不健全鎮守府   作:犬魚

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パンツ見せるのが仕事みたいなアイツ回

【登場人物】

提督(118)
ディスイズ・クズ

鈴谷(38)
改二は赤ブラ、航改二は黒ブラ


提督と鈴谷と改二ナイト

【前回までのあらすじ】

鈴谷が精神と●の部屋に入った

 

 

「さ~て、今日も頑張ったし今日は店仕舞いにするか、サミー、あがっていいぞ」

 

「特に頑張ってませんけどね、では、お疲れ様です」

 

五月雨は一応、俺にペコリと頭を下げ、そそくさと執務室を退室して行った、まぁたしかに今日はトクベツ頑張ったかと言われたら別に普段と変わらないが…

 

「…ふぅ」

 

何か忘れているような気がするが…まぁいい、本日の業務は終了している、今からアダルティックな大人の時間を過ごしても何も問題はない、そう、ナニも問題はないのだ…

俺はポケットからスタイリッシュに携帯電話を取り出し素早くダイヤルボタンを操作する

 

「あ、もしもし?デリ●ル頼みたいんですけどー?あ、はい、おっぱい大きめな感じで、ん~…JK風?そうっすね、たまにはそんな感じもアリ?じゃ、そんな感じで」

 

たまにはJK風と言うのもアリだろう、うん

 

‐‐‐

 

全ての業務が終了した夜の執務室、この時間に執務室に来るようなヤツはそうはいない…

 

「フーッ~…」

 

男にはムラムラする日がある、そう、冷静になって考えてほしい、この職場は男を徹底排除した深夜の美少女動物園アニメ並みに男と言うモノがいない、もうオマエらみんなレ●なんじゃないのかと真剣に問いたくなるぐらい居ないのだ、そんな職場に居てムラムラしない方がおかしいじゃあないか?

 

ゴン!ゴン!

 

「む」

 

重厚な扉を叩く音、来たか!っーかえらく早いなオイ!

 

「入ってまーす」

 

「ティーッス、新しくなった鈴谷が提督に制服見せびらかしに来ましたよぉ~」

 

元気よく扉を開き、入って来たのは………これはもう完全に遊んでますわ、援交力1億超えは当たり前、新たなるステージは神に挑む場所に踏み込んだビッチ臭漂うJK風の馴染みの顔…

 

「どーよ?この新しく生まれ変わった鈴谷様は!どーよ?」

 

「…あ、スンマセン、チェンジでいいすか?」

 

「ナニがぁ!?」

 

なんだ鈴谷か…

 

「っーかチェンジってナニ?え…?あ~……なるほど、さすがテイトクじゃん!フフ…そーよ!この鈴谷はもう一段更に変身を残しているのよ!」

 

「はぁ?」

 

「ナニその絶望的に興味無さげな顔はーッ!」

 

「いや、いいんで、そーゆーオプションとかマジでいいんで、できれば見た目だけは清楚系の娘とかにチェンジしてもらっていいすか?」

 

「意味わかんねーし!ナニそれ!?鈴谷よく見ると清楚じゃね?」

 

参ったなぁ、まさかデリ●ルで顔馴染みとかないわーコレ完全にない流れだわーないわーコレはないわー

 

「…鈴谷」

 

「ナニ?」

 

俺は財布から千円取り出して鈴谷に手渡した

 

「もう帰っていいぞ、お疲れ」

 

「あざーっす……って少なっ!千円かよ!せっかく鈴谷改二になったんだし、もーちょっとお小遣いくれてもよくない!?」

 

ナニ言ってんだコイツ?イカレてるのか?

 

「フーッ~…でもなぁ、鈴谷、提督的にはもうちょっと自分を大事にする事をオススメするぞ、うん」

 

「…はぁ?」

 

「エンコーもアレだが、デ●ヘルってのも実は危険が伴って…」

 

「ハァ!?鈴谷エンコーとかしてねーし!っーかデリ●ルもしてねーし!」

 

「嘘つくんじゃないよこの子は」

 

「嘘じゃねーし!」

 

ナニ言ってんのかねこの子は…っーかこの野郎、俺は今ムラムラしてんだよ、俺のムラムラは今、限界突破サ●イバーなんだよ、やれやれ今夜は壁をブチ破る気寸前なんだよ、これはもうアレだ………大人として与えねばなるまい、罰を!

