少年の名前 よく考えたら他の人のキャラの名前でありました、なので…。
アルマ→マルト
に変えます。
ベルディア討伐から1日が経った、その日もまた私とカズマさんはギルドに向かう、アクアさんがいないので聞いてみると先に行っているらしいです。
「聞いてくださいカズマ〜!ダクネスが私にしゅわしゅわはまだ早いというのですー!」
「イヤ、私は「ちょっとーおそいわよカズマーヒック、ウヘヘー。」だ、大丈夫かアクア?」
ギルドに着くとこの有様、アクアさんは完全に出来上がっちゃってます…面白いですねこれ。
「お待ちしておりました、実はカズマさんのパーティには特別報酬が出ています。」
「え!?まじで!なんで俺達だけが?」
「おかね?」
「お前のパーティの嬢ちゃんと姉ちゃん二人の活躍がでかい、後はあの爆裂魔法の嬢ちゃんの攻撃、それにあんたはあのデュラハンの弱点をあんな短時間で見つけたんだ、当然の報酬さ。」
「あれ、私は?…」
「そうよ、私達の天使レイたんのあの功績は評価されて当然よ!」
「レイたんっておい…。」
カズマさんが私の取り巻き?の言葉に呆れてますね、なんででしょ?
しかしどうやらみんな私達だけ別に報酬をもらうのは文句がないよう。良かった、何か恨みを持たれたら大変でしたよ。
「カズマさんのパーティには功績を称え、三億エリスを与えます!」
「「「「なっ!!」」」」「?」
…知らない数値出てきましたけど、私にわかるように言ってくださいよチョット、どうするんですかこれ、みんなと一緒に驚けないじゃないですか…あ、カズマさん集合かけましたね。
「大金が入った以上俺…と独り立ちできるまで零ものんびり安全に暮らして行くから、な!零。」
「? クエスト しない イヤ。」
カズマさんはいきなりおかしなことを言うますね、のんびり安全になんてこっちにきた意味ないじゃないですか、後私が元どおりになるにはもう一度瀕死にならなきゃですし。
「零の言う通りだ、私も強敵と戦えなくなるのはとても困る「困りません!」」
「私も困るのです、カズマ達について行き魔王を倒して最強の魔法使いの称号を「得ません!ってお前らに俺は魔王を倒すなんて一言も言ってないぞ!?」アクアがたまに言っていたのです、私達は魔王を倒すために冒険者になったの、と自慢気に。」
「おいアクア、お前出来もしないのにそんなこと言ってたのかよ。」
カズマさんの目線はダクネス、めぐみん、アクアとテンポよく流れていった…面白い。
「だ、だって私達そのために来たわけじゃない!」
「これだけの大金があれば俺は遊んで暮らせるんだ、魔王討伐なんて危ない事やってられ「あ、あの〜。」はい?」
めんどくさくなりそうになりかけた時、丁度ち…受付のお姉さんが会話に潜り込んで来てくれた、感謝感謝です。
受付のお姉さんは紙を取り出しカズマさんへと手渡した 。
「うっ!?」
…う? カズマさんの顔を見てみると明らかに嫌な顔、嫌な予感しかしない。
「実はアクアさんの召喚した大量の水のせいで町の外壁などに大きな被害が出ておりまして…で、でも全額弁償とはいきませんよ、魔王軍幹部を倒した功績もありますからね、だからその分差し引いて一部の4000万だけでも修繕費を払ってくれ…と。」
どうやらアクアさんのせいで借金ができたそう、その金額がまた大きい、1万の4000倍だ、一体カエルの唐揚げがいくつ買えるのか想像しただけでも凄まじい金額だ。
「カズマ、私達の冒険はこれからですね。」
「ふふ、まだ安全な暮らしは遠そうだなカズマ、借金返済のため明日は金になる強敵相手のクエストに行こう、一方的に攻められて…考えただけで武者震いが!」
「しゃ、借金は等分でいいわよ?」
「いんきょ かいひ」
結局、私達は借金持ちになってしまったのだがベルディアを倒してから1日しか経ってない、ということもあり英気を養うため今日位は仕事はしないという事になった。
アクアさんはギルドで宴会芸を披露、カズマさんは友達とギルドでやけ酒、めぐみんちゃんはまゆたんと爆裂道について語り合うらしい、ダクネスは下着を着ないで街中をランニングだそう。
ちなみに私の予定はというと久々に幼女を愛でるため街中を歩いて回ろうと計画している、クエストの帰りなどでよく見かけますがこの街にはなかなか子供が多いのです、出来ればその幼女達と遊んだりして是非ともお友達になりたい、ちなみに私は真のロリコンですからね、幼女が悲しむことはしないのですよ、幼女を幸せにしてこそのロリコンなのです。
