝えといて。僕はこれから行くから」
と言って、広間から出て行った。
昨日潜った外門の前に居る。
朝早い所為か人が全くと言っていいほどいない。
「帝釈天、居るんだろでてこい」
「ばれておったか…まぁ良い。さていこうか」
と言って最上層にテレポートした。
「懐かしいなー。さて、行きますか」
しばらく歩いていたら人機は目立つ大きな門が聳えたっていた。
「止まれ‼ここから先には通れんぞ!」
「五月蝿い…退け」
鋭い眼つきとドスの効いた声で呟いた。
「ダメじゃろうに…。喧嘩しに来たのでわなく帰ってきたのじゃから…」
やれやれと言った感じに帝釈天は首を左右にふっていた。
そのとに門の向こう側から少女の声が聞こえた。
「あっ‼お兄ちゃん、どうしてここに居るの⁇そもそも、お兄ちゃんは、外界に行くって言って急に消えたのに…どうして今頃戻って来たの?」
「やぁ、高嶺。いやぁ、他の世界で暇にしてたらねこの世界に呼ばれたんだよ。アハハァ」
「高嶺様‼」と言って門番の2人は立膝をついて忠誠の証をとっていた。
「一つ伺ってもよろしいでしょうか?」
「なぁにぃ〜?」
「此奴は何者ですか?」
「私のお兄ちゃんだけど?それと、このコミュニティを立ち上げ今行方不明中のコミュニティリーダーだけど?」
「そうなのですか…」
複雑といった顔で龍神と高嶺を交互に見ていた。
「まだ、僕の地位は有るんだね?」
「えぇ、そうよ。それが何か?」
「何にも、帰れる家が有って良かったよ~」
何も無いかのやり取りで門番2人がついて行けて居なかった。
その後はコミュニティ、ゴッド・ノーズの神殿に移動し緊急の会議が行われる為に傘下全てのコミュニティリーダーに招集をかけた。
「何人か知らない顔が居るね…」
「そらそうだよ。新しい世代になったりしてるかね」
「それだけお主がここに居なかったということじゃ」
ここに帝釈天が居るのに誰も動じないあたりやっぱり、最強というのは伊達では無いのだろう。
これがもしノーネームなら勝負を挑もうとするだろう。
その差はやっぱり大きな物があるだろう。
誤字脱字、感想待ってます。
では、次回また会いましょう(・ω・)ノ