異世界の鎮魂曲   作:パンドラ大先輩

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こんにちはパンドラ大先輩です。自分で先輩とか言うのも変ですが、あまり気にしないでください。
(~_~)はい……………。………………………………………………。
それでは、読んでくださっている方に最大の感謝をして始めたいと思います。


第1節

~第1章~

幽霊とか妖怪がいるって信じてるかは、人それぞれだよね。

 

俺?俺は信じてるよ。

 

なぜって?それはこの後の俺の話を聞いてからのお楽しみ…………………

 

 

 

 

 

そこは深い森の中だった。ところどころに木々の隙間から日差しが差し込んで、地面に生えた草を照らしてた。

 

俺は起き上がろうとしたが、体の色々な箇所が痛んでうまく起き上がれなかった............。

 

だが、それでもなんとか起き上がって、ゆっくりと歩きはじめた。

 

しばらく歩くと、後ろから誰かが声をかけてきた。

 

「お兄ちゃんだーれ?」

 

後ろを振り返ってみると、そこにはまだ幼い女の子が立っていて、手には果物が入った小袋を持っていた。

 

「お兄ちゃんもしかして迷子?迷子なら、わたしが連れてってあげる♪」

 

「あ…ありがとう…」

 

急な案内をされ、少し戸惑いながらもその少女に着いてくと、ほんの10分程度で森を抜け出せた。

 

その抜け出した先には小さな村があり、そこへ向かって歩いていった。

 

少女から聞くと、この村には彼女の家があるらしく、家に入れてくれると言っていた。

 

「お兄ちゃん旅人さん?何処から来たの?」

 

「旅人じゃぁない。俺は……あれ?…俺何処から来たんだっけ…」

 

それに、自分の名前すらも思い出せない。

 

あれ、本当に俺何処から来たんだ?

 

そんなことを考えていたら、遠くの方から、邪鬼だぁっっっ!!という声と共に、黒に染まった物体が飛んで来た。いや、物体と呼ぶには明らかに違和感があるだろう。

 

その「何か」は次々と村人たちに喰らい付き、その喰われた人たちは人たちは一人ずつ倒れていった。

 

だが、その謎の生物は、明らかに人間を「喰べていた」にもかかわらず、それを受けた人は無傷だった。

 

変化があったとすれば、虛空を見て動かない眼。

 

そして、攻撃を受けた時の形のまま、固まっている姿だろう。

 

ようするに、虛ろな目をしたまま固まっているのだ。

 

言うならば人型だろうか。そんな感じの形をしたそれは、全身が衣のようなものに覆われている。

 

だが、中身があるようには見えなかった。

 

………まるで、衣の塊が、人型を形成しているかのような。そんな感じ。

 

その物体はどんどんこっちに迫っていた...

 

「っっっ!喰われる!」

 

恐怖が俺を包み込んだ。

 

「ここを逃げるとこの子が危ない...............。どうすればいい!?」

 

俺の体は反射的に横に置かれていた細長い棒に腕を伸ばした。

 

そして、その物体に向かって走った。

 

すぐに距離は埋まり、俺は棒を突き出した。

 

その黒の布生物は、少し戸惑いながらもギリギリで攻撃を避けた。

 

しかし、布の端の方がかすれて、黒い塵が舞った。

 

舞った塵は宙で少しずつ消えていった。

 

俺は棒を横に薙ぎはらい、渾身の力を入れ、布生物のど真ん中に当てた。

 

その生物は吹き飛ばされ、よろめくように、地面へと倒れていった。

 

すぐさま倒れていった方へかけていくと、そこには布と言えるような物はなかった。

 

ただし、真っ黒な灰だけが残された............。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はきっと遅くなります。
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