魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

51 / 56

どうも、あおいちごです♪


更新出来なくてすみませんでした!!



第48話 繚乱千華

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひゅううぅぅぅぅ

 

 

 

時は真夜中。

 

 

 

見滝原市上空八千メートル地点に、魔法少女が二人。

 

 

 

どちらも全く同じ顔で相対していた。

 

 

 

 

 

 

「此処なら誰にも邪魔されない。どうせなら此処で白黒はっきりさせましょう?」

 

 

 

「ふふ。白黒も何も(わたくし)達は白と黒でしょうに。」

 

 

 

 

 

一人は純白。

 

 

 

もう一人は純黒。

 

 

 

一人は銀色に輝く箒。

 

 

もう一人は水色に輝く箒。

 

 

 

 

 

 

「一体何年ぶりかしらね?こうして一対一(サシ)で戦うのは。」

 

 

 

「偶然ですね。(わたくし)も同じことを思っておりました。」

 

 

 

「これが、最期の戦いになりそうね。」

 

 

 

「ええ。遠慮は無用。どちらかが死す時まで本気で殺ります。喩え、敬愛するヒトであろうとも。」

 

 

 

「ええ、そうね。そっちがその気なら私だって本気で殺ってやる。」

 

 

 

ビュンッ

 

 

 

水色に輝く銀の指揮棒が二振り、彼女らの前に出現した。

 

 

 

「死ぬ覚悟は良いかしら?」

 

 

 

「ええ。貴女こそ大丈夫ですか?」

 

 

 

「勿論平気よ。何時でも来なさい。」

 

 

 

 

 

スッと二人の雰囲気が殺気で満たされる。

 

 

 

 

 

ビュンッ

 

 

 

 

二本の箒が、高速で大空を駆ける。

 

 

 

ズガガガガッッッ!!!!

 

 

 

無数の流星群のように銀に輝く魔法弾がお互いに襲いかかるが、全く同じ魔法で跳ね返す。

 

 

互いの魔法の性能は互角らしい。

 

 

 

「らちが明かないわね。でも、こんなものと思ってもらっちゃ困るわ。」

 

 

 

「それはそうでしょうに。」

 

 

 

キィンキィン

 

 

剣で互いに一歩も譲らない。

 

 

 

 

 

 

 

ビュッ

 

 

 

 

円輪(チャクラム)が空気を裂き。

 

 

 

 

バシュッ

 

 

 

弩弓が闇夜を裂く。

 

 

 

 

ガァン!!!!

 

 

 

 

 

 

二本の棍が、硬い金属音を立ててぶつかり合う。

 

 

 

 

 

 

互いが今まで身に付けてきた魔法では互角。

 

 

 

 

 

本当の勝負はここから。

 

 

 

 

 

 

キュルルルッパシンッ

 

 

 

片方がリボンによる拘束を試みれば。

 

 

 

 

ブチッ

 

 

 

 

もう片方はリボンを片っ端から切り裂く。

 

 

 

 

カンッ

 

 

 

 

パシュンッパシュンッ

 

 

 

 

二振りの剣が不思議な音を立てて召喚される。

 

 

 

 

片方は白銀に輝く細身のレイピア。

 

 

 

もう片方は白銀に輝く刀。

 

 

 

 

 

 

「あら、剣のチョイスは変わったようね?」

 

 

 

「そのようですね。意外ですね。貴女なら、この剣をチョイスすると思ったのですが。」

 

 

 

「そう?でも、残念だったわね。貴女が、使ってる剣は第二位の剣よ。私が使っているのは第一位。どちらにせよ、私達は本気なようね。」

 

 

 

「そのようですね。剣の性能が劣ると言うのならば、先手必勝ッ!」

 

 

 

「甘い!」

 

 

 

 

 

ガキィンッ!!

 

 

 

亜音速の剣がぶつかり合う。

 

 

 

 

キィンキィンッ!

 

 

 

 

 

閃く純白と、闇に溶け込む純黒。

 

 

 

 

互いの技は、互角。

 

 

 

 

勝つのはどちらだろうか。

 

 

 

 

「《支配(ドミナシオン)》」

 

 

 

「《解除(アンヌッラメット)》」

 

 

 

「「チッ・・・。」」

 

 

 

 

 

・・・大変あっさりした戦闘に見えているが、これは超高速で行っている。

 

 

 

ここまでで、僅か五分足らず。

 

 

 

尋常じゃなくスピードが速い。

 

 

 

ついでに言えば、高魔力の武器を何個も使用している。

 

 

 

二人の魔力はソウルジェム等の魔力探査は感知できないのだが。

 

 

 

お忘れではないだろうか?

 

 

 

彼女達の()()()()()()()()()()()()()()()()ということを。

 

 

 

 

 

感知出来ると言うことは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーら二人で愉しそうなコト、してるじゃない?私も混ぜてはくれないかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首を突っ込む道場破りの魔法少女もやって来るわけで。

 

 

 

 

 

 

 

まさしく予言した通りに三つ巴になった。

 

 

 

 

 

黄金と水銀と。

 

 

 

 

 

 

 

 

己以外、敵。

 

 

 

 

 

 

 

そんな状況で、少女に見える女性達が闘いのゴングを鳴らす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*********************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかで、強大な魔力を感じた。

 

 

 

 

何処かで感じたような魔力。

 

 

 

 

私の持つソレと彼女のソレは全然違う。

 

 

 

 

 

キラキラしてて、優しい魔力の波動。

 

 

 

その人の魔力は・・・

 

 

 

誰も感じれなくて。

 

 

 

どんな魔法よりも、暖かくて。

 

 

 

誰かを常に守ってる魔力。

 

 

 

 

 

 

 

私は、その人の事を知ってる。

 

 

 

 

 

 

 

水色と銀色の混じった魂の色。

 

 

 

 

 

誰よりも優しくて、強かった。

 

 

 

 

キラキラしてる純白のお姫様。

 

 

 

 

遠い昔に女の子なら憧れたプリンセス。

 

 

 

 

私は知ってるはず。

 

 

 

 

知ってるはずなのに。

 

 

 

 

覚えてない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人は、泣いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かのために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、何を忘れたの?

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。