魔法少女まどか☆マギカ~もうひとつの世界 星に祈りを~   作:あおいちご

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・・・。今日で、電子小説デビュー、一週間目。意外と、楽しんでます!


第8話 水色と銀色の姫

「それじゃ、魔法少女体験コース第一弾、張り切っていきましょうか。準備は、いい?」

 

 

・・・何で、私まで?

 

 

「準備になってるか、わからないけど、持ってきました‼」

 

 

・・・美樹さん、インキュベーターが固まってるから、びっくりさせるの、止めようか。

 

 

 

そういって、バックから、取り出したのは、金属製のバット。・・・これ、見滝原中のバット・・・ですよね?美樹さん。じーと見つめると、美樹さんは、目をそらした。

 

 

 

「な、何もないよりは、ましかと思って。」

 

 

 

「ま、まぁそう言う覚悟で、いてくれるのは、助かるわ。」

 

 

 

巴さん、注意しましょう?まぁ、別にいいけど。

 

 

 

 

 

「まどかは何か持ってきた?」

 

 

 

 

「う、うん。」

 

 

 

 

そういって、バックから取り出したのは、一冊のノートだった。デフォルメされた鹿目さんが、可愛らしい衣装を着ていた。・・・えーと、これの意味は、衣装を考えたって、こと?美樹さん何て、うわーって、言ってるし。

 

 

 

「衣装だけでも、考えておこうかと、思って。」

 

 

笑いながら、そう言った。・・・鹿目さん。これ、黒歴史決定だよ。

 

 

 

「「あはは!」」

 

 

 

「うぇ?」

 

 

 

案の定、二人に、大笑いされた。

 

 

「こりゃ、参った。あんたには、負けるわ!」

 

 

「そうね!意気込みとしては、十分ね!」

 

 

「「あはは。」」

 

 

 

「うにゅう・・・。」

 

 

 

落ち込んでしまった、鹿目さん。そりゃ、二人に大笑いされれば落ち込むよ。

 

 

「セリアは?」

 

 

 

一通り笑い終えた美樹さんが、こちらに、振ってきた。

 

 

「んまぁ、一応。」

 

ゴクンと、サラダを飲み込み、ソウルジェムが、入った小箱を取り出した。

 

 

「これ。」

 

 

「これは・・・?」

 

 

「私の、大切なもの。」

 

 

 

「見ていい?セリア。」

 

 

 

「いいけど、気を付けて見てね。」

 

 

むしろ、気を付けて貰わないと、困る。

 

 

「あれ・・・?これ・・・?マミさんのと、同じような・・・。」

 

 

 

やっと気付いたのかな?

 

 

 

「セリアちゃん、まさか・・・。」

 

 

 

 

「いやだなぁ、二人とも。」

 

 

手をかざし、ソウルジェムを、引き寄せた。

 

 

「最後まで、気付かなかったんだね。」

 

 

ソウルジェムのリングを指に嵌めて見せた。

 

 

人差し指に入っている、ソウルジェムの模様を。

 

 

 

「言わなくて、ごめんなさい。言うタイミング、逃しちゃって。」

 

 

 

出来る限り、申し訳ない感を漂わせる。

 

 

 

「ううん、気にしないで。魔法少女って、あまり、人に言っちゃダメなんでしょ?」

 

 

「まぁね・・・。」

 

 

 

「じゃあ、許すよ。あたし達、友達、でしょ?」

 

 

「うん。ありがとう。」

 

 

 

二人とも、優しいんだね・・・。

 

 

 

「それじゃ、いきましょうか。」

 

 

巴さんの警戒を、幾らか減らせたらしい。

 

 

「私、別行動でいいですか?ちょっと、しなきゃいけないことがあるので。魔女退治には、間に合うので。」

 

 

 

「わかったわ。」

 

 

 

「じゃあ、二人とも、また後でね。」

 

 

 

「「またね!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・さてと、公務にいかないと。一昨日サボったから、今日はいかないと。全く、暁美ほむらのせいだ。予定が狂ったのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

 

 

 

 

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(しゅ)よ・・・。(わたくし)は、何をしましょうか・・・。」

 

 

 

 

 

 

上空から箒に乗った、魔女帽子を被った少女がひとり呟く。真っ黒なその姿は、まさしく《魔女》だった。足元にいる、三人組を、じっと見ていた。

 