 

「よぉーし!わかった、とりあえず四つん這いになってケツこっちに向けろ」

 

「は?」

 

「は?じゃねーよ、お前のその援根性を叩き直してやる、俺の魔王剣デ●スキャリバーでな!」

 

「は…?え?ちょ!ちょい待ち!ちょい待ち!ちょっと話合おうよ!え?マジ?っーかデ●ヘルとかマジやってないけど!?」

 

「やかましい!オラ!とっととそのカーディガン捲れオラァ!」

 

「ヒッ!?ひぃぃ!お…犯されるッ!!」

 

ジリリリリリン♪ジリリリリリン♪

 

デリ●ル鈴谷にランブリングディスキ●リバーを叩きつけようとした矢先、内線の電話が鳴ったので俺は受話器を手に取った

 

「はいもしもし?」

 

『あ、提督ですか?明石ですけど』

 

「何の用だ?」

 

『基地の正門前にデ●ヘルのお姉ちゃん来てますけど、コレ提督でしょ?』

 

「あ?ナニ言ってんだオマエ」

 

『あ?じゃないですよ、ゲッ!香取先生来た!と…とにかく帰って貰いますからね!じゃ』

 

「え?なんだって?オイ明石!もしもし?もしもーし?」

 

ツー…ツー…

 

なんかデリ●ルのお姉ちゃんが正門前に来てたとかなんとか言ってた気がするが……

 

「鈴谷」

 

「…な、なに?」

 

…そう言えば昼間、熊野が鈴谷が新しい改装がどうのこうので精神と●の部屋に入ったとかなんとか言ってた気がするな…

いや、よく見るとコイツ、なんかいつもの制服と違う気が…

 

俺は受話器を置き、努めて紳士的に半泣きの鈴谷に笑顔を向けた

 

「改二、おめでとう」

 

ビタンッ!(ビンタ)

 

「ぜぶらッ!」

 

スナップの効いた健康的でハリのあるビンタが俺の頬で炸裂した!

 

「死ねッ!マジで死ねッ!ホント死ね!ナニ考えてんの!?え?マジで、マジで、死ね!クッ……もーホント!なんなのさ!?死んで!ホント死んで!っーか死ね!マジありえねーし!ハァ?っかマジで!マジありえない!死ねよ!本気でッ!」

 

コイツ……この短時間に死んで2回、死ね6回発言を…間違いない、ホンモノだ

 

「あ~…悪かった悪かった、うん、悪かった」

 

「土下座!」

 

「は?やだし」

 

「土下座して!土下座!そしたら頭踏むから!どーよ!」

 

「調子に乗るなよこのビッチが…」

 

「ビッチじゃねーし!」

 

そもそもアレだ、コイツの援航力が高すぎるのが悪いんじゃねぇか、俺悪くねーじゃん

 

「お小遣い!はい!」

 

「千円やったろーが」

 

「足りませーん!鈴谷の受けた屈辱料には全然足りませーん!」

 

「何が屈辱料だ」

 

「じゃ、お小遣いはいいからカレー奢って!カレー!高いヤツ!」

 

「カレーか…」

 

まぁ、丁度腹減ってるし今日はカレーでも悪くないな

 

「いいだろう、よし、辛いモン食ってエネルギー充填すっか!」

 

「あざーっす!鈴谷上から高いヤツ順に頼むよ!」

 

「わかったわかった、今日は好きに頼むがいい」

 

「やったぁ!よし行こ!すぐ行こ!」

 

 

こうして、俺と鈴谷はカレーを食いに夜の街に繰り出し、繁華街を歩いていると3回ほど職質を受けた、きっとこの時間にJKみたいなのと歩いていたのでエンコーに見えたのだろう、言っておくが俺は悪くない


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