②漁港でお魚食べましょう
翌朝謡華との朝の稽古を終えた命は謡華を連れて女王との朝のお茶に招かれ謡華を女王に紹介した
「伯母様、この人はみこに歌の国の民謡を教えてくれる謡華先生だよ
先生の方は相手は女王様だもん、似顔絵で顔くらいは知ってるよね?」
そう言われて
「まさかこれ程の至近距離でご尊顔を拝謁出来る機会が訪れるとは夢にも思っても見ませんでしたが…」
そう驚きを隠さない謡華に
「私も中々異国の文化にまでは手が回らないが、一応歌の国民謡界の若手のホープと言われる貴女とこうしてお茶を飲む機会が来るなど思いもよらぬこと
この国でも歌ってくれると嬉しいが我が国は初めてですね?案内の者をつけますからこの国でも憩いを与えてほしい」
そう言われ戸惑う謡華に構わず
「伯母様、今日の予定なんだけど皆慣れない船旅が終わってその疲れがドッと出ると思うからお仕事もお勉強もお休みにしても良いかな?って…
んで、みこは漁港に行ってみたいって思うんだけど行っても良いですか?」
そう尋ねられた女王に
「命が漁港へ何をしにいくのですか?」
そう尋ねられた命は
「みこが漁港出来る事は大漁祈願と航海の安全祈願の踊りの奉納と気分が乗ったらお歌も歌うかも?」
そう答えると今度は春蘭が
「それはお一人でお出掛けになるのですか?」
そう尋ねると
「お勉強はお休みにするけど希望者集めて連れてくつもりだから馬車とか借りなきゃダメでしょ?その手配頼んで良い?
先生と阿に忍お姉さんはどーする?」
そう聞かれた謡華は
「勿論ついていきます、持ち歌はやはり海や漁を歌ったものが少なく有りませんからね
漁師の方達と知古を得ておくのは悪く有りませんし…」
と、答えたが阿はユカの顔色を伺い忍は女王の反応を見ているからユカが
「私が同行をするかは未定ですが阿様には引率者として同行してもらいます」
と、言われ忍は
「楽しんで来なさい」
とだけ言われ名を呼ばれなかった瑞穂が情け無い声で
「私は同行を許されないのでしょうか?」
そう問われた命は驚いて
「ユカ、みこが瑞穂引っ張り回したら月光お兄さんに悪いよね?」
命にそう言われた月光は苦笑いを浮かべながら
「瑞穂さんと時を共に過ごしたいのは山々ですが生憎と今日は公務がありますからね…
みこと一緒に出掛けてこの国の事を色々知ってもらうのは悪いことじゃないから誘ってあげると良いよ?」
そう言われてニコッと笑い
「ホントは誘えなくて寂しかったんだよね、瑞穂…一緒に行ってくれる?」
そう寂しそうな顔で言われては文句も言えず
「勿論、お供しますよ」
と、答えたが色んな意味で興味深い一幕だったと言えよう
「出掛けるのは構いませんが命様にお願いしたい事が有りますが宜しいでしょうか?」
そう言われて警戒しながら
「みこにお願いって?」
そう言われて
「命様に直接何かをしていただく訳ではありませんのでご心配無く…
大樹にユウを迎えに行ってもらたいのとその案内役を翔に頼みたいのです」
そう言われ青い顔をしてふるふると首を降る翔だけど
「翔、いつまで今のままでいるの?みこはそろそろ混乱してる魔力と霊力を制御する術を学ぶ時を迎えたって思うんだけど?」
そう言われて溜め息を吐くと
「鬼百合の身体から感じるみこの魔力を感知して大樹を案内してユウを迎えに行けばえーんやね?」
そう渋々答える翔に
「うんそうなんだけど大樹より一角獣を直接案内した方が早くない?」
そう言われて驚いて
「せやな、言葉て結構めんどいもんやからね…ん、わかったから約束は守ってや」
と、そういうことになり同行者は翔と大樹以外の全員で発見が早ければ途中から合流する事になり
翔と大樹は食事をの後すぐに出発して命達は出掛ける準備をし出発の際
「これを鬼百合様に渡してください」
そう言われた手紙を持たされた大樹だった