魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

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どうも、あおいちごです。テストが、明後日でぇす・・・。頑張ろ。

更新を待っている皆様のために!


・・・超グダグダです。


第3章 ダマシアイ
第36話 変わらない日々


 

 

 

 

 

チュンチュン・・・

 

 

 

「ん・・・。」

 

 

 

小鳥の涼やかな歌声で、目を覚ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから、百年。

 

 

 

「・・・何やってんだろ・・・私。」

 

 

 

 

契約時のままの未成熟な体。

 

 

 

本来なら、もう死んでいてもおかしくない年齢なのに。

 

 

 

今だに、叶わない願い。

 

 

 

「・・・嘘つき。何でも叶うって、言ったくせに。」

 

 

鏡だらけの部屋で、鏡に映った偽りの私に向かって呟く。

 

 

我ながら、幼い顔つきだと思う。それも当然か。だって、私は成長しないから。

 

 

 

 

 

純白の寝間着の銀色のリボンをほどき、脱ぎ落とす。そして、見滝原中の制服のブラウスを身につけ、膝まで隠れる長いスカートを履く。いつものように、ソウルジェムが入っている、銀色のリボンの付いた純白の小箱を、一時的に制服のスカートに留めておく。ソウルジェムが、100メートル離れたら、体が動かなくなるし。

 

 

 

 

そのまま、櫛で膝まである長い水色と銀色の長髪をとかす。

 

 

 

 

 

「やあ、セリア。調子はどうだい?」

 

 

 

まったく何でこう、タイミングが悪いかな。

 

 

 

「忙しいの。消えなさい。」

 

 

窓際にいるであろう、インキュベーターに見向きもせずに、対応する。

 

 

「そうもいかないんだよね。君にとっても、重要な話だと、僕は思うからね。」

 

 

 

無表情のまま、鏡に映った私を見つめる。

 

 

 

「あ、そう。なら、今すぐ用件を言いなさい。」

 

 

「・・・。」

 

 

「何?不満なの?感情なんてない筈なのに?ねぇ、インキュベーター?」

 

 

「いや、君のそんな対応を見たのは、久しぶりだなと思ってね。普段なら、有無を言わせずに僕らを追い返す筈なのに。」

 

 

 

 

「・・・ほざけ。大方、誰か私の知り合いと、契約したことを伝えに来たんでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

あーもう!上手く髪の毛がとかせないし!

 

 

イライラするなぁ!

 

 

 

 

 

「まぁね。相変わらず、君は勘がいい。」

 

 

 

「チッ・・・茶番は良いから、さっさっと言えよ。」

 

 

 

 

あら、いけない。暴言吐いちゃった☆後悔してないけど。

 

 

 

「やれやれ。美樹さやかが、契約してくれたよ。」

 

 

 

やっぱりね。

 

 

 

「ふーん。あ、そうだ。貴方に言わないといけないことがあったわ。」

 

 

「なんだい?」

 

 

 

 

うわ、ムカつく。尻尾を軽く、くねらせたくらいにして。しかも、軽く首をかしげたくらいにして。

 

 

 

「そろそろ、ほむらちゃん達魔法少女が、私の事を調べ始める頃だから。私について、何か聞いてきても、何も答えないでね?絶対よ。魔法少女歴百年の契約者なんだから、これくらいは、聞いてもらわないと。」

 

 

「分かった。」

 

 

「それじゃ、帰ってくれる?用も済んだだろうし。」

 

 

 

 

丁度良く、髪も結び終わったし、そろそろお弁当用意しますか。

 

 

 

 

「分かった。それじゃあ、またね。セリア。」

 

 

 

 

 

そう言って、白い悪魔は、消えた。

 

 

 

 

 

 

ふと、鏡を見て気づいた。

 

 

 

 

「リボン、しなきゃ。」

 

 

 

シュル

 

 

 

キュ

 

 

 

「これで良しっと。」

 

 

 

