拙いだけでなく吐き気を催すゲスな話なのにッ!
今回は初心に返りました
【登場人物】
提督(15)
クズ、初心からびっくりするほどクズ
クズ過ぎて浜風ちゃんとは目が合わせられないピュアな少年のハートを持っており、少年はみんな聖闘士●矢と信じている
五月雨(8)
初期艦故か、提督に意見できる心の疲れた子、絶壁である自覚はある、苦労した故に余所にいるドジな天使の面影はあまりない
浜風ちゃん
名前だけは何度も出てたが今回が初登場
「初心に返り、浜風ちゃんをレ●プしようと思う」
「返る場所が最悪ッ!」
「うるせェ!!この絶壁氷盾がァ!」
「ハアァ!?今のはちょっとカチンときました!」
思えば、コイツも哀れな犠牲者だ…
姉妹艦はどんどん成長してゆく中、何時まで経ってもフラットチェスト、2つ上のお姉さんなんかもう閃乱カ●ラに出ていいぐらいの淫乱急成長ぶりだ
「俺はなァ…とにかく浜風ちゃんをレ●プしてェんだよォ!」
「…土下座して頼めばいいじゃないですか、浜風さん良い子だからたぶん大丈夫ですよ」
「ダメだ」
「なんでェ!?」
「…とりあえず必要なのは荒縄とクロロフォルムと白いハンカチーフ、あとは勇気だけだな」
もし足りない分があったならガッツで補えばよかろう
後は完璧な作戦だな
「では作戦の打ち合わせだが…」
「や、なんでナチュラルに私もレ●プに加担する流れになってるんですか?」
「まさか、嫌なのかね?」
「えぇ、普通に嫌です」
「では作戦の説明だが…」
「まさかのスルー!?」
いちいちうるさいヤツだな、もしかしてコイツにはカルシウムが足りていないのではないだろうか?
カルシウム…つまりは牛乳、そう、乳の素となる成分が足りていないせいであの貧しい胸板なのではないだろうか?だとすれば俺はコイツの尊厳を損なう事無く牛乳を勧める必要がある
「作戦は俺が正面から行き、お前が後方から行く、つまりは………挟撃だ!」
「…こんなにカッコ悪い挟撃と言う言葉の使い方は初めてです」
「まずは俺が正面から浜風ちゃんに虎砲の練習がしたいから腹を貸してくれと聞く」
「…虎砲があるならクロロフォルムいらなくないですか?って言うか、できるんですか?虎砲」
「大丈夫だ、陸奥にやり方は教えて貰った!足りない技術はガッツで補う」
「はぁ?」
「でだ、俺が虎砲するからお前が後方から近付いて金属バットで頭を的確かつ適切なパワーで殴りつける」
「クロロフォルムはッ!?普通!後ろから近付いてハンカチに染み込ませたの吸わせますよね!?」
「浜風ちゃんが昏倒したら左右から肩を組み、三人四脚のように違和感無く歩いて部屋へ連れ込む」
「違和感しかないです」
「そして用意した荒縄で、このインテリア椅子に縛り付けて起きるのを待つ、起きるまでは退屈だろうからトランプでもするか?」
「余裕あり過ぎでしょう…なんですぐ剥いたりしないんですか?レ●プするんですよね?」
「…オマエすげぇな、連れ込む=即ファックとか常軌を逸してるぜ、やっぱ上級者の考えは違うな」
「誰が上級者ですか」
「でだ、たぶん退屈しのぎにトランプやっててもきっと浜風ちゃんの胸にチラチラ目線がいくと思うんだよ」
「うん、最低です」
「そこでクロロフォルムの出番だ」
「…あの、その時点で浜風さんは気絶中なのでは?」
「おっぱいを触りたいけど途中で起きたらちょっと気まずいだろ?だから念の為にクロロフォルムで最低でも一時間は大丈夫な感じにする」
「いや、気まずいって…レ●プするんですよね!?おっぱい触るとかじゃ済まないレベルのコトするんですよね!?」
さすがは五月雨だ、良い点に着目しておるわ…
コイツとならなんだってやれる勇気が湧いてくるぜ
「男ってのはよォ~好きな子にカッコ悪いトコを見せたくねぇんだよ、いくつになっても心の片隅にあるピュアな少年の心を忘れられねぇ、男ってのは不器用な生き物なんだよ」
「やろうとしてる事はカッコ悪いじゃ済まないですけど…」
「よし!とにかく作戦は完璧だ!行くぞォ!」
「ちょ!ホントに行くつもりですかッ!?」
こうして、俺と五月雨は浜風ちゃんを探す為に提督室を出たのたが…
意外と早く、理想的な条件で見つけ出した
「…一人ですね」
「あぁ、条件は全てクリアされた」
人気の無い廊下で一人で歩いているとは…
「よし、行くぞ……行ってきます」
「本来ならご武運をと言うべきところでしょうが…」
大丈夫だ、俺ならやれる!まずは声をかける!落ち着け!素数だ!素数を数えるんだ!素数は1と自分でしか割れない孤独な数字!
「浜風くん」
「…ん?あ、提督、何か?」
「…虎砲しても宜しいかな?」
「…え?普通に嫌ですけど…?」
「そうか…嫌か、では失礼する」
「あ、はい、お疲れ様です」
この後、俺は五月雨とファミレスで何が悪かったのか反省会を開いた