顕現せし星滅の災厄 〜その思い、光となって〜   作:超天元突破メガネ

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展開の都合で1試合丸々書いたので、かなり長い、、、かと思いきや、そうでもなかった今日この頃。


2章「顕現せし星滅の災厄〜darkness god is MAGATU〜」

AP241 6/8 13:07

惑星ハルコタン:白の大城塞

「、、、ふうむ、迫ってきておるのう。不愉快な気だのう、全く、、、」

ハルコタンに集うアークスに向けて、スクナヒメから通信が入る。

「これより対峙するのが『禍津』。星に封印されし悪神。その一部よ。

ほんの漏れ出た程度であるが、、、その力は尋常ではない。心せよ。」

「もう、見てるだけで気持ち悪いんだけど、、、!」

ヒツギが、街の隙間から見える頭を見て、顔をしかめる。

「奴の進行を食い止める門はあるが、それも長く保つものでは無い、、、

最後の門を突破されたら、終わりじゃ。全てが破壊される。」

そこでスクナヒメは、ため息をついた。

「無論、突破された時の為の最終手段は用意してあるが、、、なるべく、使わずに済ませたい。」

全員に、緊張が走る。

ヒツギの握る「アメノハバキリ」が震えるのが、アメリアスにもわかった。

「準備が出来次第、そちらに加護を与えることは出来るが、、、直接、手伝うことは出来ぬ、、、すまないが、そなた達が鍵だ。その力を、わらわに貸してくれ。」

出撃用テレパイプに、全員が集合する。

「よし、、、!行きましょう!!」

アメリアスがテレパイプを起動すると、一斉に禍津の目の前へ転移した。

「で、でかい、、、!!」

ヒツギは、その巨軀に足がすくみそうになるのを堪え、禍津の足に先制を入れる。

「固っ!!」

「ヒツギさん!まずは左膝の顔を狙って!」

ユキノが、バレットボウを撃ちながら指示を出す。

「膝って、、、届かないですよ!」

「ヒツギさん!ジェットブーツジェットブーツ!!」

そこでヒツギは、さっきアメリアスに貰った武器を思いだした。

「そっか、、、!これならいける!」

腰のケースを外し、地面に落としながらジャンプする。

すると中のジェットブーツ「バイオリアクト」が飛び出し、着地しかけたヒツギの足に固定された。

「うえっ!? 大きくなった!?」

一瞬よろけたが、バイオリアクトの慣性制御が働き、姿勢を立て直す。

「よし⋯ これなら!!」

ジェットブーツの空中戦闘能力を以てすれば、禍津の弱点を容易く攻撃できる。

ヒツギのカタナでは空中戦闘には分が悪いだろうと思い、アメリアスが倉庫から引っ張り出してきたのだ。

「持ってて良かった、、、!『グランヴェイヴ!』」

そのまま、唯一持っていたフォトンアーツで、追撃。

すると突然、緊急通信が入った。

「禍津頭部に、大きなエネルギーを確認!上空からの照射攻撃に備えてください!!」

「Emergency Quick Trial」、、、「禍津」に特殊な反応があった時に発令される、緊急指令だ!

「おっ!よっ!っとと!!」

アメリアスは上手くステップを取り、禍津の照射攻撃を躱す。

「危ない危ない、、、」

「被害状況軽微、戦闘を続行して下さい。」

「よっしゃ、そしたら膝膝、、、!」

回避に成功したヒツギも、攻撃を続行する。

すると、ヒツギよりはるかに上、禍津の脇の辺りが爆発した。

「あれって、、、タリス!?」

ヒツギが視線を移すと、高台の上からタリスを操る、アイカの姿。

「そういえば、アイカって魔法職極めてるんだった、、、」

無駄の無い動きで、アウトレンジから攻撃を加えるアイカ。

すると、下メンバーによって左膝が砕かれ、禍津が倒れこんだ。

「掌にも顔がある、、、よし!」

ヒツギは立ち位置を調整し、右掌の顔を砕く。

その時、アークス達の体が、白く輝き出した。

「これよりわらわの加護を授ける!いつもより機敏に動けるはずじゃ!!」

それを聞いたヒツギが軽くジャンプすると、それだけで禍津の膝上まで到達した。

「凄い!これなら、、、!!」

ヒツギは「アメノハバキリ」を握り、右膝に斬撃を加えて行く。

「禍津より高エネルギー反応!熱線攻撃に警戒を!!」

禍津が立ち止まり、凄まじい密度で熱線を放射する。

「ヒツギ!」「やっちゃおう!アイカ!!」

熱線を掻い潜り、ヒツギとアイカは右膝を砕いて、再び禍津の動きを止めた。

「次はお腹を狙って!」「了解!」

ユキノの指示に合わせ、アメリアスは蹴りを叩き込む。

すると腹の面がめくれ、足場になった。

「なるほど、、、って!」

しかし禍津は、既に一つ目の「大唱壁門」に迫っていた。

「門周辺に、『禍縛の矢』を設置しました!」

すると、門周辺の足場に、金塗りの銃座が設置される。

「まっかせて!!」

ユキノが真っ先に飛び込み、禍津へと矢を打ち込んでいく。

数人のアークスが連携し、矢を撃ち込んで行くと、禍津の動きが止まった。

「やった!」

「禍津の行動停止に成功!、、、しかし、門前に、特異反応のエネミーが出現!」

「禍津の力によって生まれた『黒の民もどき』じゃな。しかし、奴の力も弱まっているようじゃ!体力底上げ、恵身の加護、授けるぞ!!」

「よし!まだまだこれから!!」

機動力が低い分、ヒツギはエネミー殲滅に尽力する。

「とにかく顔を減らす、、、!仕掛けるよ!」

12人のアークスによる、素早い連携が繰り広げられる。

すると、門前に差し掛かった禍津から、巨大な顔状の弾が発射された!

