堕天使どもの始末が終わり数日後の休日、イッセーは残りの眷属を探すため一人で北欧にあるルクセンブルクに来ていた。
「なかなか見つからないなドライグ」
『当たり前だろ相棒、相棒の眷属に見会うだけの者など世界中探しても一握りしかいない。』
「しかし驚いたよコカビエル戦の後家に置いてある残りのポーンの駒を見るとミューテンションピースになってたんだから!」
『相棒もしかしたら時期が来たことを駒が教えてくれたんじゃないか?』
「かも知れんな。」
イッセーは頭の中でドライグと話ながら今日泊まることにしているルキフグスが経営しているホテルに向かっていた。
イッセーはしばらく町並みや買い物を楽しんでいると、美味しそうな匂いがして一軒のお菓子屋に入ると一人の少女がいたがイッセーは少女の正体に気づき、お菓子を買って店を後にしドライグに話しかけた
「ドライグさっきの少女に気づいたか?」
『あぁ、あの少女はバンパイアだ。だかしかしあの顔は・・・』
「ドライグどうしたんだ?」
『あの顔に見覚えがあってな。』
「それは本当か?ドライグ」
『歴代赤龍帝の残留思念に会った時にイッセーも見たはずだ。』
イッセーはドライグに言われ歴代赤龍帝の顔をおもいだすと
「確かに似ていた、歴代赤龍帝の一人エルシャに!」
『相棒もしかしたらアルトリアと同じ転生者かもしれん』
「まぁその事はホテルに言ってから話そう」
イッセーはドライグにそう言ってホテルに向かった。
イッセーがホテルに着きフロントに向かい
「予約をした一誠・L・兵藤ですが。」
「お客様お一人ですか?」
「そうですが何か?」
「ご両親はどちらに?」
イッセーはまたかと思い一枚のカードをフロントの人に渡すと、係員は首をかしげながらカードを見た瞬間大慌てで事務所に入っていき、支配人を連れてきて
「一誠様この度は来ていただきありがとうございます。直ぐに部屋に案内致しますから少々お待ちください。」
「そんな事はどうでもいいから先に来たお客様のお相手をしなさい!」
イッセーがルクセンブルクに来た理由はいわゆる抜き打ちの検査だった。しかしイッセーがルクセンブルクに来たもう一つの理由は、ルクセンブルクは歴史が古く魔女伝説や吸血鬼伝説が多くあるからだった。
イッセーがホテルのカフェでコーヒーを飲みながらルクセンブルクの歴史を見ているとこの町にはロマーニと言われる原住民の生き残りがいるらしいが、しばらくしてイッセーは部屋に案内されすぐさま支配人や各責任者達呼び出し、イッセーの部屋で緊急会議を開き改善点や今後のイベントをどおするかを話し合った。