このTSな会話不可少女に救いの手を   作:零点

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さて、今回は話が急展開!後々のことを匂わせる表現ありです!
では本編どーぞ♪


この操陰使いに敗北を…。

「カズマ、私の爆裂に付き合ってもらえませんか?」

 

「…は?」

 

うん、こいつは何を言ってるんだ?

 

「えっとまず一から説明をし「師匠!爆裂魔法また一日一発打ちに行くんっスね!」まゆたん?てかめぐみんが師匠!?」

 

…めぐみんの話によると魔王の幹部が住み着いてからというもの、毎日街の近くで爆裂魔法を撃っていたらまゆたんと偶然出会い意気投合、それからというものめぐみんはまゆたんに嬉々として爆裂魔法を覚えさせていたらしい。

 

「じゃあ二人でいけばいいじゃないか、お前が動けなくなったらまゆたんにおぶってもらえよ。」

 

「私もそれは考えました、でもダメだったのです、カズマは覚えているでしょう?まゆたんのステータスが魔法関係と運以外は底辺だったのを。」

 

覚えている、 まさかあんなステータスが存在するのかと思ったほどだ、俺としてはあの知力のステータスの方が気になるが…。俺はすぐさまめぐみんの問いかけに首を縦に振った。

 

「それでレイがいない時一度おぶってもらうようお願いしたのですが。」

 

「全く持ち上がらなかったっスね、結局我も疲れて二人で数分ぶっ倒れてたっス。」

 

つまり俺はめぐみんをかついで帰れというのかよ…てあれ?

 

「零がやってくれるなら俺はいらないんじゃ?」

 

「今度から撃ちに行くところは体力的にまゆたんには無理そうなのでカズマにはまゆたんをおぶってもらいたいのです。」

 

「分かったやってやるよ!」

 

…何故俺がすぐさまOKしたかというとおぶる相手がまゆたんだからだ、おぶるだけであのおっぱいの感触が背中で感じれるのはいいことだ、うん。

 

「では早速行きましょう!」

 

俺達は街の外へ出るため門へと向かった、だがそこにはこの世界にあるはずのないものが轟音とともに空から出現していた。

 

「ヘリだと!!」

 

そう、俺達の前にあったのは真っ黒なヘリ、見た目は軍が持っていそうな感じだ、それがバラバラと音を立てながらゆっくりと降りていき、降りたと同時に消えていった。

 

「おいおい、こんなのまで作れるのかよ…。」

 

ヘリが消えた場所に立っていたのは案の定零だった、まあ当然といえば当然か、他にできる奴を俺は知らない。

結局、俺達はめぐみんが先導するせいでヘリには乗れずに徒歩で行くことになった。…少し残念だがまゆたんの柔らかい感触が味わえるのはグッジョブだ!

 

…てかどんだけ進むんだよ、この程度進めばめぐみんの爆裂魔法は街には被害が出ないはずだ、なのにめぐみんのやつは止まる気配がない。ちなみに零は新しく買った服と着ていた服を交替して使うらしい。

 

「もうこの辺でいいだろう?適当に魔法撃って帰ろうぜ。」

 

「ダメなのです!街からはなれたとこじゃないとまた守衛さんに叱られます。」

 

「おい、今お前またって言ったな、音がうるさいとか迷惑だって怒られたのか。」

 

図星だったようでめぐみんは少し恥ずかしがりながら頷いた。

歩いた結果、俺達は近くの森の少し奥に廃城らしき建物とそれを一望できる丘を見つけた、若干薄気味悪い城だがここはめぐみんの爆裂魔法の犠牲になってもらおう。

 

「アレとかどうだ?あの城随分ボロボロだし、人もいないだろ。」

 

「確かに廃城のようですね…そうですね!あれにしましょう。」

 

「よろしくお願いしますっス!師匠。」

 

まゆたんが頼むとまんざらでもない感じで魔法の詠唱を始めた、毎回聞いてるが相変わらず長い。

 

「〜深淵より来たれ、【エクスプロージョン】!」

 

放たれた魔法は見事に廃城に命中し爆音をたてた、それと同時にめぐみんはいつものように魔力切れで倒れ込んだ。

 

「おーい、帰るぞ零。」

 

まゆたんは案の定めぐみんを観察して爆裂魔法を覚えようとしていた、零は何故か分からんが崖の近くでゴソゴソと何かをしているようだったんだが呼ぶと言葉は理解してないにしてもめぐみんを見て声を出した意味が分かったようでめぐみんを担ぎ、俺の後ろに付いてきた。

