――夢を見た。
彼女が、父親に討たれる夢を見た。
血に染まる丘で、夕焼けに染まる丘で、胸を貫かれる夢を見た。
父の視線は、初めて彼女を見つめていた。
正しき王の視線は、逸らされることなくこちらを見ていた。
胸の傷は痛み、意識が朦朧とする。
しかし、彼女にはそれがたまらなく嬉しかった。
死ぬことよりも、かの王に見てもらえぬ事の方が彼女には辛かったのだから。
―― 1
「てめえが、俺のマスターか」
彼の前に現れた彼女が、初めて口にした言葉はそれだった。
角の生えた白銀の兜に、赤い光の走った赤雷の白き鎧。
彼女の持つ剣はあまりに美しく、しかしどこかくすんでいる様に見えた。
彼は、何が何だかわからなかった。
しかし、彼女が外にいる槍兵と同じ、超常的な存在だという事は理解できた。
「これより俺の剣はお前と共にあり、お前の運命は俺と共にある。
――ここに契約は完了した」
彼女はそう告げて、彼に背を向け槍兵へと視線を向けた。
「さて、とりあえず外のやつは敵ってことでいいんだよな、マスター」
その言葉は答えを欲したものではない。
現に、彼女は彼の返答を待つことなく、疾風の如き速さで土蔵の外へと駆けだした。
「なっ、おい!」
彼女を追って、彼は土蔵の外へと出る。
――そこで彼が見たものは、神話の戦いだった。
荒れ狂う暴風の様な一撃を放つ彼女と、その風を斬り裂く朱光の連打。
型にはまらない、しかし理の通った剣を振る騎士と、それを巧みにいなし掻い潜らんとする槍兵。
庭には神秘が溢れ、そこはかつて世に満ちた戦場へと姿を変えていた。
彼がその戦いに見とれていると、急に二人は間合いを開け、お互いに睨み合うように視線を合わせた。
「――っち! 良い勘してやがる。
太刀筋からして強引に行く奴かと思えば、かなり慎重にやるじゃねえか。流石、最優のクラスと呼ばれるだけのことはある」
「てめえもなランサー。ここで仕留める気だったんだが、まさか凌がれるとは思わなかった。生前でもお前並みの騎士はそういないだろうさ。
――もっとも、俺の父上には及ばないけどな」
「へぇ、言うじゃねえか」
兜をかぶっているので顔は見えないが、彼と槍兵にはその騎士が笑っているのがわかった。
「お前ほどの騎士が誇る人間か、さぞ強い奴だったんだろう。
できるものなら、そいつとも戦ってみたかったぜ」
「――あ”? 黙れランサーぶっ殺すぞ」
しかし、ランサーと呼ばれた男が騎士にそう告げると、騎士の雰囲気が一変する。
騎士の身体から魔力の奔流が吹き上がり、彼女が激怒していることが目に見えて理解できた。
「……おいおい、バーサーカーじゃねえんだぞ。いくら何でも情緒不安定過ぎるだろ。
まあいい、とりあえず矛は合わせたんだ。ここらで退散するとするか」
冷や汗を流しつつ、ランサーはバックステップで壁の上へと跳躍。
「待てっ! ――クソっ!」
ランサーは騎士の言葉を聞くことなく、壁から飛び立ち姿を消した。
◇ ◇ ◇
――夢を見た。
王を前にした彼女の言葉は、苛烈な悲痛に満ちていた。
何故認めてくれなかったのか。
何故私を見てくれないのか。
何故私はこんな形で生まれねばならなかったのか。
何故、
何故、
何故――っ!
丘に響く苦悩声。
それへの答えは、ただ一つ。聖槍
言葉はない。彼女の問いかけに対し、王は応えることはなかった。
致命傷を負った彼女にできたことは、ただ一太刀、王に剣を振ることだけだった。
彼女の剣、宝物庫から盗み出した
―― 2
「消し飛べよ、この筋肉野郎!
