このTSな会話不可少女に救いの手を   作:零点

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前回に引き続きお待たせしました。前回の話、この記憶喪失に回想を、をお気に入り登録してくださっている方に読んでもらえているのか不安の零点です。それでは本編どうぞ。


この死後の世界にお別れを。

「お待たせしました、佐藤和真さん。無事まゆたんさんの帰還が確認されました。」

 

まゆたんが消えてからさほど時間がたたないうちにエリス様は俺たちに向き直りそう言った。

 

「あの、俺達ってどんなふうに死んだんですか?」

 

「…とても残酷な死に方をしました。あなたは腹部を真っ二つにされてしまいショック死と言う形で、零さんは和真さんに遮られ真っ二つとは行かないまでも危険な状態ではあります。」

 

「ヒィッ!」

 

真っ二つ!?と言うかまたショック死で…。

 

「じゃあ俺はこの後どうなるんですか?エリス様。」

 

「和真さんは一度生き返っていますので天界規定によりまた異世界に転生ということはできません。なので赤ん坊からのスタート、記憶も引き継げません。」

 

「いやー!!」

 

「「零(さん)!?」」

 

エリス様が話し終えると零はその胸ぐらに掴み掛かり揺さぶり始めた、ちょうど俺が異世界に来た時にアクアに揺さぶられたのを思い出すなこれ。

 

「あっ、ちょっと、揺らさないで下さい!」

 

「(カズマさんとお別れは嫌です!まだ恩返しきれてませんです!)」

 

頭の中に零の声が響いているみたいだな、というより俺に恩を感じているというのは意外だった、だが今まで俺に対して素直だったのは納得がいく。…そしてエリス様の揺れている胸!いい眺めだな。

 

「さあ!帰って来なさい二人とも!」

 

「え?」

 

唐突にこの空間からアクアの声がした気がしたが気のせいか。俺はエリス様の絶景を見ることで忙しい。

 

「(この胸!この無駄に大きい胸これ見よがしに見せびらかして、私に対する嫌味なのですか!)」

 

「や、やめてください!でないとパッ…服がはだけてしまいますから!」

 

うん、零に関してはもうすでに本来の目的からずれてるな、はだけろ。

 

「ねー、ちょっと聞こえてるなら返事して欲しいんですけどー。」

 

「アクア?本当にアクアなのか?」

 

「何言ってんの?ばかなの?あんたの体に復活魔法かけたからもうこっちに戻って来られるわよー?」

 

え?確かエリス様は…。

 

「アクア、こっちにいる女神様が天界規定とやらで二度も生き返ることはできないって言ってたんだがいいのか?」

 

「はぁ!?誰よそんな馬鹿な事言った女神は!カズマ、ちょっとその女神の名前教えなさい。」

 

「名前か?名前はエリス様なんだが。」

 

「エリス?この世界でちょっと国教として崇拝されてるからってお金の単位にまでなったあの上げ底エリス?和真、エリスが私の言った事に少しでも反論したら胸パッド無理矢理にでも奪っていう事聞かせなさい。」

 

「ん?ぱっと…パット?胸パット!?」

 

何だと!あの素晴らしい胸は偽物なのか!…だがそれもありかもしれないな。

そう思い再度エリス様の方へと顔を向けると…。

 

「お、お願いですから私の胸パット返してくださいー!」

 

「やーー!」

 

パットは零に握られ走り回りそれをエリス様が追いかけていた。どうやら零が胸を激しく揺さぶったせいで落ちてしまったようだ。

 

「あー、アクア?悪いがそれはできなくなった、零がすでにパットをとって逃げ回ってる。」

 

「はあ!?ぷーくすくすw、ザマァ無いわね、私を差し置いて調子こいてるのが悪いのよ!ぷーくすくすくすw。」

 

こいつは本当に女神だったのか疑うぞ…。まあ良いか。そう考えている間にもアクアは言葉を続けた。

 

「じゃあ次の手ね、エリスの恥ずかしいホクロの位置を教えてあ「え?この声本物のアクア様!?やめてください!お願いしますから!」じゃあ、カズマをさっさと生き返らせなさい。」

 

エリス様は零を追いかけるのをやめ、しぶしぶではあるが「はい」と言うと空が転生した時と同じようになっていた。

 

「和真さんといいましたね、本当はこんな事ダメなんですからね、ハァ。この事は…内緒ですよ?」

 

メインヒロインだよ!うちの駄女神とは比べ物にならないくらいヒロインしてるよエリス様は!取り替えたい…が、そんなことできていたら苦労してない。俺は悔しさを噛み締めながら死後の世界を後にした。