 

 

 

殺すなら(救済するなら)殺して(救済して)しまいましょうか?」

 

 

 

「《全ての魔法少女を救済したい》そうでしたよね?(しゅ)よ。それが、命令ですが、あの三人は、(しゅ)と親しい友人・・・。」

 

 

 

 

 

ふわりと水色と銀色の長髪が風に舞う。

 

 

 

 

 

 

「どうしましょうか?セリア様。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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・・・ふぅ、危ない。まだ三人組は、来ていないようだ。ちょいと、公務(救済)をしに行ったら、魔女が私に絡んで来たもんだから、やっつけようと思ったら、意外と手こずるやつだったんです。この間の魔女を退治するみたいだったから、ほっといたんだけど、かくれんぼがお上手で、来るのが遅れた訳です。30分ぐらいで、終わらせる予定だったのに、一時間かかった。

 

 

 

「暁美さーん。いるよねー?」

 

 

あの子が、鹿目さんのことを助けたいんだから、見逃すわけがない。

 

 

 

「・・・あなた、透視能力でもあるのかしら。」

 

 

「お褒めに預かり、幸栄です。」

 

 

軽く会釈した。

 

 

「褒めてないわ。」

 

 

 

「で、あの三人組に、入りたいわけね?」

 

 

「まぁ、そうね。」

 

 

「じゃあ、巴さんに声を掛けて貰えるように、登場しないと。そうね、偶然会ったように見せて。後は、私がするから。さあ、いってらっしゃい。」

 

 

魔法を掛けて、暁美さんを飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・手荒だったかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

「お待たせ、星伽さん。」

 

 

「いえ、大丈夫ですよ。あれ?暁美さん?どうしてここに?」

 

 

 

「ちょうど、合流したの。いいわよね?」

 

 

「まぁ、いいですけど。」

 

 

 

意図的に、誘導したとも知らずに、巴さんが気軽に声を掛けてくるのは、すこし寂しいけど、()()私は、寂しいとも、何とも、思ってなかった。

 

 

 

「・・・星伽セリア?」

 

 

 

嗚呼、顔に出てたか・・・。

 

 

「大丈夫。平気だから。」

 

 

 

暁美さん以外に、聞こえないように、そっと囁いた。

 

 

 

 

「マミさん‼あそこ‼」

 

 

 

さやかの大声が響き、その方向を見ると、人が飛び降りていた。

 

 

 

 

 

「きゃああぁぁぁッ!」

 

 

鹿目さんの、悲鳴が聞こえた。昨日、覚えた、《あれ》は、まだうまく使えない。指揮棒を取り出し、魔法を行使する寸前、

 

 

「ふっ!」

 

 

 

巴さんの行使した魔法で、飛び降りた女性は事なきを得た。

 

 

 

「・・・魔女の口づけ。やっぱり。」

 

 

案の定、女性は魔女の口づけがついていた。

 

 

 

「この人は・・・?」

 

 

「大丈夫。気絶しているだけだから。平気だよ。二人とも、行こう。」

 

 

「「ええ。」」

 

 

美樹さんの持ってきた、バットに魔力を加えた。

 

 

 

「うわぁ。」

 

 

突然、変化したバットに、驚いたのか、奇声を上げた。

 

 

「一応、これで身の安全は、守れるから。」

 

 

 

変身しながら、付け加えた。

 

 

「後、二人に言っておくことがあるの。」

 

 

 

「「?」」

 

 

 

「二人は、多分、魔法少女って言うと、アニメとか、漫画みたいに、かっこよく戦っているイメージが、あるよね?」

 

 

魔女の結界を開け、二人のほうを見た。

 

 

「実際の魔法少女って、アニメとか、漫画みたいに、かっこよく戦えないんだよ。」

 

 

ニッコリと笑って、二人を見た。夢を潰すような言い方でごめんね。でも、これが事実だから。私は、《水銀の姫》だから。嘘つきだけど、事実を言わなきゃいけない時がくるのも、知ってるから。二人のために、言わなきゃいけないから。魔法少女になったら、救われないって知ってるから。私は、二人を傷つける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




魔女戦の予定が・・・。次回ですね・・・。今回は、キャラ設定は、ありません。
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