『
バーサーカーへと、セイバーの宝具から放たれた赤い雷撃が襲い掛かる。
その宝具の名は、
つまり、セイバーの真名は――
「――モードレッドね。お兄ちゃんのサーヴァントにはちょうどいいかもしれないわ」
「はっ! 随分と余裕そうじゃねえか。お前のバーサーカーは死んだってのにさ」
「投降しなさい、イリヤスフィール。バーサーカーが倒された今、あなたの敗北は確定したわ」
遠坂が少女、イリヤスフィールに人差し指を向ける。
遠坂が望めば、そこから漆黒の呪いが放たれ、撃たれた彼女は倒れるだろう。
セイバーも剣を構える。彼女が一瞬でも不審な動きをすれば、即座に真っ二つにする気だ。
「バーサーカーが、負けた? あはは、そんなわけないでしょう。あなたたちの目は節穴かしら。
――さっさと起きなさい、バーサーカー」
彼女の言葉に、驚愕の表情でセイバーが振り向く。
その瞬間、地を震わすほどの咆哮が辺りに響き渡った。
「■■■■っ、■■■■■――っ!」
「コイツは――っ!」
「うそっ! セイバーの宝具が直撃したはずなのに……」
咆哮の主、セイバーの一撃をくらった筈のバーサーカー。
死んだはずの彼の姿が、そこにはあった。
「ええ、流石はモードレッドね。バーサーカーが6度も殺されるなんて思ってもいなかったわ」
「6度……だと……」
「ええ、セイバー。あなたの宝具は確かに強力だけど、私のバーサーカー、ヘラクレスの持つ12の命を殺しきるには足りなかったみたいね」
驚愕と憤怒に表情を歪めるセイバーをよそに、バーサーカーがイリヤスフィールの下へと跳躍する。
「俺の剣が、『
……ふざけてんじゃねえぞ、この筋肉野郎!」
吹き上がる魔力の風。
彼女が吸い上げる魔力に、彼の視界が一瞬歪んだ。
魔剣と化した聖剣の一撃と、魔力を噴出して振るわれる剣戟。
勢いよく消費される自身の魔力に、彼はもう限界だった。
――セイバーが戦っているのに倒れてなんていられない。
そんな意地が無ければ、既に彼は倒れていただろう。
そして、その意地はセイバーを救うことになった。
ふらつく視界の中、セイバーの戦う姿を捉えるために魔力で水増しされていた視力は、彼方で剣を片手に弓を引く弓兵の姿を捉えた。
「っ! セイバー!」
「うわっ! ちょ、シロウ、おい!」
怒りに燃えるセイバーの手を強引に引き、その場から強引に離れる。
瞬間、バーサーカーとイリヤスフィールに、豪雨の様な大量の矢が降り注いだ。
「バーサーカー!」
「■■■■■■■■■■――っ!」
バーサーカーは、その手に持った岩の様な斧槍を駆使して数多の矢を打ち払う。
しかし、それはただの足止めだった。
足を止めたバーサーカーへ、彼方より飛来した銀の閃光が突き進む。
それを捉えたバーサーカーは、狂化により制限された思考の中、その身を挺して少女を守るという選択肢を一瞬で導き出し、即座に実行した。
黒き身体に突き刺さる螺旋の剣。
それは、バーサーカーの身体に突き刺さると同時に、構成する魔力を解き放ち炸裂した。
◇ ◇ ◇
――夢を見た。
騎士たちは飢えていた。
豊かな国が訪れると、そう言った王を信じられなかった騎士たちは、彼女に味方した。
虫唾が走る。視界にも入れたくない。
王を裏切る騎士達、いや、騎士とも呼べぬ愚鈍の愚衆。民とも呼べぬ愚劣な愚盲共。
それでも、そんな彼らは彼女には必要な物だった。
王たる父へと問いを投げるためには、見てもらうためには必要な物だった。
彼女は、人以下の獣以下の阿呆共を率い、王の城へと歩みを進めた。
ブリテンを滅ぼすために、王の理想を砕くために、キャメロットへと足を進めた。
―― 3
「……悪い、シロウ。
それでも……それでも俺には、聖杯が必要なんだ」
「セイ、バー」
セイバーは、短剣を構えるキャスターの前に立つ。
キャスターの短剣の名は
そう、彼女は彼と手を切り、キャスターと手を組もうとしていた。
「ふん。見目麗しい人形も、ここまで愚鈍では不快感しか感じぬ」
しかし、その瞬間、急に彼女が武装を纏い背後に振り返る。
つられて彼も振り向けば、そこには金の鎧を纏った男の姿があった。
「せめて散り際に我を興じさせよ、人形」
――サーヴァント!?
