おっぱいドラゴンに柱間ァ……!大好きクレイジーサイコホモがinしました(休載中) 作:ふくちか
「ダメよ祐斗!貴方は私の騎士なのよ!?」
「すみません部長……ですが、僕はやはりエクスカリバーが憎い」
女剣士二人が帰って暫くして後、木場は眷属を抜けると言い出した。
「僕は僕の本懐を成し遂げたい……その為に、部長達に迷惑は掛けれません」
「でも……」
「行かせてやれ」
「「!」」
何時までも続きそうだったので、俺はこの場を纏める意味でもそう発言した。
「そいつの決意は本物だ。ならば好きにやらせてやれ」
「そんなのダメよ!祐斗はーーーー」
「ならお前はそいつの気持ちが分かると言うのか?大事な物を奪われた奴の気持ちが」
「!」
そう言うと、リアスは押し黙る。
「下手な同情や軽い気持ちでそういった相手に関わらない方が良い。そうなれば、関わった方も関わられた方も……辛いだけだ」
「…………」
「それにそいつには本当に大事な物が今は見えていないだけだ。頭を冷やさせても良いだろう」
「イッセー……」
"大事な物"、と聞いてか、木場は俺に向かい合った。
「イッセー君、僕に大事な物なんて無いよ。全て……奪われたからね」
「誰が目先の物だけだと言った」
「……?」
「…………普段から見えるが、決して見えないもの。それは今のお前では感じることは出来ん。ならば一度冷静になってこい」
…………フン、俺のキャラではない事を口走ってしまったな。
俺は家族が待っている家へと急いだ。
ーーーー
後日。
「すみません。先輩」
俺は何故だか塔城と歩いていた。
「一体何をする気だ?こんな休日に人を呼び出して」
「実は…………祐斗先輩の復讐を、手伝いたくて」
…………コイツ。
「お前、馬鹿か?他人の復讐を手伝いたい等と宣う奴は、初めて見たぞ」
「……分かっています。ただのお節介だと言うのは…………でも、祐斗先輩には、死んで欲しくないんです」
そう不安そうに言う塔城。
俺はそれに何も答えず、眼を閉じた。
「……………………」
「先輩?」
…………………………いた。
「行くぞ」
「にゃっ!?」
俺は塔城の手を掴んで歩きだす。
「ど、何処へ行くんですか?」
「復讐を手伝いたい、そう言っただろ?ならうってつけの相手がいる」
俺が"奴等"の気配を感じて向かうと、そこにはーーーー
「えー…………迷える子羊に恵みの手を~」
「どうか天にかわって、哀れな私達に救いの手を!!」
馬鹿が二人いた。
「あの人達は……」
塔城をその場に残し、俺は二人の元へと向かう。
「おい」
「む………………!?」
「あ…!」
「来い」
俺は有無を言わさず、二人の首を引っ付かんで近くのファミレスへと向かった。
ーーーー
「はむっ…………むぐっ!………日本の料理は、こんなに美味しいのだなっ!初めて知ったよっ…………」
「やっぱり故郷の味は最高~!涙が出ちゃう~!!」
……どれだけ腹が減っていたんだ。
気づけば俺の目の前には大量の皿が積まれていた。
「……それで、私達と接触してきた理由は?」
青髪は口元を拭いて、単刀直入に俺にそう聞いてくる。
「なぁに。迷える子羊に救いの手を差し伸べるだけだ」
「君がそう言うと魔王との契約だと思えてくるよ」
「今すぐにこの分の金を払ってもらおうか?」
「すまない、口が過ぎた様だ」
失礼な奴だ。
「……お前達のエクスカリバーの破壊。俺達の介入を許可しろ」
「「!!」」
そう言うと、二人は驚いたように眼を見開いた。
「……この間の言葉を忘れていないだろう?我々は悪魔の力は借りない」
「お前達程度の技量で何とかなる相手か?そのコチュジャンとか言う堕天使は」
「…………」
押し黙る二人に、俺は尚も続ける。
『相棒一人でも事足りる気がするがな』
「黙れ蜥蜴。……それはそうと、俺は人間だ。人間の介入なら、お前達にとってのタブーは避けられる筈だ。そこに悪魔がいても、その陣営からは今は離れている」
「……この間の彼か」
「奴のエクスカリバーの破壊願望とお前達の任務ーーーー利害は一致している筈だ」
「……分かった」
「ゼノヴィア!?」
「心配ないだろう。何せ彼は、君のエクスカリバーを壊したんだからね」
勝手に壊れただけだ。
その後、俺が無理矢理連れてきた木場と、何やかんや話し合ってから、お開きとなった。
色々端折ってますが、そこは原作を読んでフォローお願いします