魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~ 作:あおいちご
やっと怪我が治りました‼
更新を待っていてくれた皆さん!ありがとうございます。これからも頑張りますので、応援お願いします。
「うふふ・・・いい感じに穢れ始めたわね。」
両手でダイヤモンドのような宝石を弄んでいる。本来、美しく輝く筈の宝石は輝きを失っていた。
「まさか、これが彼女の
雨雲が、見滝原市を覆う。
銀色の少女は、嗤っていた。
「うふふ。星伽あかり、貴女は所詮《鹿目まどか》の引き金にしかなれないのよ。只の、駒なのよ。」
そう呟いた瞬間、少女から一瞬だけ銀色の閃光が迸った。
「うふふ。あはは。あははははっ!」
銀色のショートカットに一房の真っ赤な髪に、黄金と真っ赤な瞳に狂喜の色が見え隠れする。
銀色だけで造られた魔法少女。首を覆う銀のマフラーの隙間から黄金の宝石がチカチカと瞬く。
「んー・・・。やっぱり、この格好気に食わないわね。」
銀の王冠に、銀のチューブトップの上から申し訳程度に銀のコーディガンが覆う。銀のショートパンツに銀のロングブーツが、青白い肌を覆う。
色んな意味で目が痛い、姿だった。
「ま、流石にもう馴れたんだけどね。」
左手を天に掲げれば、五芒星を描きながら黄金の指揮棒が出現した。
「うふふ。星伽あかりちゃん。私はね、楽しみなのよ。」
指揮棒を、振りながら呟いた。
「貴女ともあろう人をも魔女にして、私の支配下に置けれる日がね。」
次の瞬間、複雑な魔法陣が見滝原を覆うように出現した。
「そして、次なる最高の宝石、鹿目まどかを手に入れたいとも思うのよ。生半可な覚悟で触れたら私が死ぬ。それだけ魅力的な素材を、《銀の悪魔》は手に入れたい・・・。」
目を細めて、陶酔するかのようにダイヤモンドを弄ぶ。
「さぁて、次なるターゲットは見滝原の魔法少女と星伽あかり、鹿目まどかの六名。どうしましょうかねぇ?」
クスクスと嘲笑い、銀の悪魔は去っていった。
********************************************
「セリア様・・・。お気をつけてくださいまし。」
「貴女に、危機が迫っているように思えるのです。」
静かにポツリと呟いた、純黒の魔法少女が一人。
「誰かの、精神が歪んでいるのを感じるのです。
あらゆるモノの《心》を感じる少女は、静かに主の危機を呟く。
「《スピリット・オブサーバション》。」
それだけ言うと、少女の瞳が黄金に輝いた。
しばらくすると、元の色へと戻った。
「やはり・・・。これは、セリア様に伝えなくては。」
そう呟き、水色の箒に乗って見滝原を目指して飛び立った。
彼女は、知らない。
彼女自身のせいで、オリジナルが救われないことを。
また誰かのソウルジェムが穢れた。
絶望まで、後、10日・・・。
最悪まで、あとわずか・・・。
セリアちゃん2号と妃夢乃が登場しましたね。キャラ設定は見逃してください・・・。