こうして、俺達の新しい日課が始まった、俺も他の二人もやることがないようでめぐみんと共に毎日あの廃城に通い、めぐみんは爆裂魔法を放ち続けた。

 

それは寒いひさめの降る夕方…。

 

「(以下略)ロージョン!」

 

それは穏やかな食後の昼下がり…。

 

「(以下略)ジョン!」

 

それは早朝の散歩のついでに…。

 

「ふん!」

 

「60点、か。音圧が物足りない。」

 

 

どんな時でもめぐみんはその廃城に爆裂魔法を放ち、めぐみんの傍らで魔法を見続けた俺は、その日の爆裂魔法の出来がわかるまでになっていた。

 

そして今日も。

 

「【エクスプロージョン】!」

 

めぐみんの放った爆裂魔法はいつものように轟音を上げながら廃城に爆発を起こしていった。

 

「お!今日のはいい感じだな、爆裂の衝撃波がズンと骨身に浸透するかのごとく響き、それでいて肌を撫でるかのように空気の振動が遅れてくる。ナイス爆裂!」

 

「ナイス爆裂…、カズマも爆裂道が分かってきましたね、どうです?いっそ本当に爆裂魔法を覚えてみては。」

 

「「我は必ず物にしてみせるっス!」ハイハイソウデスネー…。うーん、でも将来余裕があったら習得してみるのも面白そうだな、そん時は頼むなめぐみん。」

 

「いい心がけです。」

 

「バラバラバラバラ…。」

 

「「!」」

 

俺とめぐみんはその音を聞き逃さなかった、ヘリだ、前に零が見せていた真っ黒なヘリ、乗れることはないと思っていたが今出したということは。

 

「カズマ、あれは乗れということですよね、アレには興味がそそられます、乗せてくださいカズマ!」

 

「皆早く乗るっスよ、さあカサッカに乗って帰るっすよ。」

 

カサッカ?何故まゆたんはあのヘリの事をカサッカなんて言うんだよ。

 

「なぁまゆたん、なんで今カサッカって言ったんだ?」

 

「それは見た目からしてカサッカ…て、あれ何で知ってるんスかね?」

 

予想外の答えと本人が1番分かってない事に戸惑いながらも俺達はカサッカと呼ばれているらしいヘリに乗り、帰路についた。

 

「将来…か。」

 

転生特典があの駄女神とかいっときの気の迷いで決めるもんじゃないな選択を誤った、更には一緒に転生した同じ日本人の零とは話ができなくなるわ女の子になるわで、人生ハードモードだわー。なんて事を次の朝に馬小屋で考えていた。…でもまあヘリは良かったな。

 

「ただいま、みてみて!お店の賄いが余ったから持って帰って良いって、儲かっちゃったね。」

 

…はぁ。本当に何でこんなヤツを選んだんだろ俺。

 

「なぁアクア、言いたくないけどさ…」

 

「ん?何?」

 

「ぶっちゃけ魔王討伐なんて無理だと思えてきたんだが。」

 

確かにめぐみんと零は高火力、アクアは回復だけは良いしダクネスは壁役的には優れている、だが最強の布陣ということは一切無く欠点が長所の足を引っ張るどころか引きちぎる勢いだ。

 

「俺には物語に出てくるようなすごい力なんてなかった、魔王軍と戦うのは先に送り込まれた強力な能力だの装備だのをもらった連中がやれば良いんじゃないか? 」

 

そんな事を言ったらアクアは涙目だし、やだなー。

 

「そんな!そんなんじゃ私帰れないじゃない!」

 

「そんなセリフはもっとこう、女神として勇者を導いたり、勇者が一人前になるまで魔王を封印して時間を稼いだりしてから言え、この宴会芸しか取り柄のない穀潰しが!!」

 

俺の怒りを洗いざらいぶちまけてみたら案の定泣き崩れた、俺の苦労もせめてわかれ駄女神。

 

「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから、遠慮無く本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」

 

めぐみんはギルドで俺をなだめるようにそう言った。

そう、あれからアクアは機嫌が戻らず今は昼、あの夜から同じ状態で泣きじゃくっている…あ、今こっち見やがったな、嘘泣きかよこいつ。

 

「緊急!緊急!全冒険者の皆様は直ちに武装し戦闘態勢で街の正門に集まって下さい!」

 

ー零sideー

 