純白のリボンを結び付けて、笑った。

 

 

 

 

 

 

ぎこちない笑顔。

 

 

 

 

ダメダメ。笑っていなきゃ。

 

 

 

 

そう思って、頬っぺたを無理矢理動かす。

 

 

 

 

でも、やっぱりぎこちなくて。

 

 

 

 

どこか、おかしかった。

 

 

 

 

 

「駄目だって・・・。私・・・皆の・・・為に・・・笑っていなきゃ、駄目なの・・・。」

 

 

 

 

 

白い肌を、無理矢理つねって笑わそうとする。

 

 

 

 

「あはは・・・。バッカ見たい。うふふ・・・何にも出来ないなんて。」

 

 

 

 

嗚呼、つねりすぎて血が出ちゃったや。

 

 

 

嗚呼、痛い。でも、この痛さは、これが現実だって、教えてくれる。

 

 

 

 

ポウ・・・

 

 

 

 

魔力で、止血だけしておく。傷を、治すことは出来ないから。私には、治癒魔法は出来ないから。

 

 

 

 

 

 

スゥ・・・

 

 

 

 

あっという間に傷口が見えなくなった。

 

 

 

 

 

・・・こういうとき、魔法少女の体は便利だ。幾ら傷つけても、直ぐに治ってしまうから。

 

 

 

もし、こんな便利な体じゃなかったら、とっくの昔に傷だらけになっていたはずだから。

 

 

 

 

 

 

 

それは、少し悲しくて。まるで、私がこの世界の人間じゃないみたいで。

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

少し、怖かった。自分自身が、信じられないような気がして。

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かが、私の事を嗤った声がしたような、そんな気がした。

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

 

 

《放課後》

 

 

 

 

私は、美樹さんに声を掛けられていた。

 

 

 

 

 

「セーリアっ!夏祭り、行ってみない?」

 

 

 

「な、夏祭り・・・ですか?」

 

 

「そうそう!浴衣とか、キョーミない?」

 

 

ああ!そっか、私、外人だった。・・・半分だけ、ね。

 

 

 

「んー・・・。興味ないと言えば、嘘になっちゃうけど・・・。あんまり、目立ちたくないというか、なんというか・・・。」

 

 

 

適当に、言葉を濁しつつ、美樹さんの右手に注目する。特に、爪の部分に模様がないかどうか。

 

 

 

「ところで、夏祭り行くにしても、私、YukataというJpaneses Traditional Fashion (日本の伝統的な衣装)なんて、持ってないよ?」

 

 

「え~と・・・何語?」

 

 

「さやかちゃん・・・。」

 

 

「あ、鹿目さんは分かったの?良かったわ。美樹さん、Are you foolish?(貴女は馬鹿ですか?)」

 

 

「ふぇ?やっぱり、分かんない!まどか、助けてッ!」

 

 

「エヘヘ・・・。ごめん、さやかちゃん。」

 

 

「まどかが、あたしを裏切ったぁ⁉」

 

 

「Be quiet,please.Ms.Miki.(美樹さん、静かにしてください。)」

 

 

「あ、スイマセン。」

 

 

流石に、これはわかるよね。学生ならば。

 

 

 

「いつなの?その夏祭りは。」

 

 

「エヘヘ。秘密だよ☆」

 

 

む。ウィンクを決めたぞ。この子。やっぱり、器用だ。

 

 

 

・・・ちょっと待て。秘密?・・・嫌な予感しかしない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は、これをフラグと言うんだ・・・きっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

さっき、美樹さんをチラッて見たけど、やっぱり右手に模様があった。後で、暁美さんに聞いて対応策を考えましょう。とりあえず、二日位観察しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ(わたくし)が動きましょう。《水銀の姫》として、アイツに、落とし前をつけましょうか。

 

 

 

 

(わたくし)には、泣いてる暇なんてないのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 




キャラ設定は、省略させてください。( ノ;_ _)ノ
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