【登場人物】
提督(71)
好きな技はダボーレップーケン
鈴谷(24)
ビッチ、今まで穫られたパンツの枚数は覚えてない
『このままでは終わらんぞォー…終わらんぞォー…ぞォー…』
妙に心に残るエコーと共に、画面上のス●オみたいな髪型のプッツンあんちゃんが舞う
「バ…バカなッ!す、すすす鈴!鈴鈴ッ!鈴谷ののの!チームがぜぜぜ全滅ッ!めつめつ…!」
「だってオマエ、弱いもん」
今日こそのボコボコにしてやんよと息巻いて、俺に対戦を申し込んで来た鈴谷、負けたらパンツ脱ぐ羅刹ルールを快く承諾した鈴谷の表情は自信に満ちていた、おそらく、相当ヤリ込んできたに違いない、そう感じた俺はあえて先方に大●を選択し、容赦なく地●震をブチかました、無印98で
「汚っ!!ナニそれ汚っ!!」
「地●震が汚いだと?バカめ、嫌ならさせるな、そんなヤツがアンチマニュアルを気取ってプライドなんか語るんじゃあない」
まぁ、普通にバグを利用したダーティーな戦法使ったがな、どうやら鈴谷は知らないらしい
「オラ、パンツ脱げよ、薄汚いう●こ染みたパンツを」
「薄汚くないし!う●こも染みてない!クッ…」
「モタモタすんなダボハゼビッチが」
「…あの、もう1回して頂くワケには?」
「いいぞ」
「ホント!」
鈴谷は俺の意外な答えに驚きつつ喜ぶ
「その前にパンツ脱げよ」
「や………ちょっとそれを待って頂きたいのですけど?それでいて、鈴谷が勝った場合はパンツ脱ぐのを免除して頂いた上に3万円頂ければなと…」
「は?」
「に……いち、1万円でいいです」
「はぁ?」
「ご…5千円、5千円で!」
なんてふてぶてしいビッチだ、パンツ脱がない上に金まで請求してくるとは…普通ならば、通るかッ!そんなもん…っ!そんな理屈…っ!ダメっ!ダメっ!と言いたいところだが、俺も鬼ではない…
「…火」
「はい」シュボッ!
「フーッ~…」
「それで、いかがでしょうか?」
「いいよ、呑もう、オマエが勝てば3万円、あとパンツも脱がなくていい」
「え?マジ…?」
「マジ」
「やったぁ!!テイトクぅ!ハナシわかるじゃん!」
「お前が負けた場合は、太●の達人の前でバチをケツに突っ込んだまま公開オ●ニーしながらKURE●AIをプレイして貰う」
「罰が厳し過ぎるッ!!へ…変態ッ!いや!変態!!」
鈴谷は台パンしながら猛抗議してきた、ダメじゃないか、台は優しく扱わないと…
「変態じゃない、提督だ、やるのか?やらないのか?」
「できるかッ!!負けた時のリスクがシャレになってねーし!そんなコトしたら鈴谷変態の烙印押されてもう部屋から出られなくなるじゃん!」
「よし、なら5万にしよう」
「ご…5万、円?」
「円」
鈴谷は少し考えてみる、勝てば5万円、負ければ変態
「………やらない、うん、やらないし」
「仕方ないなぁ鈴谷くんは、じゃあ10万でどうかね?ん?」
「じゅ……10万、円でしょうか?」
「円ですけど?」
鈴谷は再び黙り込んで熟考する、勝てば10万円、負ければ変態…揺れるっ!鈴谷の心っ!
「…やら」
「あ?」
「…やらない!うん!やらないし!鈴谷そんな変態プレイはさすがにムリだし!っーかそんな変態プレイできるかッ!」
「そうか」
「そうです!」
己の心、欲望に打ち勝った鈴谷は清々しい顔をしていた、その顔はまるで黄金の風ような爽やかさすら感じる
「わかった、じゃ、パンツ脱げよ」
「は?」
「は?じゃねーよ、今さっき負けたろーが、ゴチャゴチャ言ってねーで早く脱げよ、そこに撮影中のプリクラあるから脱いで来いよ」
「なんで撮影中ッ!チッ…いいし、トイレ行ってくる」
「モタモタすんなよ、あと、微妙に湿らせていいぞ、そこらの変態に売ってカレー食いに行くから」
「鬼畜かッ!す…鈴谷のパンツ売って!カレー!カレー食いに行くとか!行くとかぁ!」ポロポロ
マジ泣きッ!!まさかのマジ泣きッ!!
「まぁ泣くな、オマエにも奢ってやるよ、大盛にしてもいいぞ」
「ホント?やったぁ!!」
コイツ、アホなんだろうか…?いや、アホなんだな