 

ー零sideー

 

色々あって結果、私の願いであるカズマさんを生き返らせることは出来た。さてこのパットは返してあげ…もらおうかなこれ。

 

「あのー、そろそろ返してもらえませんか?」

 

案の定エリス様はまだパットを取り戻そうとしていた、追いかけてまででは無いですが。

 

「ほしい。」

 

「ダメですよ。ハァ、戻るときまでに返してください。」

 

いいじゃないですか一セットくらい、あの世界にないのですよ?いくら探してもないのです。生前は小さいのは可愛いと思っていた私でもいざ自分の身となるとちっさいのって意外に気にしちゃうのですよ。私だっておっぱい欲しい!

 

「…ウン」

 

「嘘言ったらダメですよ、考えてる事はこちらにはわかるんですから。」

 

何と言う事だろうか、前回の事を忘れていた。かくなる上は!

 

「諦める。」

 

「最初からそうしてください。」

 

結局ここから帰るまでのみになってしまったけどせっかくの機会、少しの間だけでも味わうとしようか。そうして自身の凹凸のないところにパットをつけ操陰で固定する、固定しないと無残にずり落ちるのですよ。あ、若干生暖かい。

 

「はぁ、もういいですか?それでは今後についてご説明しますね。まずあなたはもう死ぬまでここに来る事はないでしょう、今まではこちらの不手際のせいで起こった零さんのトラブルに対処するため三回ほどお越しいただきましたが今回で対処は終了するので来る必要がなくなるからです。二つ目、願いについてですがこれは幼児化ですね、これは対処が終了次第解除という事でしたので帰った際には一つ目の願い通りの姿に戻ります。三つ目、零さんはまゆたんさんほぼそのものである生前まで使っていた言語を放棄することになりました、ですので今住んでいる世界の言語のみの知識しかいれることができません。以上が今後においての簡単な説明になります。」

 

長い説明が終わりエリス様が指を鳴らすと天井に穴があく。夢にまで見た言葉のある生活、幼児体形は今となっては名残惜しいけどみんなとガールズトークする日々が待っています。

 

「あのー、そろそろパット返してください。」

 

あー、忘れてましたね、そうそうパットパット。

 

「パットなに?」

 

「嘘は良くないですよ零さん、返さないと私も貴女を返しません。」

 

何という職権乱用、なんて強情なのかしらー。まあ嘘ですけど。私はパットをしぶしぶ返し元いた穴の真下へ戻るとエリス様は何か唱えていた…のかな?すると体がふわりと浮き穴へと吸い込まれていっているような感じ。

 

「御神零さん、神のご加護があらん事を。」

 

その言葉を聞くと同時に私の意識は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー少し戻って雪山ー

 

「カズマ!アクア、カズマが起きましたよ!」

 

「やっと起きた?ったく、あの子頭固いんだから。」

 

カズマが目を覚ますと自分の体にアクア以外の仲間が急に抱きしめ自分の名前を心配そうに連呼していた。和真としては照れくさくもあり嬉しくも思えた光景ではある、やはり生き返ってよかったとそう思える。ただ…。

 

「カズマ〜、なに照れてんのよ♪何か言いなさいよ。この女神である私の力あってこそ蘇生できたんだから何か言うことあるでしょ?」

 

カズマは思った、アクアは結局アクアであると、つまり。

 

「女神なら断然エリス様の方が良かった。」

 

なのである。

 

「はぁ!?なにいきなり馬鹿なこと言ってんのよこのヒキニート!いいわよその腐った考えを「ちょっと待ってください!」なに?」

 

一触即発かと思えたアクアの怒りを遮るようにめぐみんはいきなり仲裁に入ったのだ。どうやら零の様子がおかしいということらしい。

 

「光ってる?」

 

「光っているな。」

 

「光ってるわね?」

 

「はい、さっきから光っているのです。アクア、何なのでしょうこれは?」

 

「知らないわよ、こんなびっくり人間初めて見たもの、宴会芸で使えないかしら?」

 

そんな馬鹿な事を言っているアクアは御構い無しに光はすぐに止み、零の目は覚めたのだ。

 

「お、目が覚めたか零…って何でそんなに震えてんだ?」

 

「もどる…なーーい!!」

 

「なにーー!!?」




※作中のオリジナルキャラの零とおしゃべり(コメ)してくださる場合、必ず{零}と付けてコメント宜しくお願い致します。
{まゆたん}と付けてコメントして頂ければまゆたんが貴方とお喋り。
もう欲望は抑えないどうか自分にコメントを分けてくれー!
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