顕現せし星滅の災厄 〜その思い、光となって〜 作:超天元突破メガネ
今回、、、かなりはっちゃけます。
AP241:6/8 13:50
アークスシップ:ゲートエリア
結局、計3体の禍津を撃退し、アメリアス達はシップに帰還した。
「つ、疲れた、、、」
「はあ、、、ヒツギさん、私明日起きてこないから、そのつもりで、、、」
ぐったりとイスに座る、アメリアスとヒツギ。
「でも、なんか忘れてるような、、、?」
ふと、天井を見るアメリアス。
赤い緊急警報は、まだ続いている。
すると再び、アナウンスが響いた。
「緊急招集発令、惑星ハルコタンに出現した『禍津』の再封印作戦を行います!」
「それだ、、、う、んーっ!!」
アメリアスは立ち上がり、ゆっくりと伸びをする。
ゆさっ、と揺れた胸の膨らみに、ヒツギが少々嫉妬の目を向けたが、特に気にしない。
「もう一踏ん張りかあ、、、」
するとそこに、アイカ、リナ、そしてユキノが走ってくる。
「一通り、禍津は撃退出来たようだな、、、」
「ええ。後は結界の中で、弱らせるだけ。」
「ま、またあいつとやりあうんですか、、、?」
ヒツギが恐る恐る聞くと、ユキノが答えた。
「大丈夫。唱結界内専用チューンの、AISを使うよ。」
「AIS、、、!良かった〜」
そこに、地球側のアークスであり、さっきまで別方面の撃退に当たっていたイツキが走ってきた。
「はー終わった終わった、、、ってリナ先輩!!」
「あ、イツキ君!問題無かった?」
「無事撃退しました。みんな焦って、EQTどころじゃありませんでしたよ、、、あれ、その人は、、、?」
「アメリアスの先輩だって。さ、イツキ君も準備して。」
5人はまた、キャンプシップへ歩く。
連絡橋前で、ユキノが4人へと振り返る。
「じゃ、アークスの力、、、あの化物のトラウマにして、二度と出てこれないようにしちゃおう!!」
「「はい!!」」
決戦へ、5人は躍り出た。
AP241:6/8 13:55
惑星ハルコタン:白の領域・唱結界内
「間も無く、唱結界内に捉えた禍津の、再封印作戦を行います。AISの能力を引き出し、必ず生還して下さい!」
「了解!AIS、出撃します!!」
戦闘エリアにテレポートすると同時に、12人全員がAISに飛び込む。
すると上空から、閉じ込められた禍津が降ってきた。
「お主らは、この空間に奴を留めてくれ。封印は任せよ!」
通信を送るスクナヒメに、ヒツギが笑って応答する。
「わかりました、、、ですけど、別にあれを倒してしまっても構わないんですよね?」
「、、、無論じゃ!頼んだぞ!!」
12機のAISが、一斉に禍津に攻撃を開始する。
「この禍津には属性の偏りがあるな、こやつには射撃で対抗せよ!」
「了解、イツキ君!」
「やっちゃいましょう、先輩!」
リナが膝にウィークバスターを撃ち込むのに合わせて、イツキはフォトンブラスターを発射。
膝を砕かれた禍津がくずおれ、隙が生まれる。
「射撃に弱い、、、なら!!」
「時間がない、、、ここは、開幕ブッパで!」
ヒツギやユキノも速攻でフォトンブラスターを使い、フォトングレネードで畳み掛ける。
しかし、禍津は両手に炎の剣を形成し、一気に振り回した。
「うわ危なっ!?」
辛うじて避けたアメリアスは、不慣れなAISを何とか動かし、禍津にフォトングレネードを浴びせていく。
「禍津残存体力、僅かです!!」
フォトンブラスターのダメージもあり、短時間で禍津は一気に消耗していく。
「い、行けえっ!」
アメリアスが撃ったグレネードがふらふらと禍津に当たり、禍津はまた天へと吸い込まれて行った。
「あっけな、、、」
呟くヒツギ。しかし、これで終わる筈もなく。
「対象の討伐をかくn、、、いえ、禍津内に、高エネルギー反応!?」
「あれは禍津の魂じゃ!あの体は、奴にとってただの器、、、破壊しても、魂までは浄化出来ん、、、!」
その言葉を証明するように、再び天から禍津が現れる。
「禍津の魂は私が封じる、、、お主らは戦闘を続けてくれ!こやつには斬撃が有効じゃ!」
「「了解!!!」」
禍津の放つレーザーを掻い潜り、AISが禍津に接近する。
「ブラスターも効きそうにないわね、、、」
「とにかくフォトンセイバーを叩き込む!そっちは任せた!」
「ま、やるしかないわね!!!」
アイカとリナが、手慣れた動きで禍津を翻弄する。
しばらく攻撃を加えると、、、突然、禍津がワープした。
それと同時に、無数の照射攻撃が繰り出される!
