顕現せし星滅の災厄 〜その思い、光となって〜 作:超天元突破メガネ
今回は、ずっとやりたかったマガツ戦です。
実は自分が初めて「PSO2」にログインした時たまたまやっていたのがこれだったりします。(初挑戦はこの投稿の一週間ほど前ですが)
なお設定紹介を少し省いていますので、ぜひ前作「解き放たれし鋼鉄の威信」から見ていただきたいなと思っております。
また、少々独自解釈が含まれてしまっていますが、それでもおk!という方は、どうか楽しんでいってほしいと思います。
オラクルにほど近い、岩石のリングが特徴的な、白と黒の惑星、ハルコタン。
ダークファルス「双子」の手によって、一度は大きな危機を迎えたが、アークスの活躍により、平和を取り戻した。
しかし、ハルコタンを蝕むもう一つの災厄が、思いもよらない形で、再び現れようとしていた、、、
AP241:6/1 14:08
惑星ハルコタン:灰の社
「へっくしょいっ!、、、うぅ、、、」
「えーっと、、、どうして、こんな状況に?」
大きな畳の部屋で、アークスの少女、アメリアスは、目の前の布団を見つめていた。
「うぅ、、、わ、わらわも自分が、風邪を引くとは思わんわ!!」
布団の中で身を縮めているのは、ハルコタンの「灰の神子」こと、スクナヒメ。
、、、にわかに信じがたい話だが、風邪を引いてしまったらしい。
「、、、にしても、参ったのう、、、」
「、、、?風邪がですか?」
「それもそうじゃが、、、へっくしょいっ!」
顔をしかめながら、スクナヒメが続ける。
「そちが寝ている間、ハルコタンは平和そのものじゃった、、、そちらのおかげでな」
スクナヒメは、バツが悪そうな顔を浮かべて、
「2年経てば、封印も少々弱まる。そこに、わらわの不調じゃ、、、」
アメリアスは青ざめた。
「ま、まさか、、、!」
「うむ、、、おそらく奴は、僅かな綻びから、封印を破ってこようぞ、、、」
そして、スクナヒメはその名を呟いた。
「封印されし星滅の災厄、、、『禍津』がな」
AP241:6/1 17:00
アークスシップ:フランカ'sカフェ
「ったく!いい迷惑ですよー!」
テーブルに突っ伏して、アメリアスが叫ぶ。
「まあまあ落ち着いて、、、」
向かい側に座った女アークスが、アメリアスを宥める。
「オフショルダーニット」を着た、アメリアスより身長が低いデューマン。一見、アメリアスより年下に見えるが、何処と無く、ベテランの風格を漂わせていた。
「もし『禍津』が出てきたって、また僕たちが倒せばいいだけじゃん。大丈夫大丈夫。」
「うう、、、ユキノさぁん、、、」
アメリアスはぐったりと、そのアークスの名を呼んだ。
彼女の名はユキノ。
フェイよりも前に、ニュービーだった頃のアメリアスを助けてくれた、先輩である。
「正直、2年前の封印作戦全然覚えてないんですよ、、、だから不安で、、、」
「今から不安がってても、辛いだけだよ、、、?それ、アメリアスの悪い癖。」
「はあ、、、面目ありません、、、」
そこでユキノは、思い出すように顔を上げた。
「ていうか、スクナヒメの風邪くらいでこんなことになっちゃうんだ、、、」
「それが、向こうが学習したらしくて、、、自分から、弱い器を作り出して、僅かな綻びから抜け出して、外から封印を破るつもりだろうって、話してました。」
はあ〜と、2人でため息をつく。
「、、、よし、気晴らしにデイリーオーダー行こう。アメリアス、つきあって?」
「いいですよ。今日何でしたっけ、、、」
2人は話しながら、カフェを出て行った。
AP241:6/8 12:40
アークスシップ:ゲートエリア
「眠い、、、劇的に眠い、、、」
「今日に限ってどうしたの?アメリアス?」
「ご飯食べたら眠くなるじゃん、、、」
「すぐ寝ると太るよー」
アメリアスがヒツギと話していると、緊急アラートと共に、シップの照明が落ちた。
「現在、全アークス一斉参加の、大規模なエネミー討伐作戦を準備中!対象は、惑星ハルコタンです!!」
そして、モニターに映し出されるのは、、、
ハルコタンの中心、白と黒の交わった部分に集まった闇から現れる、邪神の姿。
「来たぁ、、、」
「な、何あいつ!?無理!生理的に無理!」
うなだれるアメリアスの横で、ヒツギは『禍津』の姿にビビっている。
「えっと、何というか、、、」
アメリアスが簡単に説明すると、ヒツギはうんうんと頷いた。
「じゃあ、また封印しなきゃってことなんだね」
「そういうこと。ん、ユキノさんからメールだ。」
メールボックスを開くと、「すぐに行くから準備しといて!」とあった。
「、、、まあ、伊達にガーディアンって言われてないとこ、見せなきゃね」
アメリアスは苦笑しながら、サブパレットに「グランツ」をセットする。
「、、、そうだ。ヒツギさん、これあげる。」
そう言ってアメリアスが取り出したのは、黄色い培養液の詰まった、小さなケース。
そして、その中にポツリと浮いてるのは⋯
「、、、ジェットブーツ?」
「ヒツギさんでも装備できるやつ。これがあると楽だから。」
「ふーん、、、ありがとう。」
ヒツギはそれを受け取り、腰にくくりつける。
するとそこに、ユキノとアイカがやってきた。
「準備終わったー?」
「終わりました。ユキノさんは、、、?」
「僕はいつでもおっけーだよ!」
「人数に余裕があるようなら、私も参加して良いだろうか?」
「もちろん!アイカがいるなら助かるよー!」
ヒツギが、頼もしげにアイカを見る。
「緊急任務発令!!、、、」
そして、作戦開始を告げるアナウンス。
「時間だね、、、行こう!!」
「はい!!」
ユキノを先頭に、4人はキャンプシップに走った。
今回は一章ごとなので、少し短くなります。
、、、どうでもいい話ですが、最近、レザスイフト+26を使っている自分が情けなく思えてきました。