魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~ 作:あおいちご
「んー・・・。芸術家の魔女、とでも名付けましょうか。」
目の前の、フランスにある凱旋門のような魔女を、そう名付けた。理由は、使い魔の姿が、芸術家のデザインの下書きのような感じだったから。
「まぁ、いいか。どうせ私に倒されるもんね?」
そう言って、指揮棒を構えた。
「
指揮棒を薄く桜色に染まる剣に変化させた。
剣を構え、使い魔に向かって一振りした。
ザシュッ
使い魔が切断された。
時桜の剣は、別名《時空の桜》という。時空の概念を無視して、過去にも未来にも斬る幻の剣だ。桜が付いた由来は、この剣の、所有者が桜色の髪をしていたから。本来の所有者ではない、私には過去を斬ることは不可能だが、未来なら、斬ることができる。でも、恐ろしいのは、この剣が三位の剣だということ。この上に、更に2本あるのだ。でも、強力過ぎて、魔力消耗が、ハンパじゃない。まさに、奥の手中の奥の手だ。そんな訳で、使用できる中で応用できるものは、これが最大。まぁ、他に、《必殺技》があるけどね?
ザシュッ。
剣で切り裂いていく
「んー?ちょっと、遠い・・・?」
魔女からいつの間にか、離れていた。一気に仕留めたほうがいいか。どれを使おうかな?巴さんのティロ・フィナーレは・・・うん、止めとこう。強力だけど、時間がかかる。
「wHYWatChMyArT?」
「pLEaSeloOK! 」
魔女が何かを叫んでいる。何を言ってるんだろうね?
「やー。危ない。」
いつの間に使い魔、生産したんだろ。
「んー・・・。剣じゃちょっと相性悪い・・・?」
せっかく、倒した使い魔が、再び集まり出来上がっている。
何を思ったのか、使い魔が更に寄ってきた。それが一番最悪だったのに。
「あのさー。私がいつ
「私の武器は、これだけじゃないんだよっ!」
そして、今度は
ヒュンッ
戻ってきた
「あのさ、馬鹿なの?君たち。」
再集合して復活した使い魔に、思わず暴言を吐いてしまった。
「「「「!!!!!!!!!!!!」」」」
どうやら怒らせたようだ。後悔してないけど。
キュルルル、パシッ。
水色に輝く魔法の糸で、使い魔を纏めて拘束した。
「さぁて、貴女はどうするの?魔女さん?」
「《
スゥ・・・
魔力が渦巻いた。
月の力を、星の力を、我に与えたまえ。我は水銀の使者、聖なる力を我に託したまえ。
心中でそう祈りを捧げる。《
「《
しゅらん・・・
鈴鳴りの音を鳴らし、1つのバトンが出来た。星と月の名を持つに相応しい、デザインのバトンだ。
「これで、止め。」
バトンをクルクル廻し、魔力を二つに分けて、練りあげる。徐々に火の粉と水滴が零れ始める。魔女と使い魔を纏めて張り付けた。
「《
魔女達に向かって、バトンを飛ばした。
「発動!!」
ドゴォーンッ!!!!!!!!!!!!
ある種の爆弾を思わせるこの技も、とある人の技であり、バトンもその人のものだった。花火のように鮮やかに煌めく光は、どんな魂でも楽園へ、連れて行ってくれそうなくらい美しかった。
だけど、私がこの魔法を使うと、いつも思い出してしまう・・・。もう、この世界には・・・私の、義姉は、いないってことを・・・。
どうも、あおいちごです。戦闘だけでしたが、いかがだったでしょうか?この回は、本作品において、重要な回です。いつか、必ず書きますので、お楽しみに!
キャラ設定▼
・星伽セリア
色々な武器が使える魔法少女。今回使用した魔法は、全て誰かが使っていた魔法のようだ。
流星の楽園▼
火属性の魔力と、水属性の魔力で、大爆発を起こす。爆発後、花火のような美しさがあることが特徴。セリアの知り合いが使用していたらしい。