「えーっと、ステップはどうする、、、のぎゃっ!!!」
かわしきれなかったアメリアスのAISが、戦闘不能に陥ってしまう。
「あーもうっ!喰らえ喰らえーっ!!」
復活したAISで一気に接近し、アメリアスは喚きながら斬りまくった。
「禍津残存体力、あと僅かです!」
しかしそれが功を奏したようで、消耗で禍津がくずおれる。
「いっけえええっ!!!」
そして、イツキたちの猛ラッシュで、2体目の禍津も撃破に成功した。
「目標、撃破を確認、、、ですが、まだ続くようです。」
身構えるAISの前に、、、金色に光る禍津が現れた!!
「、、、禍津も本気のようじゃな。倒すのには骨が折れるだろうが、、、あれを倒せば、すぐに封印できるはずじゃ!!」
「よーし!!皆!こいつが最後だー!!」
ユキノを先頭に、AISが駆ける!
「こやつは全ての攻撃に耐性があるようじゃ。まずは、、、」
「とにかく顔を割りましょう!膝の弱点から畳み掛けるわ!」
素早くウィークバスターが貼り付けられ、フォトンセイバーのラッシュが繰り出される。
「アメリアス!肩にグレネード!!」
「了解です!ユキノさん!!」
ユキノとアメリアスは、肩を壊しにかかる。
「一気に仕掛けます!オーバーブースト!」
イツキとヒツギが上空ブーストを起動し、禍津の顔へと突撃する。
「「いっけえええっ!!」」
膝、肩、顔、5つの顔が砕かれ、腹部の光が消える。
同時にバリアが消え、弱点が露わになった。
「終わらせよう!皆!!」
AISが、露わになった弱点に攻撃を入れていく。
「禍津残存体力、低下!」
すると禍津が起き上がり、宙へと舞い上がる!
「まさか、、、!」
アメリアスの予想通り、禍津から凄まじい熱線が繰り出された!
「気を付けてアメリアス!!」
「だからAISは慣れてないんですってのぎゃっ!!」
レーザーの集束点に突っ込んでしまい、アメリアス、再び撃墜。
「アメリアス!?ええいっこれでも喰らえっ!!」
それを見たヒツギは高台に飛び乗り、フォトンブラスターを腹部に撃ち込んだ。
アメリアスが復活する間に攻撃が止み、またAISが禍津に接近する。
しかし禍津はテレポートし、両腕に巨大な炎の剣を創り出した!
「上等、、、!いくよおっ!!!」
ユキノは暴れ回る禍津に接近、ステップを駆使して、フォトンセイバーやグレネードを叩き込む!
「な、、、!あんな挙動が、、、!?」
「凄い、、、さすがユキノさん!」
華麗に舞うユキノのAIS。しかし、
ズバッ!「あ、やられちゃった!!」
派手な回転斬撃を喰らい、ユキノ機もろともAISが落とされていく。
「もう少しなのに、、、!!」
ユキノがAISを再起動させていると、横を一機のAISが通り過ぎた。
「あ、、、アメリアス!?」
それは偶然剣をかわした、アメリアスの黒いAIS!
「私だって、、、私だってえええっ!!!」
禍津の弱点へ、フォトンブラスターを叩き込むアメリアス。
するとやっと、禍津がくずおれ、隙が生まれた。
「、、、!今だよ!アメリアス!!」
「無論です!いっけええっ、、、って!」
フォトングレネードのトリガーを叩くも、全く反応しない。
「まっず、、、!さっきのレーザーとブラスターで、上半身が動かなくなってる!?」
他のAISが復帰する中、アメリアスの機体はじっと止まったまま。
アメリアスは少し考えたのち、腹を括ることにした。
「う、、、うおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
ステップで一気に禍津に肉薄し、オーバーブーストで顔面へと飛び上がる!
「アメリアス!?」
そのまま緊急脱出装置を作動させ、、、アメリアスの体が、禍津の方へと放り出された!
「まさか、、、生身で!!?」
「ヴィントジーカー、、、!ファイナル!!ストライク!!!」
全力を込めたアメリアスの足が、禍津に突き刺さった!
「唱結界、禍津を完全に制圧!アークスは退避を!」
AISが結界を離れる中、アメリアスは1人、禍津の頭に刺さっている。
「ちょっ、、、抜けない!」
「アメリアス!!」
ユキノのAISが、アメリアスの元へ駆ける。
「あーもうっ!今行きます!!」
アメリアスは無理矢理レザスイフトを外し、AISの掌に落下した。
全力で退避するAISの後ろでは、禍津が唱結界に封印されていく。
「お疲れ様、アメリアス。」
「勝てましたけど、、、私のジェットブーツがぁ、、、」
アメリアスは悔しげに、光になって消える禍津を見つめていた。
「禍津」って入れるの、結構難しいんですよ。
次回はエピローグです