いるはずのない、八人目の姿がそこにはあった。
男の背後には、数多の空間の歪みが存在し、其処からは一目で宝具とわかる魔剣聖剣が切っ先を見せている。
大量の宝具を持つ、規格外のサーヴァント。
男はセイバーを睨みつけ、背後の武器を解き放った。
その数50。いくら円卓の騎士と言えど、その数を捌き切るのは不可能に近い。
「――
気が付けば、自然とその言葉を口にしていた。
撃鉄が引かれ、全身の魔力回路が加速する。
視線の先の剣群、そのうち特に回避が難しい3つ。
視界を通してそれら剣が彼の中へと流れ込み、大地へと突き立てられた。
限界を超えた魔術に、魔術回路が、それと融合した神経が悲鳴を上げる。
それでも、彼は迷うことなく意識を集中し続けた。
――創造の理念を鑑定し
――基本となる骨子を想定し
――構成された材質を複製し
――制作に及ぶ技術を模倣し
――成長に至る経験に共感し
――蓄積された年月を再現し
――あらゆる工程を凌駕し尽くし
――ここに、幻想を結び剣と成す!
「
生まれた剣は3つ。
すぐさまその三つは飛翔し、彼女とキャスターに迫る剣群の内の数本を弾き逸らした。
「ちっ!」
男が忌々しげな表情で彼を見つめる。
その一瞬の隙に、全ての剣を吹き飛ばした彼女が男の懐に潜り込んだ。
「はああああっ!」
気合一閃。
魔力放出により爆発的に強化された筋力で、銀の剣を振り下ろす。
しかし、その一撃は、突如現れた幾多の盾に阻まれ、男に届くことはなかった。
それでも、男を吹き飛ばすには十分だ。
彼女の一閃は、ここ龍洞寺へと続く階段の下へと、盾ごと彼を吹き飛ばした。
「おのれ!」
吹き飛ばされた男は、空中でふわりと浮かび、少し前にセイバーが吹き飛ばした山門の上に着地する。
「人形如きがこの我に刃向かった上に、我が宝物庫を汚すか
――雑種共、身の程を知るがいい!」
男の背後に出現する、数多の宝具。
一人の英雄が持つにはありえない数の宝具、その脅威に、彼と彼女は息をのんだ。
◇ ◇ ◇
――夢を見た。
私は、其方を私の息子とは認めない。
父に、王に告げられたその言葉。
その言葉に、彼女の心は折れた。
父に認められたいという一心で、その一心で騎士となった彼女にとって、その言葉はあまりにも鋭かった。
その心が歪んだのも、きっとそれが原因だろう。
その時に、彼女の未来は決まったのだから。
―― 4
彼の心は、彼自身の未来によって折られた。
アーチャーの語った未来、アーチャーから流れ込んだ未来。
その痛みに、"正義の味方"という理想を夢見ることができなかった。
立ち上がろうとする意思はあった。
自身の凄惨な未来を、目を逸らさず焼き付ける覚悟もあった。実際に魔術の副作用が目に見えてわかるほどにそうした。
だが、最後の最後で彼は立ち上がることができなかった。それが現実だった。
彼は、否定された理想を肯定することができなかったのだ。
――正義の味方は、間違いだった。
決して認めたくはない、しかし認めざるを得ない現実だ。
部屋に敷かれた布団から体を起こし、隣を見る。
そこには、涙の跡を残しながらも、安心した様に眠る彼女の姿があった。
「セイバー……」
彼は、彼女の姿をじっと見つめる。
アーチャーとの戦いで、彼女もまた心を折られた。
――彼女、アルトリアの願いは「選定のやり直し」だ。
――彼女は、自身以外の王であればブリテンを導くことができたと考え、それを願い聖杯戦争に参戦した。
アーサー王の願い、それはつまり、最後の最後までアーサー王が彼女を
國を壊してもそうなのだとしたら、剣を抜いたとしても認めてもらえない。
その為だけに人生を費やした彼女にとって、アーサー王の願いは、彼女の心を打ち砕くには十分以上な物だった。
――俺を、一人にしないでくれっ!!
