不健全鎮守府   作:犬魚

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これまでに無い平和的な話

【登場人物】

提督(5)
浜風ちゃんなら頼めば大丈夫と信じているバットガイ

浜風ちゃん
名前だけは何度も出てくる

五月雨(3)
趣味は今日のラッキーアイテムを用意する事らしい

卯月
通称うーちゃん、パチモンみたいにぷくぷくぷーと鳴く
決闘王の称号を持っている

間宮
食堂にいる人、乳がデカい

初春様
雅な御方

大和さん
超戦艦、イベント以外の日は内職してる

矢矧ちゃん
大和さんっぽい軽巡
大和さんをマジリスペクトしており、オレ式46cm砲の練習をしている、たまになんか出るらしい


提督と卯月とカクゴール

「暑いなぁ~」

 

「そうですね」

 

季節は夏、梅雨は先日明けたらしい

今日のような真夏日は水を見る度に飛び込みたくなる

 

「ハァ…こう暑いとやる気も何も湧かん」

 

「そうですね、あ、コーヒー淹れましょうか?」

 

「自販機で買って来い、今すぐ」

 

ただでさえ暑さでイライラしているのに、更に五月雨の不味いコーヒーまで飲まされたら緊急搬送されかねん

 

「このイライラを解消するには浜風ちゃんのパイオツを揉ませて貰うしかないか…」

 

「…何言ってるんですか?イカレてるんですか?」

 

「浜風ちゃんなら誠意をもって頼めば一揉みぐらいさせてくれると思わんかね?」

 

「まぁ、一揉みと言わず頼めば何度でも良さそうな感じですけど…」

 

「そうだろう?ならば問題ない」

 

「いや、問題だらけですよ」

 

ゴン!ゴン!

 

分厚い鉄の板で作られた執務室の扉が叩かれ、誰か入って来た

 

「ぷくぷくぷー、しれーかん、かき氷食べに行くぴょん」

 

「…うーちゃんか」

 

駆逐艦、うーちゃん

一説には“ぷっぷくぷー”と鳴くのが正常らしいが、うちに居るのは“ぷくぷくぷー”としか鳴かない、たぶん、鼻が悪いのだろう

 

「かき氷か…」

 

たしかに、この暑さだ、かき氷ぐらい食ってもバチは当たらんかもしれん

 

「よっしゃ!かき氷食いに行くかァ!」

 

「ぷくぷくぷー」

 

「五月雨、お前も来い!俺はメロン味にするからお前レモン味な!交換しよーぜ!」

 

「はぁ、別に構いませんけど」

 

こうして、俺達はかき氷を食う為に食堂に向かう事にした

うーちゃんの話では今朝がた食堂のおばちゃんだかおねーさんだかが氷をゴリゴリするマシーンを倉庫から出していたそうだ

 

「ぷくぷくぷー、ナマアシ魅惑のマーメイドー♪」

 

「しかし、ホントに暑いですねぇ」

 

「まったくだ、なんたってこの夏は超暑いってNA●Aが言ってたしな!」

 

「マジぴょん?あとで弥生にも教えてやるぴょん」

 

食堂に到着すると、既にかき氷の噂を聞きつけていた者達が既にかき氷を食べていた

 

「美味いのぉ、美味いのぉ、子日よ」

 

「ハッ!美味しゅう御座います」

 

流石は初春様、雅な御方だ、既にこの涼を召し上がっておられる…

 

「いらっしゃいませ~」

 

給糧艦、間宮

食堂で料理を作っている給食係、結構な頻度でピーマンを混入している、あと、乳がデカい

 

「かき氷くれ、緑の液体な」

 

「私はレモンです」

 

「うーちゃんは赤いやつにするぴょん」

 

「メロンとイチゴは品切れです」

 

「あ゛?」

 

「マジぴょん!?」

 

「選べるのはレモンかマヨネーズしかないんですけど?」

 

「誰がマヨネーズなんか頼むんだよ!バカじゃねーのか!?」

 

「いますよ、ほら」

 

間宮が指差した先

そこに居るのは最大戦力の大和さんと…

 

「嗚呼…美味しいですねぇ」

 

「さすが大和サン、マヨネーズ食うとかメチャシブいっす、マジカッケーっす」

 

大和さんをリスペクトし過ぎて、まず、見た目の真似から入った自称大和さんの一の舎弟の矢矧ちゃん

 

 

「レモン風味で」

 

「レモン風味にするぴょん」

 

「レモン風味3つですね、はい」

 

俺達は同じものをそれぞれ手にして空いている席に座った

 

「交換します?」

 

「するかバカ、同じモンじゃねーか」

 

「あ!うーちゃん良いコト思いついたぴょん!ジュースかけたらいいぴょん!」

 

「なん…だと?」

 

さすがはうーちゃんだ、そこに気付くとは…やはり天才か

 

「ジュース買ってくるぴょん」

 

「よし!では千円やるから好きなのを買うといい、釣りは取っておきなさい」

 

「ぷくぷくぷー」

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