魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

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どうも、あおいちごです。


終わりが近づいて来ました。


寂しいなぁ。


一月になったら戻ってきますけどね♪


ちょっとだけ、お別れになりそうです。


それじゃ、50話どうぞ。



第50話 約束

 

 

今日は、なんかほむらに呼び出された。

 

 

 

まどかと、佐倉杏子っていう魔法少女も入れて。

 

 

 

理由は・・・。

 

 

 

あれ・・・?

 

 

あたしたち、何のために集まったんだっけ・・・?

 

 

 

「ねぇ、ほむら。あたしたち、何のために集まったんだっけ?」

 

 

 

思ったら即行動。

 

 

それがあたしクオリティ。

 

 

 

「はぁ・・・《ワルプルギスの夜》の作戦会議よ。」

 

 

 

「もう。美樹さんったら。話はちゃんと聞いておきましょ?」

 

 

 

あれ?やっぱり、変?

 

 

「あたしたち、ワルなんとかっていうやつのことなんて、話してたっけ?」

 

 

 

「!そういえばそうね・・・。なんのことで集まったのかしら?」

 

 

「《ワルプルギスの夜》じゃないこと・・・?」

 

 

 

あたしたちは顔を見合わせて困惑するだけ。

 

 

 

ピンポーン。

 

 

 

軽やかなチャイムの音がなった。

 

 

 

「・・・ちょっと待っててね。出てくるから。」

 

 

 

 

タイミング悪いなぁ。

 

 

 

 

今日は(こんにちは)。ちょっとお話があるの。失礼するわね。」

 

 

 

飄々と入って来たのは、ほむらと同じ時期に転校してきた星伽セリア。

 

 

 

パッと見お嬢様系の美少女。

 

 

 

「私、貴女方に隠してた事があるの。それを教えに来たんだけどいいわよね?」

 

 

 

あれ・・・?

 

 

 

体が動かない・・・!?

 

 

 

「ふふ。手荒な真似をしてすいませんね。でも、それくらい大切な話なんです。」

 

 

 

キィン!

 

 

 

「なっ!?魔法少女!?」

 

 

「ごめんなさいね。ずっと騙してました。《解除(アンヌッラメント)》。」

 

 

 

パチンッ

 

 

 

 

何かを呟いた瞬間、聞いちゃいけない気がした。

 

 

 

 

<上条恭介のことは諦めなさい。>

 

 

 

<魔法少女に、日常を求めては駄目よ。>

 

 

 

 

 

 

 

これ・・・あたしの記憶・・・なの!?

 

 

 

 

<正義で在りたいと思うなら、正義で居なければならない。このまま、選択肢を残したままではいずれ、貴女は死ぬわよ。>

 

 

 

そうだ・・・。

 

 

 

あたし、恭介のこと諦めたんだ。

 

 

 

自分の命と、一時の夢。

 

 

 

どちらがいいか、聞かれて。

 

 

 

自分の命を選択したんだ。

 

 

 

 

 

 

「さぁ。これで分かってくれたかしら?今までの記憶、全て私が持っていたことに。」

 

 

 

感情なんて、読み取れない。

 

 

 

 

冷酷な声。

 

 

 

 

ヤバイ・・・

 

 

 

 

死ぬかもしれない・・・。

 

 

 

「セリアちゃん・・・。どうしてこんなことするの?」

 

 

 

まどかが、訊ねる。

 

 

 

「・・・クスッ。」

 

 

 

怪しげにあたしたちを見つめる。

 

 

 

「もし、仮に貴女方が。私をワルプルギスの夜の戦力として使おうと考えたら。何も知らない危険な薬物に手を出しているのと同じ。そう言うことを教えたかったのよ。」

 

 

 

長い、水色と銀色の髪を後ろに払いながら、続ける。

 

 

 

「それと、年上の女性に敬意を持ってもらいたいものね。」

 

 

 

 

何の話・・・?

 

 

 

 

「どういうことかしら?」

 

 

 

 

 

全く身に覚えがない。

 

 

 

 

 

 

「星伽あかり。そう言えば分かるんじゃないかしら?」

 

 

 

 

 

えっ・・・?

 

 

 

 

 

星伽あかり・・・!?

 

 

 

 

華族星伽家を再興させた、世紀の偉人。

 

 

 

超がつく、天才中の天才。

 

 

 

僅か二十年で、日本の財閥にまで導いた人。

 

 

 

今なら、どんな小学生でも知ってる人。

 

 

 

 

「流石に、暁美さん以外は知ってるようね。星伽あかりは、今年で八十歳になる女性。でも事実は違うのよねぇ。」

 

 

 

くるくると自分の髪を弄るあかりさん。

 

 

 

 

「あんまり言いたくはないけれど、今年で百十四歳なのよねぇ。私。」

 

 

 

・・・はぁああぁぁぁぁぁぁ!?

 

 

おおおオバチャンだったの!?

 

 

 

 

衝撃過ぎる!!

 

 

 

 

「ま、そんなことはどうでもいいとして。本題よ。」

 

 

 

どうでもいいの!?

 

 

結構な衝撃告白だよ!?いいの!?

 

 

 

「私、ワルプルギスの夜戦にはでないからね。」

 

 

 

 

えっ?

 

 

 

 

出ない

 

=戦わない

 

=不利じゃん!?

 

 

 

 

「待って!それ、魔法少女としてどうなの!?魔女放置していいの!?」

 

 

 

あんたが魔法少女のあり方、教えたんでしょ!?

 

 

 

「はぁ・・・人の話、聞いてた?私、大分年食ってんのよ。分かる?貴女方に、任せたいのよ。」

 

 

 

溜め息つかれた・・・。

 

 

 

 

「万が一、戦況が不利になったら、私が何とかするから問題ないわ。」

 

 

 

 

いや、問題なくないよ!?

 

 

 

 

「約束、私は貴女方を絶対見捨てたりしない。何がなんでも、貴女方を守ること。約束するわ。」

 

 

 

言いたいことだけ言って、帰ろうとする前に。

 

 

 

あかりさんは言った。

 

 

 

 

「《水銀の姫》は、誰も見捨てない。私のこと、食ってかかるのは私を侮辱するのと同じこと。私の願いは、《全ての魔法少女を救済したい》。未来永劫に終わりなく、いつまでも魔法少女を見守るのが私の役目。」

 

 

 

 

凛とした、涼やかな声音が心地よく耳に木霊する。

 

 

 

 

「難しいことなんて無いわ。必ず、助けますから。《解放(リベラシオン)》。それじゃあ、暫くごきげんよう。」

 

 

 

水面が揺らぐように消えた彼女の跡には、グリーフシードの山があった。

 

 

 

 

 





はい、どうも。


今回はさやかちゃん視点でお送りました!


よく考えたら杏子ちゃん視点、あんまないっすね。


杏子ちゃんファンの皆さん!すみません!!


次は多分杏子ちゃん視点で書くと思います。


それじゃあ、See you!



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