巫女の帰郷
① ただいま…って言って良い?
慌ただしい日々が続いたため今日は臨時の休暇になり
と、言っても希望者は明日海軍の交代に立ち会う命の為にお菓子教室が開かれるから微妙な所ではあるが…
早朝から命の召集を受けた真琴、チサ、翼、媛、ミナに春蘭、留美菜、りんだけど実は既に命と媛は今朝のお浚いは済ませてあるし命は歌のお浚いもだ
真琴は水の精霊への奉納の踊りのお浚いから始め基本の足さばきの自習の後に地の精霊への奉納の踊りを教える事に
チサと翼、春蘭、留美菜、りんは航海の安全祈願と航海の無事の感謝の気持ちを捧げる踊りのお浚いし水の精霊への奉納踊りの自習
媛は命の指導で羊祭りの稽古を始めることに
媛が一通り踊れる様になりしばらくは自習で踊りの熟練度を上げる事を目指す事になり
後半ライ、蛍、麦、美景、澪は航海の安全祈願と無事の感謝の気持ちを捧げる踊りのお復習の後水の精霊への奉納踊りの指導
つぐみ、つぼみ、しずく、きみは航海の安全祈願のお復習の後航海の無事の感謝の気持ちを捧げる踊りを指導し
かがみ、なつき、水樹、美輝は引続き基本の足さばきの自習で今日の稽古は終わり
「今後も稽古を重ねるようにね」
と、命にそう言われ
真琴は本格的な剣の修行再開目指して素振りと型の稽古から始め命と媛歌は草の精から花の舞を習い始めることにして
各々稽古が納得のいくまで繰り返されてから結界の外に出た
その後結界から出た真琴は走り込みだけど4騎士が随伴し准騎士達はなんとか背中は追えたがかなり引き離され見習い騎士達はなんとか完走しただけ
命はお散歩と謡華と歌の稽古とお祈りを済ませ朝食
一方ユウは精霊の巫女のドレスの作成で再び魔力が低下した翔はユウの目の届く範囲で歩行訓練
ユカは麦と小明、マイとマキに命の古くなった服を支給し解体させデサインの基礎を学ばせていた
ユキはミナとジャケットの製作に取り組みユキは着物ドレスのデサインと試作品を美月の作業場で作成急いでいた
同じ作業場では春蘭、つぼみ、つぐみ、しずくが各々の製作作業に打ち込み
朝食の後は弥空、深潮、ライ、澪、美景、蛍、美輝、りん、留美菜、マナ、マユと非番の侍女達がお菓子作りに参加し今日も指導者はレイナ=ワイマールが担当する
命の側にスー、チサと翼にはサエ、真琴にスエ、媛と翔の側にスズが控える事になり今日は久し振りに王妃と二人きりのユイ
命の朝食の後は謡華と雅を誘い楽士寮に向かい楽士達と共に楽しい時間を過ごした
一夜開け、朝食の時間までは真琴が羊祭り踊りを習いら始めた事以外は昨日と同じで
四人の王女、媛と翔、春蘭、マイ、スー、スエ、スズ、雪華
小明になみ、咲、みか、ほなみ、映見、謡華、雅、瑞穂、鬼百合、忍、修羅、沙霧、白浪
と、前回より人数は増えたものの海軍公邸に向かいまず命が女神と共にを歌いついで航海の安全祈願の踊りと水の精霊への奉納の踊りを真琴と一緒に舞って公海演習と前衛基地の任務に赴く兵達を激励した
そのお陰で兵達の士気は他国が羨む程高いし秩序も保たれている
そんな海軍兵達に同行し歌や踊りで兵達の疲れと娯楽の無い無人島生活でも楽しんでもらいたかったし…
同行する侍女達が腕を奮った料理も兵達の心と胃袋を満たしてくれた
又、皆から慕われる鬼百合やその仲間の戦士達…その中でも特に瑞穂の人気は高く彼女の顔を見て大喜びした者も少なくない
楽しい時は終わりを告げ帰還兵達と共に帰路に着く命達は勿論そのまま酔仙亭に同行し前回同様に兵達とその家族を労う宴を盛り上げに参加した
踊りは航海の無事の感謝を捧げる踊りと水の精霊への奉納の踊りで女神と共にを歌い宴本番に…
そこに明日いよいよ王女騎士団の結団が発表され同時に公女宮騎士団の少年達を王女騎士団に移籍
准騎士四人の正騎士承認および准騎士候補の四人の准騎士承認より開かれる認承式及び披露の宴に招かれた家族を連れて現れたのだ
勿論命達や大樹達は何も知らなかったのだがその到着した一行を待ち構えていた鬼百合に連れていかれ国王その人が同席して…
しかも命とチサがその膝に腰掛けて居るのを見て二度ビックリだけどその幸せそうな様子はやはり微笑ましかった
兵達や他の客達も大樹達が未成年だから代わりに父親達と酒を酌み交わしたし勿論国王も無礼講なのだからと共に飲み
「これ以上の栄誉はない…」
そう言って男泣きしながら国王と酒を酌み交わしたし母親達も国王や将軍達や側に居る者達に酒を注ぎ更に盛り上がっていった
勿論酒場の女達も大喜びで特に若いながらも逞しい体つきの大樹が一番人気で何かにつけては話し掛けモーションを掛ける姿が見られた
が、残念ながらその方面には未々疎い大樹にはその意味が通じず大夫や女将達に笑われていた
准騎士達の親達は男爵夫妻も王宮でもてなしを受けていた
里の者達に飲酒の習慣がないからその方が良いと春蘭とミナがそう国王に進言した結果准騎士達…薬師の里の者達は王妃がもてなす事になった
巫女になった美輝他三人も立ち居振舞いがすっかり落ち着いて驚かせたし…
何より王宮の暮らしに順応しようとする姿とそれを受け入れ見守っていれくれている王宮の姿勢が有り難かった
家族達には王女宮の客間が二部屋用意されておりその中に在る四部屋に別れて泊まる事になり
もう一部屋の薬師の里の三家族とたけときみの父親が泊まる事になっている皆慣れない調度で中々寝付けない夜を過ごした
ついに発表の朝が来て両親にはユキがデザインしたスーツが送られ妹達には若月のドレス
弟達には同じく若月の海兵隊の制服風の服を譲り着て貰って出席して貰った
各々の主人から記章を着けて貰う彼等の顔付きは凛々しく彼等を見る家族は誇らしい気持ちで一杯だった
昇進祝いに大樹には命から蒼い霊玉のギャフが贈られ風華には翼が風の弓風神を贈り炎にはチサが朱い霊玉の銛を贈り海斗は勿論観月が蒼い霊玉の銛を贈り…
そしてたけ達准騎士には四人の王女が大樹達が准騎士に昇進した時同様に剣鉈を
贈り祝福した
朝と昼の食事を共にした彼等に国王が訪ねた
最近の街道筋の状況を実際に走り回る馬借達が見聞きしたことや感じる事を直接聞きたかったので調度良い機会だった
王妃は送られてきた絵に描かれている温泉の話を聞いて
「やはり命達と一度訪れてみたいものですね」
そー笑って答えると
「宿の親父も喜びますよ、是非お越しください」
そー言って我が事の様に喜んだ
闇と影の第二部闇に抗う影第一話はいかがでしたでしょうか?少しでも多くの方が読んでくれたら嬉しいのですが…