魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

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マミさんとセリアさん仲直り?&シャルロッテ戦です。ハッピーな結末にさせて頂きます。


第17話 冷たくみえた優しいプリンセス

「よ、お待たせ。二人とも・・・。」

 

 

 

明らかに、テンションが、低い、美樹さやか。

 

 

「あれ?上条君に、会えなかったの?」

 

 

「うん・・・。セリアもゴメン。だいぶ待ったでしょ?」

 

 

「いいえ、気にしないで。ところで、上条君って?」

 

 

「あー・・・。あたしのおさなじみなんだ。うちらと同じクラスだよ。」

 

 

「そうなの。学校で会えるのが楽しみね。」

 

 

「あいつも、きっと楽しみにしてるはずだよ。・・・まどか?どうしたの?」

 

 

 

 

 

上条君とやらの雑談に、すっかり、鹿目さんのことを忘れていた。

 

 

 

 

「あそこ・・・。何か、刺さって・・・。」

 

 

視力を底上げして、鹿目さんの指差す方向を見た。

 

 

 

「あれは・・・。」

 

 

黒い宝石のようなものが、鈍く光っている。

 

 

「グリーフシード!?」

 

 

「どうしてこんなところに!?」

 

 

 

 

インキュベーターのせいか。

 

 

 

「このサイズは、不味いわ。二人とも、暁美さんか、巴さんのことを呼んできて。最善は尽くすつもり。だから、呼んできて。」

 

 

「「わかった!」」

 

 

 

二人がいなくなったのを、確認し、叫んだ。

 

 

 

「インキュベーター!出てきなさい!」

 

 

「呼んだかい?」

 

 

「これは、どういうつもり?」

 

 

「誤解しないでもらいたいんだが、これは、全くの偶然だ。大体、君は、分かっているんだろう?使用済みのグリーフシードは、すぐに、分解されるんだから。」

 

 

「よく生意気な口が聞けるわね。私の願いを叶えなかった癖に。」

 

 

 

キィィン‼

 

 

 

結界が完成し、私は、取り込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*********************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・マミ?」

 

 

 

「・・・大丈夫。」

 

 

 

 

 

鹿目さんと美樹さんが、私達のことを、呼びに来た。星伽さんが、一人で魔女の元にいるから、助けて欲しい、と。キュウべえに、状況を確認したけれど、正直、星伽さんに、援護は、必要ないはず、でも、万が一と言うこともある。暁美さんと共に病院前の魔女の元へ向かった。この魔女で、私は、死ぬのかもしれない、でも、今は信用できる、仲間がいる。

 

 

 

 

「行きましょう。」

 

 

「ええ。」

 

だから、自信を持って、魔女の結界に、入り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、暁美さん。私、あなたと、仲間になれて、とっても嬉しかったわ。・・・私、昔、酷い事故にあってね、両親を亡くしたの。キュウべえと、出会わなければ、私、事故で死んでいたかも知れないの。それで、私は、一人ぼっちだったの。」

 

 

 

「マミ・・・。」

 

 

「だからね、私、あなたと仲間になれて本当に、よかったわ。」

 

 

恥ずかしくて、後ろをみれないけど、この子なら、分かってくれる。私のことを、助けてくれたもの。

 

 

 

「・・・私もよ。マミ。」

 

 

 

ほんの少し、照れくさそうに返してくれた。

 

 

(マミ!グリーフシードが、動き始めた!急いで!)

 

 

「オッケー‼暁美さん!行くわよ!」

 

 

「ええ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、なにも怖くない。

 

 

 

恐れるものもない。

 

 

 

ここには、信用できる、《仲間》がいる。

 

 

 

 

私、一人ぼっちじゃない!

