俺らはあの日、聖霊皇になった。   作:すぺありぶ

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3連休いかがお過ごしでしたか?
自分は勉学に執筆に仕事にと忙殺される毎日の中に現れたオアシスを満喫させていただきました。

では本編どうぞ。

8/1 一部修正を加えました。


会談と再会

4人の聖霊皇は己の眷属達を下がらせ互いに己のことを語り合う事にした。

 

始めは主催者である「土の聖霊皇」だ。

 

「先ほども話した通り、我は土の聖霊皇、この星の大地全てを司る。眷属はノーム、ターロス、ノーミード、タイタンの4人だ。末端にはゴブリンやゴーレム、ドワーフなどが居る。住処はここグレート大陸だ」

 

次に「木の聖霊皇」が、

 

「では改めまして、私は木の聖霊皇。この星に遍く全ての植物と風を司る聖霊皇。眷属はエルダーエルフ、ユニコーン、エルダーフェアリー、ペガサスの4人ですね。末端ではエルフ、フェアリー、トレントなどが居ますね。住処はこの大陸の隣にある"ズィール島"にある"始まりの世界樹"を寝床にしております」

 

3人目は「火の聖霊皇」

 

「自分はさっきも言った通り火の聖霊皇っス、この星全ての火の力を司る聖霊皇っス。眷属はドラゴン、イフリート、キュクロプス、アグニ、ヘスファイトスの5人で末端はサラマンダー、ワイバーン、ギガンテス、火鳥なんかがいるっス。寝床はこの星で一番大きな火山、"ヴォルケイノガフ山"に造られた神殿の中っス」

 

そして最後に俺。「水の聖霊皇」

 

「最後は俺か、俺は水の聖霊皇。この星全ての水を司る聖霊皇だ。眷属はウンディーネ、クラーケン、マーメイド、セイレーン、ポセイドンの5人で末端では水の妖精、人魚、イルカの精霊などだ。住処はこの星で一番深い深海"バミューダ"の海底に住んでいる」

 

こうして全員の自己紹介が終わり、土の聖霊皇が本題を切り出した。

 

「さて、自己紹介も終わったところでまず本題へ移らせてもらう。駄弁るのはそれからでもいいだろうしな。本題っちゅうのはなんてことは無い、我らの間での争いの禁止だよ。我ら四大元素を司る聖霊皇は互いの存在ありきで互いが存在しているからな。」

「なんだその程度のことか、それだったら言われなくても承諾してやる。最も、この中でそれを承諾しない者など居ないだろうがな」

 

土の聖霊皇の出した本題に木の聖霊皇がすぐさま答え他の聖霊皇も頷く。

 

「そうか、なら良し。では次の話へと進ませてもらおう。人間共への対応だ」

「俺は既に眷属達にちょっかいを出されたからな。あいつらとはあまり関わりたく無いぜ…」

「そっスか、自分はなんか神様として崇められてるっぽいんであんまり干渉はしませんがこのまんまで行くっス」

「エルフやユニコーン、ペガサスは気高き種族…私の元を離れてまで人間と居ようとは思わないと思いますね」

 

各々の意見が出たところで土の聖霊皇が総括する。

 

「そうか、ならば人間への不干渉を主として各自現状維持という事でいいか?」

「ああ、いいだろう」

「自分はそれでいいっス」

「私も賛成ですね」

「良し、ならばこの件に関しては人間へは主に不干渉とし各自現状維持とする」

 

スムーズに話が進み、今度は各々が情報交換などを始める。そんな中俺は全員にこう切り出した。

 

「ふと思ったんだが、俺ら何処かであったこと無いか?」

「"母"様の所で会っているのでは?」

「いや、その程度じゃないもっと昔だ」

「ん?我は前世を覚えておるがな」

「あ、それ自分もっス」

「お前らもなのか?」

「私もですね」

 

そんな話をしているとふと前世でつるんでいた"あいつら"を思い出す。

もしかしたら、そんな一途の望みを込めて俺はこう言った。

 

「俺の前世の名前は○○聞き覚えは無いか?」

「「「な⁉︎」」」

 

全員が同じ反応を示す。そうか、やはりこいつらは!"あいつら"なのか!

 

「私は□□でした、という事は皆さん」

「ああ、我は△△だ」

「自分はxxっス」

「そうか!やっぱお前らなのか!」

「という事は…」

「ああ、あの時死んだ俺らはまとめて"母"の子になったらしいな」

「前世じゃマブダチだったが今世じゃ兄弟か…なんとも数奇な…」

 

全員再会を喜び会いこれまでを話し合う。

土の聖霊皇は地中を主に眷属を作り地下大帝国建国を目論んでるらしい。

木の聖霊皇は"始まりの世界樹"の周辺及び世界の環境保全をしながら眷属達とゆったり暮らしたいらしい。

火の聖霊皇はなにやら人間達から火の神として崇められてるらしい、定期的に貢物も来てて、眷属と共によくそれをツマミに酒盛りをしてるとか。

 

皆早くも目的を持って行動できてるのが羨ましい。俺も何か目的を持とうかな?何がいいだろう?土のに倣って海底帝国でも作ろうかね?

 

なんにせよまたこいつらと再会できたのは嬉しい。こいつらと共に転生させてくれた"母"に礼を言わなければないらないだろうなぁ…

 




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