「おい!」
「?」
今日の完璧な計画を妄想していると不意に後ろから子供特有の声が聞こえ反射的に声の方向へと向くとそこにはショタが一人に幼女が二人立っていた。
「おいお前どこの子なんだ?」
「名前はなんて言うのよ?」
「…どこにすんでるの?」
うお、イキナリの質問責め、でも子供はいいですね、素直で可愛くて、素直じゃなくても可愛いんですけどね。
「なまえ レイ、レイ ぼうけんしゃ、おうち うま こや。」
私は相手の質問に答えられるだけ答えていった、というか案の定私は同じくらいの年齢として見られてますよね。
「変なしゃべり方、てか冒険者?お前俺らと同じくらいだろ、嘘つくなよ。」
私のしゃべり方に何か言うのはやめてほしいのですよ、だってまだ慣れてないのです、逆に褒めてほしいくらい…まあそれは置いといて冒険者というところはどうやら信じてないみたい、でもまあそっちの方が都合が良いのでしばらくは黙っておこう。
「そういえば俺達の名前は言ってなかったな、俺はマルト、それに妹のリリィと友達のルーティ、なぁ一緒に遊ばねえか?」
「!」
最初に声をかけたのがマルトで可愛い幼女はリリィ、それに私に名前を聞いてきたのがルーティですか…それよりも待ってました!遊びのお誘い、遊びはどうやらかくれんぼなようでマルトが探す役らしいです。
…こちら零、草の茂みに潜入した。
「何だよ嬢ちゃん何たってそんな所にいるんだ?」
「!」99.99
いきなり声をかけられ顔を向けるとそこに居たのはギルドに来た頃最初に会った世紀末の人、というか話しかけないでばれちゃう。
「あっち いく する!(あっち行っててください!)」
「…えっと俺がここに居たら何かまずいのか?何でな「レイみーつけた!」あ?なんだオメェは?」
GAME OVER
あー!開始早々終わったよ ちくせう、はぁ…結局世紀末のせいであえなく真っ先に見つかってしまった、私は子供相手に手加減する気は無かった、だって楽しいからね?だから正直見つかったのはすごく残念だ、ちなみに他の二人はタルの後ろと家の陰に隠れていたそう。実は私はオールドスネークを見習ってドラム缶に形が近いタルの中に隠れたかったのだけど空いているタルなどどこにもなかった、残念…。
「おい、そういえばお前自分のことを冒険者って言ってたよな、なら俺達にモンスターと戦ってるとこ見せてみろよ。」
…唐突にそう言われた、もちろんNoであるが…。
「こども もんすたー いく あぶない」
「お前だってこどもじゃねぇか!もういい!」
結局かくれんぼを一回しただけで終わってしまった…ってまゆたん屋根なんかで何してるんですか。
「おーい、まゆたん なにする だった?(ちょっと、まゆたん屋根なんかでなにしてたんですか?)」
「んぁ?ああ、幼女ウォッチングっス!幼女を愛でるのは最高っス!癒されるっスよ♪」
ああ、幼女ウォッチングか、私も生前やったなぁ、休みにお昼を食べ終わってから数分食後の休憩をはさみ公園に行くと沢山の親子が遊んでいて幼女がすべりだいを滑り、ブランコを漕ぎ、空きスペースで追いかけあっている、そこでベンチに座って見ていた景色は生前の私にとってかけがえのない至福の時だった、勿論子供を不安にさせないような行動を心がけ一度たりとも私が原因で子供が泣いてしまった事も警察のお世話になった事もない、しかしまゆたんは危ない、あれではただのストーカーですよ。
「まゆたん あとつける だめ あ「うちの子を見かけませんでしたか!」ん?」
母性のある女性がいきなり割り込んで来たけれどどうやらさっきのマルト君とリリィちゃんの母親らしい、どうやらマルト君はモンスターを倒そうとしているらしく家に置いてあった剣を持ち出してしまったらしいのです。
なぜ家に剣があるのかは分からなかったし、父親の事でどうのこうの言っていたけど今はマルト君達だ、私はすぐさまプリーストがいないのを確認して操陰でカサッカを創り空に飛び立った、空から探したほうが早いという事だ、まゆたんも何故か一緒について来てるけど多分大丈夫…だと思う。
「あ!あそこっス!」
まゆたんが見つけた様だ、見てみると既にマルト君達は外に出てしまった様、近くには何故か季節外れのカエルがそこにいた。
ーマルトsideー