 

 

 

 

 

 

二人で、最後の扉を抜けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「げほっ!げほっ!・・・何でお菓子なのよ。しかも、チョコレートまで有るなんて!げほっ!」

 

 

 

・・・そうだった、星伽さん、カカオアレルギーだったわ。

 

 

「星伽さん!」

 

 

「うぅ・・・巴さん・・・。助かった・・・。げふんッ!」

 

 

 

「・・・星伽セリア、咳が酷そうね。」

 

 

「わかってるなら、話しかけないで。げほっ!死んじゃうかもしれないでしょ。げほっ!」

 

 

アレルギー反応が、酷いようで、真っ白な肌が、日焼けしたみたいに、真っ赤になっていた。

 

 

 

キュルルンッ

 

 

 

変身して、マフラーで、顔を覆った。

 

 

 

 

ボフンッ!

 

 

グリーフシードが、孵化したようだ。

 

 

 

「お菓子の魔女。」

 

 

ぼそっと、星伽さんが呟いた。

 

 

 

「折角のところ悪いけど、一気に決めさせて・・・もらうわよ‼」

 

 

星伽さんのためにも、速くやっつけなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

ドンッ。

 

 

 

 

 

弾を、一発、頭部に、撃ち込んだ。そして、拘束し、大砲を造り上げる。

 

 

 

 

 

「ッ!待ちなさい!巴マミ!」

 

 

 

セリアさんが、止める。

 

 

 

もう、迷わない。

 

 

「ティロ・フィナーレ‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女の姿が変わって、私に向かってくる。

 

 

 

 

 

 

ぐわっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女が、大きく口を開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、いうこと、だったんだ・・・。調子に乗ったから・・・。ごめんなさい。暁美さん。あなたの忠告、すっかり忘れていたわ・・・。私、死んじゃうのね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コォン・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、世話がかかる子。でも、嫌いじゃないわよ。数多の魔法少女を見てきたけど、貴女みたいな、他人に尽くせる子、嫌いじゃないわよ。」

 

 

 

 

 

 

しゃらん・・・

 

 

 

 

 

 

 

ズシン。

 

 

 

 

 

「やっぱり、魔法は、無限大ね。いくらでも、習得出来るわ。」

 

 

 

 

 

私・・・生きてる・・・?

 

 

 

 

 

「ねぇ、巴さん。私のこと、怖いかしら。でも、それを非難したりしないわ、私は。」

 

 

 

 

確かな、優しさが感じる。

 

 

 

 

「《水銀の天の川(メルクーリオ・ミルキーウェイ)》。」

 

 

 

 

 

 

 

指揮棒を、掲げ、無数の水晶を造り上げる。

 

 

 

 

 

 

 

「《水銀の月(メルクーリオ・セレーネー)》。」

 

 

 

幻の月が浮かぶ。

 

 

 

 

「発動。」

 

 

 

 

 

 

 

 

水晶が、魔女の口から体内ヘ、入り込み、幻の月が、魔女を行動不能にする。

 

 

 

 

 

内側から何度も何度も、爆破され、魔女が破れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かちゃん

 

 

 

 

 

ティーカップが落ちてきて、キャッチしそこねて、落としてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、そんなことより、気になることが、あった。

 

 

 

 

私のことが、嫌いじゃない。

 

 

 

 

星伽さんは、そう言った。

 

 

 

 

 

 

 

キィン

 

 

 

 

グリーフシードが、地面に突き刺さった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・それじゃあ、改めて、自己紹介ね。初めまして。私は、星伽セリア。アメリカ育ちの魔法少女です。よろしくね!」

 

 

 

輝くような笑顔は、初めて出会った時よりも、とっても可愛らしくて、自然な笑顔で、《水銀の姫》という、二つ名がある、魔法少女のようだった。彼女は本当は、とても優しい、魔法少女だって、感じることができた。彼女は、信用できる。そう、感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬だけ、見えた、星伽さんの衣装は、純白のドレスで、まさしく、《水銀の姫》のようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、あおいちごです。

キャラ設定▼

・巴マミ
セリアのことを、苦手としていたが、ようやく、信用できるようになった。
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