【登場人物】
提督(11)
あまり興味はなくてもとりあえず写真は撮ってみる、ピンクだったらしい
熊野(2)
鈴谷と違ってビッチとは言われないがとても残念
本当はセイランが欲しいが最上姉ちゃんくまりんこ姉ちゃんが怖くて言い出せない
扶桑
航空戦艦、二度の改装を経て、恐るべき力を手にした主力戦艦、昔は山城と言う名の日本人形を抱いていた時期があり、山城がいないとリストカットする
山城
航空戦艦、姉様と同じく二度の改装で力を手にした主力戦艦
だいたい姉様と一緒に居る
「イブーイですわ!イブーイがいましたわ!マジカッケーでしたわ!」
喫煙タイムを済ませ、提督室に戻る為に階段を上がっていると、上からイブーイがどうとか聞こえてきた…
アイツはたしか鈴谷のバディモンスター、熊野…とりあえず下からだとパンツが見えるので写真を一枚撮った
「なにやってんだ?お前」
「イブーイですわ!クソッ!このッ!ファーックス!逃げられましたわ!」
「バカじゃねぇの?」
「バカではありませんわ、うっ!煙草臭いッ!」
「そりゃ、さっきまで喫煙してたからな」
「寄らないでくださいまし、私の寿命が殺されてしまいますわ!」
モンスター嫌煙家か、コイツは
さすがにここまで言われたらホワイトランチャーを顔面にしたくなるぞ
「っーか、なんだ?お前もポケ●ン集めてたのか?」
「えぇ、みんなで争ってますの、負けた者は阿修羅バスターされますわ」
「敗者への罰がなかなか致命的だな」
「大丈夫、阿修羅バスターは首のフックがちょっと甘いらしいですわ」
アホなんだろうな、コイツ、っーか誰が阿修羅バスターかけるんだよ、手が六本ある奴が居るのかよ!?
俺の知らない超進化を遂げた艦が居ると言うのかッ!?
「まぁ、暑いし、水分を摂ってほどほどにしろよ」
「水分?たしかに喉が渇きましたわね、何か冷たい飲み物を持ってませんの?」
「持ってねぇよ、っーか持っててもやるかよボケ、テメーで買ってくるか蛇口捻って水道水でも飲めよ」
「クズなあげくにケチな男ですわね」
「やかましい」
「まぁいいですわ、冷たい飲み物を手に入れるぐらいは私には簡単な事、コレを使えば良いのです」
そう言って、熊野は腕を前にかざした、すると…
ドギユュュュン!!
小さなヒコーキみたいなのが出てきた
ってか、コレ瑞雲じゃねーか!!なにエアロス●スみてーに出してんだコイツ!!
「見えますの?パワーあるヴィジョン!私はこれを幽●紋と名付けましたわッ!」
「ス●ンドじゃねーよ!」
「行け!エアロズイウン!冷たい飲み物をカッ攫って持ってくるのですわ!」
【ス●ンド名:エアロズイウン】
破壊力‐B
スピード‐B
射程‐数10m
持続力‐C
精密動作‐E
成長‐C
「やっぱエアロス●スじゃねーかッ!」
「ちょっと黙っておくんなまし……む、居ましたわ、冷たいシェイキーを手にして歩く哀れな犠牲者が」
「普通に買えよ!なんで奪う前提なんだよ!」
「殺れ!エアロズイウン!肩甲骨ブチ割って上半身を腰寛骨までアジの開きのように裂いてやりますわッ!」
今、まさにッ!俺からは見えない数10m先で冷たいシェイクを奪われようとしている者がいるッ!!誰かは知らないが不幸な犠牲者であることは間違いないであろう…
しかしッ!!
「グハァ!!!」
「熊野ォ!?な…何が起こったんだァァァァ!!」
血反吐をブチ撒けたのは熊野の方だった
◆◆◆
「…冷たいシェイクが買えたわ、今日の私はとてもツイてる」
戦艦、扶桑
最初はそれなりに不幸だったが二度の改装で人並みの不幸になった
「早く持って帰りましょう…」
ドルルルルルゥ!!!
背後から扶桑に迫るエアロズイウン!
しかしッ!!
「オラァ!!」
グシャアッ!!
そばに立つと言うところから、その像を名付けて幽●紋!
「…山城?何かあったの?」
「“何も”ありません、姉様」
「…そう、早く帰って冷たいシェイクを飲みましょう、今日はとてもツイてる気がするわ」
「はい、姉様、今日はとても“ツイ”てます」
ゴゴゴゴゴゴ!!
【ス●ンド名:ヤマシロ】
破壊力‐A
スピード‐A
射程‐C
持続力‐A
精密動作‐A
成長‐E(完成)
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