昨夜の彼女の言葉を思い出す。
きっと、彼女は不安だったのだろう。
生前の彼女には、身近な人間など誰もいなかった。
明かせない出自、外せない兜、打ち明けられない心の声。
相談できるほど信をおいた人間など、彼女にはいなかったのだ。
孤独であったが故に父親に縋ったのか、父親に拘ったが故に孤独となったのか。当時を知らない彼には、彼女の心はわからない。
しかし――
「ん、しろー……しろー」
小さく寝言を呟きながら、彼女が彼の浅黒い手を抱きしめる。
ただ一つだけ彼に分かること。
彼自身は、彼女に悲しい思いをしてほしくなかった。
「セイバーのマスター、起きてるかしら?」
ふすまの向こうからキャスターの声が聞こえる。
部屋の時計に目を向ければ、針は朝食の準備をする時間を指していた。
キャスターとは、ご飯の作り方を教える約束をしているのだ。
「キャスター、ちょっと待っててくれ」
キャスターに一言告げ、彼女の腕の中からそっと手を引き抜く。
それから軽く彼女の頭を撫で、そして立ち上がって部屋を後にした。
彼の部屋には、顔を赤く染めて悶える彼女だけ残された。
◇ ◇ ◇
――夢を見た。
彼女は、理想の王を見た。
草むらに黄金の剣を突き立て、彼方の人々の笑顔を見る王の姿に、彼女は心を奪われた。
そう、彼女の全ては、その王の姿を見た時に始まった。
王が父だから憧れたのではない。
王が誰よりも『王』であったが故に、彼女は王に憧れたのだ。
―― 5
――正義の味方という願いは、間違いなのかもしれない。
――すべてを救いたいという理想は、偽物なのかもしれない。
――それでも、
「シロウっ!」
「それでも俺は、目の前で嘆く誰かに手を差し伸べることが、間違いだなんて思いたくない。
目の前の傷つく誰かを助けたいという理想が、偽物だなんて思いたくない。
――
姿なき丘より引きゆかれた剣軍が、ギルガメッシュの宝具を迎え撃つ。
「だからっ!」
心を折られた彼女の、セイバーの味方でいたい。
それが彼、衛宮士郎の出した結論だった。
「調子に乗るなよ
再び打ち出される宝物の流星。その数およそ100。
「――
それを迎え撃つために士郎が詠唱した直後、赤い稲妻がその視界を遮った。
「知るか
セイバーの宝具、その一撃が、数多の宝具を薙ぎ払った。
ギルガメッシュの下へと飛来した赤雷は、彼が召喚した幾多の盾に防がれ霧散する。
「おのれ人形! 天に立つ我を、よりにもよって虫呼ばわりだと!」
「ああ、何度だって言ってやるさこの
てめえみたいな奴が、父上と同じ王を名のってんじゃねえよ。『
振り下ろされる宝剣、そこから迸る赤雷。
ギルガメッシュはそれを再び盾で防ぎ霧散させる。
「王とは、そんな軽い存在じゃねえんだ。
誰もが憧れ、人では叶えられない理想を抱く存在。そしてそれを叶える存在。
王とは、お前みたいな奴が名のっていいものじゃねえんだ」
「ふん、そんなものは王とは呼ばん。それではただの記号でしかない。
王とは――」
「てめえの価値観なんて聞いてねえよ『
言葉を遮るように放たれる赤雷。
セイバーは、士郎越しにキャスターから供給される膨大な魔力を糧に、連続してそれを放ち続ける。
