魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

45 / 56

最近、私の通う学校で風邪が流行ってます!

皆様もご注意を!・・・私はもう風邪引いてしまいました・・・。鼻水がヤバイです・・・。


第42話 濡れた姫

 

 

 

ポツポツと、雨が降ってきました。

 

 

 

「《反射(リフィオラシオン)》」

 

 

 

水滴を弾くように魔力を振り撒いた。私は、一滴たりとも濡れはしない。

 

 

 

「・・・」

 

 

 

懐かしいなぁ・・・。

 

 

 

私が、星伽セリアが生まれた街。旧星ノ瀬町、見滝原市。

 

 

 

約五十年前に、都市開発が始まって。見滝原に、なったこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉様方と一緒に行った、デパートも。

 

 

カフェも。スイーツショップも。何気ない、公園も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部、無くなった筈なのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、此処が心地いい場所なのは、何ででしょうね・・・?

 

 

 

 

嗚呼、哀しいかな。私は、もう永くない。

 

 

 

傷だらけの(ソウルジェム)がもう、持たない。

 

 

 

 

 

 

ゴメンね。あと、もう少し早く決断していたら。

 

 

 

もう少し、頭が良かったら。

 

 

 

もう少し、強かったら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆を、救えたかもしれないのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女なんて、気持ち悪いモノにならなかった筈なのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何ででしょうね・・・?体が、心が、あの時を・・・あの時の暖かさを求めているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、もうひとつの世界があったら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、星を見て、もう一人の私に何て言うんでしょうか・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、私は馬鹿だから。

 

 

 

頑固だから、全く同じ願いを、星に祈りを捧げてしまうんでしょうね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピキッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穢れに耐えきれなくなって、少し欠けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私って、踊らされていたんだね。

 

 

 

 

 

操り人形だったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうこと、なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「《解放(リベラシオン)》」

 

 

 

 

 

 

 

ザザ・・・

 

 

 

 

 

 

 

魔法を解除した途端に、大粒の雨が私を濡らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・やっと、見つけたわよ。星伽セリア。」

 

 

 

「何の用?暁美ほむらさん。」

 

 

 

「茶番はいいわ。あなた、自分の状態が分かっているの?このままじゃ、あなた、魔女になるわよ。」

 

 

 

嗚呼、貴女も優しいね。でもね、遅いんだよ。それじゃ。

 

 

 

「うふふ。でもね、遅いの。手遅れなんだよ。私の救われない魂は。」

 

 

 

「・・・。何を弱気になってるのよ。らしくないわ。いつもみたいに、私を怒らせてみなさいよ。」

 

 

 

「そっか、私、弱いんだね。弱かったんですね・・・。」

 

 

 

暁美さん、そういう言い方はね。

 

 

 

 

励まして言ってるつもりかもしれないけど、今の私には。

 

 

 

 

 

魔女になりかけてる私には、魔女になるように言ってる様なものですよ?

 

 

 

 

 

言葉には、気を付けてねって言ったじゃないですか・・・。もう、忘れたんですね。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・?星伽、セリア?」

 

 

 

「うふふ。暁美さん、言葉には気を付けてね。お陰で、ソウルジェムが、完全に真っ黒になりますよ。」

 

 

 

 

 

黒く、染まったソウルジェム。

 

 

 

 

「そのうちに。」

 

 

 

グリーフシードを押し付けて、強制的に穢れを浄化した。

 

 

 

 

 

「私の心配は入らないよ。巴さんのことも、注意した方がいいかもよ?それじゃ。」

 

 

 

 

「!待って!どういう意味よ!教えなさい!」

 

 

 

「私は、弱いから。貴女に教えれることなんて、何にもないんだ・・・。」

 

 

 

銀の箒に乗って、逃げ出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰にも、気づかれないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涙が、零れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望まで、あと、一日。

 

 

 

 






はい、あおいちごです♪


今回は、セリアちゃん魔女ゲフンッ!


失礼しました。ネタバレ禁止です。(バレテルヨウナモノデスガネウェヒヒ)



アンケートです!詳しくは、活動報告にのせておきましたので、ご覧ください。ご協力、お願いします。


キャラ設定は見逃してください・・・。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。