無駄ち…受付の人が声をあげるといきなり慌しくなった、またキャベツかな?と思ったがその考えは崩れ去った、目の前にいるのは首なしの馬に乗ったデュラハンだった。

デュラハン…確か大抵は頭と首から下が離れていて厚い鎧を身にまとったキャラだったはず、目の前にいるのはまさにそんな感じ。他にも赤髪で赤いマントをつけたやつやライダースーツを着て馬の形を変えてバイクとして乗って彼氏とイチャイチャしてるやつやらがいたはずだけど今は関係ない。

 

「俺は先日近くの城にこして来た魔王軍の幹部の者だが…毎日毎日毎日毎日!俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を撃ち込んでくる頭のおかしい大バカはだれだアァァァ!!」

 

声を荒げた感じを見るとどうやら怒ってる様子、あれ?あの姿って確かお城の中にいた人ですよね。見えなかったですけど操陰の触手で大体の形は分かりましたし。

 

「爆裂魔法つったら…」

 

カ●ジみたいなザワザワしてきました。

 

「おお!我らの事っスね師匠、名乗り出ましょう」

 

「ちょ、ちょっとまゆたん離すのです!」

 

魔女っ娘さんとお城に一緒に来てた巨乳が魔女っ娘さんの手を引いてデュラハンの前に出た。

 

「呼ばれたので出てきたっス、鼻塩塩(話をしよう)っス。」

 

 

「まさか二人だったとはな…たくっ、おまえらか!毎日毎日爆裂魔法をポンポンポンポン放ちおって!俺を魔王軍の幹部だと知っての事か!「知らないっス。」は?え?」

 

なぜかデュラハンがすっとんきょうな声を出してますね、ちょっと笑えます。

 

「いや知らなかったんス、マジッス」

 

「お、おう…。じゃあこれからは爆裂魔法魔法などを撃ち込まぬようにな、分かっ「マジイヤっス」何で!?」

 

さっきから面白い声をあげるもんだから笑いが止まりません本当に本当にw。

 

「フプッ。」

 

「こいつほんとは声が分かるんじゃねえかって程反応してるんだが…。」

 

…カズマさんが私に何か言ってますけど何言ってるんでしょう?カズマさんの言葉に私は反射的に首を曲げて(?)のポーズになってしまっていた。カズマさんも言葉が無理だと改めて分かったらしくため息をついてデュラハンの方へと向き直った。

 

「何故やめない。まぁ良い、そうなればこちらにも考えがある、汝、死の宣告を、お前は一週間後に死ぬだろう。」

 

そう言って黒っぽいものがまとわりついた手で巨乳の方を指差した。

 

「ホヒュン」

 

「へ?え?あれ…何故だ、俺の呪いを弾いただと!?ありえん、一体どれほどの魔法耐性を!えぇい代りにお前が受けるがいい、死の宣告!」

 

「ガキンッ!」

 

デュラハンの鎧と剣が重なり合い金属音が門の前に鳴り渡り、デュラハンの体はその反動で仰け反らせることに成功した。

 

「ッ!大剣使い、まさかこんな少女が俺の死の宣告を邪魔するとは!ってアァァァ!!」

 

そう、私が魔女っ娘さんの危険を察知し突っ込んで何かよくわからない攻撃を回避したのです、でも何ですか大きい声出して。

 

「その黒い触手!お前があの諸悪の根元か!」

 

なにか騒いでますね、忙しい人だなー。

 

「えっと、何があったんスか?」

 

「こいつは俺の体を弄んだんだ!「は?」毎日毎日爆裂魔法の度に触手に絡まれて俺の身体中を這いずり回って、変な扉が開くところだったんだぞ!」

 

「…あの時かよ。」

 

カズマさんは呆れた表情でデュラハンに話しかけていました、何でしょね。

 

「女子供をいたぶる趣味はないが、俺にあんな無礼を働いた報いだ、その身をもって償え。」

 

「ザシュッ!」

 

デュラハンが剣を振り下ろすのが見えた、多分デュラハンに斬られた…みたい、血が出てる、熱くて寒い。みんなごめんね、意識が…遠退く。

私の意識はそこで切れた。

 

「零ー!!」




※作中のオリジナルキャラの零とおしゃべり(コメ)してくださる場合、必ず{零}と付けてコメント宜しくお願い致します。
{まゆたん}と付けてコメントして頂ければまゆたんが貴方とお喋り。
もう欲望は抑えないどうか自分にコメントを分けてくれー!

さて、一体どうなる皆んなの零ちゃん!
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