「貴様、人形の分際で王に刃を向けるなど――」
「だからテメエは王じゃねえっつってんだろ! 『
「ぐっ! 貴様ぁ!」
「黙ってろ! 『
流石の英雄王もA+ランクの宝具の連撃を前に、その動きを止めざるを得ない。
だが、セイバーにはそれが限界。ギルガメッシュの持つ大量の盾を前に、手傷一つ負わせられずにいる。
――このままでは、セイバーは敗北する。
滾る魔力は膨大だが、その分消費も膨大だ。
英雄王の宝物が有限であると言えど、それよりも先に彼女の魔力が足りなくなるだろう。
故に、それを変えられるのは彼だけだった。
「――
正義の味方でなくとも、俺は誰かに涙してほしくない。
それが、アーチャーの果てに士郎が出した結論だった。
故に、夢破れ、しかし立ち上がれた彼の心は大きく変わる。
「
――
瞬間、世界が変わった。
空は夜明けを照らす太陽によって赤く染まり、大地には黒く煤けた草原が広がっている。
その草原には無限をも思わせるほどの無数の剣が突き立てられており、世界の果てでは錆びた巨大な歯車が地に転がされていた。
「……っ! 固有結界……人形の宝具は囮。それが貴様らの切り札というわけか」
「ああ、これが俺の、衛宮士郎に許された唯一の魔術だからな」
固有結界『無限の剣製』 世界を自身の精神世界に書き換える、魔法一歩手前の大魔術。
聖杯の炎に全てを焼かれた彼が、騎士王の鞘によりその身に宿したもの。それこそが、衛宮士郎に許された唯一の魔術だった。
規格外の魔術である宝具の投影、それすらもこの魔術から零れ落ちた副産物に過ぎない。
「――安心するといい、英雄王。この世界にあるものは全て、貴様の言うような偽作。
けどな――、彼はそう言葉を切って顔を上げる。
そこには、所々黒く染まった顔を照らす青い光の筋があった。
「けれども、お前は知っているだろう。
――アーチャーがお前に傷を負わせたように、贋作が真に届かないわけではない。偽りだからと言って、本物にかなわないわけではない。
質を量で覆す、贋作であるからこそ、そんなこともできる」
そして、彼は大地に突き刺さった白銀の剣を引き抜いた。
剣の名は、
――セイバーの持つ剣、その贋作だった。
「お前が挑むのは無限の剣、衛宮士郎たちの描き出すこの世界の全てだ」
一対一では、贋作は真作には勝てない。
だがしかし、贋作が無数に存在するのなら、真なる武器の全てをその物量でもって凌駕できる。
「さて、英雄王――剣は足りるのか?」
アーチャーを思わせる不敵な笑みで、士郎はギルガメッシュに問いかけた。
「はっ! 思いあがったな、雑種!!」
ギルガメッシュは、激昂した表情でそんな彼らを睨みつける。
そんな彼の視線を無視し、士郎はギルガメッシュへと駆け出した。
◇ ◇ ◇
「聖杯よ、此処に私は願う。
選定の剣を、父上の剣を抜く機会を……いや、違うな」
彼女は、無色の聖杯に心の願いを口にした。
「俺の願いは――」
モーさん召喚ものを書こうと思ったけど、誰かが書いていたので断念。
でも捨てるのももったいないので、ダイジェスト化して投稿してみる。
この後、士郎君はモーさんによって円卓時代まで誘拐され、朝ごはんを作らされたり竜討伐に連れていかれたりする予定。