俺の少し離れたところにジャイアントトードがいた、話には聞いてたけどそこまででかくないじゃないかよあれ俺の身長くらいだろ、と思ったのもつかの間ジャイアントトードはこちらに跳ねるごとに大きくなっていく、いや近づいて本当の大きさがわかってきたのだ。
「ヤバい!逃げるぞリリィ・ルーティ!」
俺の掛け声に反応し二人も俺を追う形でジャイアントトードから逃げ始めた…が。
「きゃっ!」「リリィ!」
俺の妹のリリィが何かにつまずいてこけたのだ、俺はすぐさま駆け寄り妹の身体を起こしたがその隙にジャイアントトードが俺達の間近まで迫って口を開けようとしていた。
「エリス様助けて!」
俺は女神様に祈ったけれど何も解決はしてくれない、口はどんどん俺達を呑み込もうと迫って来る。あぁ、こんな事ならあいつの…レイの言うこと聞いとくんだった。
「マルト!リリィ!」
「…ルーティ?」
いつ喰われるのだろうと怯えていたけれど一向に喰われない、代わりに友達のルーティの声、辺りを見渡すと俺の背後には既に絶命しぐちゃぐちゃになったジャイアントトードがそこには居た。
ー零sideー
間一髪で間に合ったです、具体的には船についてるアンカーをカサッカの下側からにょきにょき生やし高速でぶつけたのだ(カサッカも操陰の一部だからそんな事もできちゃうのだ(`ω´)キリッ)、頭では兄妹に当たる可能性があったので心臓部で、これが思った以上に威力があったらしく見事に当たった場所が四散した、スプラッターグロすぎであるです。
ともかく助かったのでそばまで寄ることにしよう。
「おーい大丈夫っスか?」
「だいじょうぶ?」
「…お姉さんが、助けてくれたんですか?」
どうやらマルト君はまゆたんがカエルを倒したと思っているみたい…というかまゆたんは一体どのくらい強いのです?魔法関係らしいですけどまだ職業の種類までは覚えきれてないのです。
「違うっス、やったのは零っスね、空からドカーンとやったんス。」
まゆたんが私の名前を出したので多分訂正してるんでしょう、そのおかげかアルマ君が私の方へとむく。
「レイがやったのか…すげえ、かっこいい。」
「けん いえ かえす 、かぞく あやまる。(その剣はちゃんと家に返してあげてくださいね、後ちゃんと両親にも謝ること、心配してましたよ。)」
私は尊敬の眼差しを送るマルト君に対しわざとらしくニカッと笑って見せると何故かいきなり頬を赤らめて尊敬の眼差しは恋する瞳へと変化していた…恋愛フラグ立てちゃった?
「お、俺頑張って強い冒険者になる!お前…レイみたいに!」
…マルト君は置いといて他の二人はまゆたんに目がいっていた、逆なら良かったのに、でも無理なのです、だってまゆたんに対して言ってのが「キレイ」とか「大きい!」なのですからチクショー、私は可愛い系を目指してこの姿だし胸もそんなに大きくない、完敗だよ。
結局マルト君達はカサッカで家まで送ったけれどその途中に三人が興奮しすぎで気が散った、危うく操陰が解けるところだったです。
母親に真実を報告すると怒りより心配が先に来たようで兄妹を抱きしめていた…なんだかこういうのっていいですよね、となんて考えていた時に母親は思い出したように依頼料としてそれぞれ1000エリスを渡してきた、本当はお金なんていらなかったけれど母親の笑顔を見ていると多分返せないんだろうなと思えてしまうのは借金があるからだけではないはず、そう考えて私は財布にそのお金を入れて短い休暇は過ぎていった。
◆◇◆◇◆◇
1日後
デュラハンのせいで討伐された後も数日はろくなクエストがなく私は結局壊れた壁の復旧作業のバイトに回された、そんな私は仕事量を優先し操陰を使い五体の人型とクレーン一つを創り全体を見渡せる位置に座り同時に動かしている、最近操陰が使い慣れてきているおかげで複数の人型も動かせるようになってそういうことが可能になった。
「なあレイ遊ぼうぜ!」
「遊ぼ」
「追いかけっこしよ。」
声をかけてきたのはあの三人、あの一件のおかげで仲良くなったのだ。
「いま しごとちゅ」
「そっか、じゃあまたなレイ!」
「またね」
「お仕事頑張ってね!」
「うん」
私は操陰の操作のために振り向けないけれど笑顔を作る。
家族のみんな、私、異世界で友達できたよ。
※作中のオリジナルキャラの零とおしゃべり(コメ)してくださる場合、必ず{零}と付けてコメント宜しくお願い致します。
{まゆたん}と付けてコメントして頂ければまゆたんが貴方とお喋り。
読者の阿久間嬉嬉さんからイラストを頂きました、本当にありがとうございます!
【挿絵表示】