アザゼルはリアスとヴァーリの戦いを見て言葉を失った。それもそのはずだヴァーリはアザゼルが手塩にかけて育てた白龍皇なのに手加減をしたリアスに一方的に叩きのめされ、今血だらけの瀕死の重症状態でリアスに引きずられまるでゴミ様な扱いを受けていたが
「弱すぎ。確かに実力はあるみたいだけど、自分の力を過信しすぎて相手との実力差が図れてないわ!」
リアスはそう言いながら意識の無いヴァーリを冷たく見るがすぐに目線をガブリエル達に向けると
「ところでガブリエル?」
「何、リアス?」
「何、リアス?じゃないわよ!貴女、何時までイッセーに抱きついているのよ!ガブリエルだけじゃないわ、他の眷属も同じ事よ!事と次第では・・・、わかっているわよね?」
リアスはガブリエル達を凄まじい殺気をだしながら睨み臨戦体制にはいった。それを感じたガブリエル達もイッセーから離れ臨戦体制を取りはじめ、その場には凄まじい魔力が溢れだし完全に一気即発状態ただが
「リ、リアス?それよりも彼は治療しなくていいの?」
「白龍皇はそのままで大丈夫。それよりもお兄様?」
「な、何かな?」
「私達の喧嘩の邪魔をしないでください!」
「ひっ!」
リアスとガブリエル達の衝突を止めようとしたサーゼクスだったが、リアスの放つ魔力と地獄の底の様な冷たい一言にサーゼクスは完全にすくんしまい何も言えなくなってしまったが
「リアス、それにガブリエル達もとりあえずこの場を移動するぞ!パーティーの準備もまだ終わって無いんだから!」
イッセーの一言で先ほどまでの魔力と殺気は嘘の様に消え去り
「ガブリエル?私はイッセーに嫌われたくないから一時休戦て事でどうかしら?」
「こんな時だけ意見が会うわねリアス。この続きはまた後で私達全員と話し合いましょう!」
そのやり取りを見てイッセーはため息をつくがバキバキと音と共に空間に裂け目ができ、裂け目から見たこともない魔物が飛び出してきて
「ちっ、ここまで力が回復していたのか!」
「イッセー、あれは?」
「俺も原初の神から聞かされただけだから詳しくはわからないが、あれは恐らくクビアの漏れ出る魔力が作り出した存在、リトルクビアだ」
それを聞いたリアスとイッセー眷属達は一斉に臨戦体制をとるが、リトルクビアの数は3体。イッセー達がいればそこまで苦戦すると思え無いとアザゼルとサーゼクスは思ったが、その甘い考えはすぐにくつがえされることになる。リトルクビアは口を開けイッセー達に魔力のビームを放つと強化されている部屋の床をえぐった。