闇に抗う影   作:春の雪舞い散る

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 大公領での一時を過ごした水の精霊の舞姫達も他国の旅に赴く時が来て


いざ月影の国

 

 

 ①  いよいよ命の旅立ちの朝が来た

 

 次がいつかはわからないけど命からの最後の踊りの指導で真琴は羊祭りの踊りを習得し翼とチサは水の精霊への奉納踊りの習得しつぐみ、つぼみ、しすく、きみは航海の安全祈願を習得し

 

 なつき、かがみ、水樹足さばきを卒業し真琴は翼とチサに羊祭りの踊りのを教え翼は真琴と深潮にはな、なつき、かがみに航海の安全祈願の指導しチサは弥空、ライ、蛍に水の精霊への奉納の踊りを指導するよう指示して別れを告げた

 

 命達が乗船するのは王国海軍旗艦で命の航海の安全祈願と、水の精霊への奉納の踊りを舞い兵達の気運もいやが上にも高まっている

 

 同行者はユカを筆頭に若月のアシスタントのミナ、精霊の巫女達のリーダーに春蘭とアシスタントのりん

 

 見習い侍女のリーダーにマイとそのアシスタントを務める雪華

 

 命の世話役にスー媛と翔の世話役に留美菜と美輝、小明

 

 麦、澪、美景、きみ、水樹

 

 あき、咲、ほなみ、みか、春菜、菜月、秋菜、こうめ

海斗、大樹、炎、阿、忍、瑞穂に見習い騎士のコウ、サク、ケン、カン総勢38名が選ばれ他に謡華、映見は従者ではなく同伴者だ

 

 つぐみ、つぼみ、しずくの三人は観月付きの巫女となりユキの預かりで創作活動、巫女の修行は真琴に任せ、礼儀作法や勉強は見習いの侍女達と共にする事に

 

 弥空とライは翼付きの巫女となり、弥空は見習い侍女や幼い巫女の指導の傍ら自らの更なる学問と巫女としての修行

 

 ライは礼儀作法や勉強と巫女としての修行

 

 蛍はチサ付きの巫女で礼儀作法や勉強と巫女としての修行とチサとジャムやお菓子等作ったりしている

 

 ついでに言うと真琴の未完の才能を認め惜しむアリアが国王や観月に頼み指導することになり

 

 真琴も未だ暫くは歌を続ける事になったが祭典の前ほど根を詰める必要はない

 

 それにアリアとても忙しい身であるので

 

 そうそう度々時間が取れるわけでもないのだがこのまま錆びれさすのは惜しい

 

 そう考えるのは王妃や観月も同じで練習量が減ってもたまにで良いからアリアが指導してくれるなら任せようと言うことになった

 

 命達の乗船が終わり真琴達、騎士や巫女達の家族が見送る中の出港

 

 達の乗船が始まりアンダートップにまっしぐら

 

 命達の乗船が終わり真琴達、騎士や巫女達の家族が見送る中の出港中船の命の歌声が流れる中の出港と言う事態に乗り組み員達は勿論見送りの市民が喜んだのは言うまでもない

 

 海兵隊の乗り組み員達の話を聞いて羨んでいた海軍の兵達の希望はいともあっさりと期待以上の結果を見せてくれて感激させた

 

 出港して港から出るとすぐに帆走する小型の船が現れ

 

 「 みこぉーっ、媛をこっちに寄越してくれぇ~っ! 」

 

 そう叫ぶ鬼百合の要請を聞いて媛に飛んでもらうと

 

 「 鬼百合に、「 連絡係としてアタイのに居てくれって 」 頼まれたんだって 」

そう観月に話すと

 

 「 船の話は聞いてましたが…、最近ユウを使って何やらこそこそと動き回っていたのはこの為ですか? 」

 

 苦笑いを浮かべ、塗装しなおされて新しく生まれ変わった鬼百合の船を見詰める観月だった

 

 

 初めての船旅で船酔いに苦しむ謡華の枕元で不安げに見守る翔にとり、謡華は翔から見たら苦手じゃない人間の一人なのだから心配になるのも無理はない

 

 勿論、歌に真剣に取り組んでいるから命の指導をする時は厳しい口調の時は有るけど基本的には穏やかな人

 

 と、言うのが謡華に対する翔の印象だ

 

 どのみち、取り上げられた槍は当分返してもらえる見込みがないから期待しない

 

 (多分、翼はユカに預けてあるんやろけどボクがユカに槍を返してなんて頼めるわけ無いやん?)

 

 そう愚痴りたい翔の気持ちに気付ける余裕は今の謡華には残念ながら無かった

 

 

 昼前に

 

 「 鬼百合から海斗を使いに出して欲しいって媛からの伝言だよ

 

 だから瑞穂に見張り代わってもらって海斗に行ってもらうね 」

 

 そう言って瑞穂に指示し、一足先に海斗の元に行き瑞穂がある程度まで上がってくると特に力むこと無く鬼百合の船に跳んだ

 

 シーホースの力を借りる事無く跳んでくる海斗を見てニヤリと笑いながら

 

 ( この程度ならシーホースの力を借りる迄もねえってことか )

 

 そう思いながら見ていると海斗の背中にへばり着く命を見て

 

 「 相変わらずしょうもねぇ事をするヤツだ… 観月に叱られるのがわかってるっゆうのによ 」

 

 そう呟き自分の側に降り立った海斗に

 

 「 観月に新鮮な魚は要らんか聞いて要るなら折り返し戻ってきてくれ 」

 

 そう鬼ユリに言われ船に戻っていきその後ろ姿を見ながら命?が

 

 「 実戦を経て頼もしくなりましたね? 」

 

 そう鬼百合に話し掛けると鬼百合も

 

 「 あぁ、始めて見た頃の男の子の顔付きから男の… たまに戦士の表情すら垣間見せる

 

 で、今日は何の用だ… そんなよもやま話をするためにわざわざみこが観月に叱られるような事をさせた訳ではあるまい? 」

 

 そう命?に話し掛けると命?も

 

 「 地の精霊のガイア… 彼女が恐らくは封印されているであろう場所を思い出しました… 力を貸していただけますね? 」

 

 そう改めて問われた鬼百合の返事は

 

 「 今更何言いやがる? あたい等のみこがあんたの導きを受ける巫女である限りアタイ等の力はみこの物でありアンタの物でもある

 

 だからアンタは 『 我が巫女に支えし戦士達に命ずる我が巫女と共に地の精霊ガイアを救出せよっ! 』 てな

 

 それが、人が精霊の巫女と共に在る事だって思うぜ? 」

 

 その鬼百合の言葉に

 

 「そうあって欲しいのですがそうでないのが現実ですが…

 

 取り敢えず、貴女の理解ある言葉感謝すると共に依り代には私が詫びていた伝えてください 」

 

 そう言ってアクエリアスは気配を消したアクエリアスだった




 失礼しました、これがシリーズ第一話になるはずの物でしたのに…
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