魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

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今回は、魔女戦です。


第6話 流星の楽園

「んー・・・。芸術家の魔女、とでも名付けましょうか。」

 

 

 

目の前の、フランスにある凱旋門のような魔女を、そう名付けた。理由は、使い魔の姿が、芸術家のデザインの下書きのような感じだったから。

 

 

 

「まぁ、いいか。どうせ私に倒されるもんね?」

 

 

そう言って、指揮棒を構えた。

 

 

 

三位の剣(トリニティー・ソード)《時桜》。」

 

 

指揮棒を薄く桜色に染まる剣に変化させた。

 

 

 

剣を構え、使い魔に向かって一振りした。

 

 

 

ザシュッ

 

 

使い魔が切断された。

 

 

 

時桜の剣は、別名《時空の桜》という。時空の概念を無視して、過去にも未来にも斬る幻の剣だ。桜が付いた由来は、この剣の、所有者が桜色の髪をしていたから。本来の所有者ではない、私には過去を斬ることは不可能だが、未来なら、斬ることができる。でも、恐ろしいのは、この剣が三位の剣だということ。この上に、更に2本あるのだ。でも、強力過ぎて、魔力消耗が、ハンパじゃない。まさに、奥の手中の奥の手だ。そんな訳で、使用できる中で応用できるものは、これが最大。まぁ、他に、《必殺技》があるけどね?

 

 

 

ザシュッ。

 

 

剣で切り裂いていく

 

 

 

 

「んー?ちょっと、遠い・・・?」

 

 

 

魔女からいつの間にか、離れていた。一気に仕留めたほうがいいか。どれを使おうかな?巴さんのティロ・フィナーレは・・・うん、止めとこう。強力だけど、時間がかかる。

 

 

 

「wHYWatChMyArT?」

 

 

 

「pLEaSeloOK! 」

 

 

 

魔女が何かを叫んでいる。何を言ってるんだろうね?

 

 

 

「やー。危ない。」

 

 

いつの間に使い魔、生産したんだろ。

 

 

「んー・・・。剣じゃちょっと相性悪い・・・?」

 

 

 

せっかく、倒した使い魔が、再び集まり出来上がっている。

 

 

何を思ったのか、使い魔が更に寄ってきた。それが一番最悪だったのに。

 

 

「あのさー。私がいつ剣だけ(、、、)って言った?」

 

 

「私の武器は、これだけじゃないんだよっ!」

 

 

そして、今度は円輪(チャクラム)を投げ飛ばし、まとめて切り裂いた。

 

 

 

 

ヒュンッ

 

 

 

 

戻ってきた円輪(チャクラム)を軽く受け止め、再び投げた。

 

 

「あのさ、馬鹿なの?君たち。」

 

 

再集合して復活した使い魔に、思わず暴言を吐いてしまった。

 

 

 

「「「「!!!!!!!!!!!!」」」」

 

 

どうやら怒らせたようだ。後悔してないけど。

 

 

キュルルル、パシッ。

 

 

水色に輝く魔法の糸で、使い魔を纏めて拘束した。

 

 

「さぁて、貴女はどうするの?魔女さん?」

 

 

 

「《再生成(リメイク)》」

 

 

スゥ・・・

 

 

 

魔力が渦巻いた。

 

 

月の力を、星の力を、我に与えたまえ。我は水銀の使者、聖なる力を我に託したまえ。

 

心中でそう祈りを捧げる。《星の戦乙女(ヴァリキリー・エトワール)》の名の下に、星へ祈りを捧げた。

 

 

「《星空の月(ステラ・シエロ・セレーネー)》」

 

 

しゅらん・・・

 

 

鈴鳴りの音を鳴らし、1つのバトンが出来た。星と月の名を持つに相応しい、デザインのバトンだ。

 

 

「これで、止め。」

 

 

バトンをクルクル廻し、魔力を二つに分けて、練りあげる。徐々に火の粉と水滴が零れ始める。魔女と使い魔を纏めて張り付けた。

 

 

「《流星の楽園(トゥウィンクル・アリス)》」

 

 

魔女達に向かって、バトンを飛ばした。

 

 

 

「発動!!」

 

 

 

ドゴォーンッ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

ある種の爆弾を思わせるこの技も、とある人の技であり、バトンもその人のものだった。花火のように鮮やかに煌めく光は、どんな魂でも楽園へ、連れて行ってくれそうなくらい美しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、私がこの魔法を使うと、いつも思い出してしまう・・・。もう、この世界には・・・私の、義姉は、いないってことを・・・。

 

 

 

 




どうも、あおいちごです。戦闘だけでしたが、いかがだったでしょうか?この回は、本作品において、重要な回です。いつか、必ず書きますので、お楽しみに!


キャラ設定▼

・星伽セリア
色々な武器が使える魔法少女。今回使用した魔法は、全て誰かが使っていた魔法のようだ。



流星の楽園▼
火属性の魔力と、水属性の魔力で、大爆発を起こす。爆発後、花火のような美しさがあることが特徴。セリアの知り合いが使用していたらしい。
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