「巨顔弾による攻撃!速やかに破壊してください!!」

アメリアスは弾丸に肉薄するが、、、

「硬い、、、!殴るだけじゃ無理です!!」

「クソッ、、、!」

アイカが門の上に設置された、フォトン粒子砲に走る。しかし、、、

「大唱壁門、耐久限界です!周辺のアークスは退避を!」

一歩間に合わず、一つ目の門が壊されてしまった。

「クソッ、、、!私は何をしているんだ、、、!!」

「アイカちゃん!凹んじゃだめだよ!!」

禍津に矢を浴びせ、ユキノが叫ぶ。

「そうですよ!私達の力、見せてやりましょう!!」

必死に連撃を叩き込みながら、アメリアスも言った。

「そうだな、、、私だって、アークスだ!」

アイカはタリスから、取って置きの武器に切り替える。

「行くぞ!燐具フローレンベルク!!」

「え!?」

「こんな時に武器迷彩で遊ばないの!!」

「違う!司令から借りた本物だ!!」

「マジで!?」

驚くヒツギを見て、アイカはしてやったり顏で攻撃を続けた。

 

AP241:6/8 13:15

惑星ハルコタン:白の大城塞

「禍津両掌に、高エネルギーを感知!」

「わあああっ!!」

巨大エネルギー波を物陰でやり過ごしつつ、戦線は二つ目の大唱壁門に近づいていく。

「こいつ、体力多すぎでしょ、、、!!」

「アメノハバキリ」を振り回しながら、ヒツギが愚痴る。

「だけど、禍津の損傷も大きい。大丈夫だよ、ヒツギさん!」

アメリアスはヒツギに呼びかけ、バウンサーの機動性を駆使して、狙いにくい肩の顔に蹴りを入れた。

そして、禍津が二つ目の大唱壁門に差し掛かる。

「今度こそ、、、!」

「支援するわ!アイカ!!」

フォトン粒子砲に駆ける、アイカの背中を守るように、1人のヒューマンがツインマシンガンを乱射する。

「貴女は、、、!会長!?」

現れたのは、会長こと「伊澄 リナ」

イツキやヒツギと同じ、地球からの協力者だ。

リナは素早くアサルトライフルに持ち替え、照準を定める。

「うまく狙って、、、!『ウィークバレット!!』」

リナが撃った弾丸が、禍津に当たると、その部位が赤く染まった。

「禍津両肩より、巨顔弾射出!!」

「やらせない、、、!!」

粒子砲に到着したアイカが、号砲を撃ち放つ!

「Feuer!!!」

ビームが巨顔弾をなぎ払い、ウィークバレットによって染まった部分を直撃する!!

「さーって!ヒツギさん!もう一発!!」

「任せて下さい!!てぇーーっ!!!」

巨顔弾が消えた所で、ヒツギも粒子砲を撃ち放つ!

「ここが勝負の決め所よ!!お主らとわらわの力、合わせる時!!」

スクナヒメの加護により、アークス達がまばゆい輝きを放つ!!

「大唱壁門、耐久限界です!最終防衛線を死守してください!!」

崩れ落ちる大唱壁門から、アイカ達が飛び出し、禍津に立ち向かう。

「いいよみんな!!さてと、、、僕も騒ぐか!!」

ユキノが武器をカタナに変え、凄まじい連撃を浴びせる!

「凄い、、、!さすがユキノさん!」

「ほらほら!アメリアスも頑張って!!」

「勿論!はあああああっ!!!」

露出した左肩めがけ、アメリアスも負けじと一気に攻撃を入れる。

「禍津残存体力、あと僅かです!!」

すると、禍津が両手を掲げ、、、真紅の光と共に、宙に浮かび上がった!

「奴め、、、!全力でくるぞ!!」

瞬間、禍津の無数の瞳が赤く光り、、、凄まじい熱線が、辺りを襲う!!

「動きに自信のない人は、回避に集中!アメリアス、アイカ!!」

「了解です、ユキノさん!!」

弾幕を掻い潜り、3人は禍津に畳み掛ける!

「やってやろう、みんな!!」

禍津最大の連撃を凌ぎきり、アークスは最後のラッシュに移った!

「最終防衛地点に、禍縛の矢を設置しました!」

「よーっし!最後の仕上げだよ!!」

次々と、禍縛の矢が撃ち込まれ、、、最後の門の目の前で、禍津が動きを止める。

「決めるよ!アメリアス!!」

「行きましょう!ユキノさん!!」

アメリアスのジェットブーツから、白い光が迸る!

「『エレメンタルスタンス』、、、!はあああっ!!!」

禍津を縛る結晶を駆け上がり、中央の弱点に2人が迫る!!

「グレンテッセン!!!」

「ヴィントジーカー、、、ファイナルストライク!!!」

神速の居合と、限界突破の蹴撃が突き刺さり、、、遂に禍津が、地に伏した。

「やったあ!!ゆきのん大勝利〜!!」

「やりましたね、ユキノさん!!」

禍津は宙に吸い寄せられ、スクナヒメの創り出した結界に飛ばされる。

「よっし、、、すぐに次行くよ!」

「え、、、!?」

驚くヒツギ達に、ユキノは告げる。

「禍津はいっぱいいるから、全部撃破しなきゃ!ほら、すぐ戻るよ!!」

「ま、まだやるの、、、?」

アメリアスはぐったりと、道にへたりこんだ。




、、、自分の作文力に自信を無くしかけつつ、頑張っています。
次回はついに、輝くあのお方の登場です!
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