魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~ 作:あおいちご
どうも、あおいちごです。
次話からやっとワルプルギスの夜戦です。
今日出来れば、もう1話投稿したいと思います。
「あと二日、ね・・・。」
「ええ。」
鏡だらけの自室。
偽りの自分の姿・・・。
一度、魔女になったのに。
どうして、私は生きているんだろうか?
何故、私が生きていられるのか?
今なお答えは出ない。
でも、一つ言えるとしたら。
「あんな感覚、二度とゴメンよ。」
そう。
二度と魔女なんてなりたくない。
「・・・これで、良いのですか?」
何が?
結末が。
あの五人に、《ワルプルギスの夜》を任せて本当にいいのか?
このあとの未来に、幸福が訪れるのか。
「・・・ふん。知るわけないわ。」
知ること自体は可能だ。
でも、その行いをしてしまえば、二度と戻ってくるなんてことは許されない。
「しようと思えば出来るけど、二度と戻れなくなるなんて、それこそゴメンだわ。」
鍵を握る、銀の時計を見つめ、そう吐き捨てる。
「貴女の望みを叶えないのですか?それこそ・・・」
シャキンッ
「メリットしかない、そう言いたいわけ?」
「・・・。」
「確かに、私の
「なら・・・」
「でも、それはあくまで私の偽善にしかならない。それは私の望むことじゃない。」
いかに合理的であっても、受け入れられなければ意味がないことを。
受け入れられない幸福を、私は望まない。
「・・・人々を思うからこそ、安易に使いたくないと?」
「ええ。」
「・・・相変わらず、貴方は優しいのですね。」
「・・・どの口がほざいているのかしら?」
この殺人鬼が。
「私達は、和解してないわ。永遠に分かり合えないわ。」
突き付けていた、剣を仕舞いそう呟く。
「出ていって。私は一人でいい。」
「・・・そうですか。
「・・・。」
もう一人の私が出ていくのを見届けた。
ガッシャァンッッッッッ!!!!!
部屋にあった鏡を全て砕いた。
つぅ・・・。
「どうして、いつも・・・こんな風に、拒絶しちゃうのかな・・・。」
ぴちゃん
切れた手足から
血が零れていく・・・。
「ぅあぁ・・・。あぁ・・・。」
目から何か、冷たいものが零れていく・・・。
どうして。
いつも、人を拒絶するの・・・?
どうして、私は孤独で居たがるの?
キラキラと、砕けた鏡の破片が月明かりを反射する。
無機質な暗闇に、無数の光が躍る。
ほんの僅かな光が私を射ぬいていく。
美しくも、残酷なその光景は。
新たな未来を表していたのかもしれない。