【登場人物】
鳳翔(2)
HO‐SHOWのオーナー
かなりテキトーだがその影響力は強い
168
潜水艦、4人いる
58
潜水艦、4人いる
19
潜水艦、4人いる
8っちゃんさん
潜水艦、名前だけ登場、4人いる
鎮守府内に存在する煌びやかな光を放つ夜の店、ナイトクラブHO‐SHOW…
『HO‐SHOWへようこそロミオー!』
軽空母、鳳翔がオーナーを務めるこの店は決して、キャバレーナイトクラブ、略してキャバクラではない
薄い酒と安いツマミをおっぱいの大きな女が勧めてくるだけの店だ、改めて言うが決していかがわしい店ではない
「なんだい?今日は一人かい?」
クラブHO‐SHOWのオーナー、鳳翔
煙管が長い、すげー長い
「パイオツの大きな娘で」
「高雄と愛宕なら今日は居ないよ」
「そりゃ好都合だ、アイツらに絡まれるとロクなコトがねぇ」
「じゃ、テキトーなの寄越すからテキトーなトコに座ってな」
ママのテキトーな接客態度は今に始まった事ではないが、さすがにテキトーすぎるだろ…
とりあえず俺はテキトーな席に座った
「58でーす」キリッ
「19でーす」キリッ
「168でーす」キラッ
…潜水艦か、まぁ、アリか?っーかコイツら、日々、それなりに稼いでんのにまだ稼いでんのか
「おう、とりあえず座れよ、で酒注げ、あと、たまにアクシデント的におっぱい触るけど笑顔で許せよ」
「は?」
「それは提督の誠意次第なのね」
ヒュー…誠意、誠意か、それはつまりアレか?1タッチにつきそこに差し込めって事か、フッ、大したヤツらだ
「とりあえずビールな」
「はーい」
「じゃカンパーイ!」
「ウェーイ!」
うむ、やはりこうでなくてはな、あのおっぱいモンスターズではこうはいかん
アイツら躊躇無くボトルいれやがる
「そういや8っちゃんさんはどーした?」
「見たい番組があるから今日はお休みなのね」
「ふ~ん」
「提督ぅ、ボトルいれていい?ボトル?」
「いいんじゃね?」
「ヒュー!ママー!提督ボトルいれていいってー!」
このぐらい可愛い気があるなら俺とて問題ないのだがな
とりあえず、重ねて言うがこの店はいかがわしいお店ではない
今日は、ほら、なんだ?コスプレデー的な日だろうから店員が水着でも問題はない
「そういや今日提督一人なんだ?サミーは?」
「知らん」
「サミーが提督はホモって言ってたから安心なのね」
「何が!?」
っーかあの野郎、誰がホモだ
「え~?168は提督はロリコンって聞いたよ?」
「誰が言ってたんだ?誰が?」
「長門サン」
明日、金属バットで腹を強打してやる
「19はマザコンでロリコンでヘンタイでドーテイって聞いたのね」
「誰に聞いた?」
「スズヤなのね」
…全殺し確定だな
「一応言っとくが、そりゃ全部ウソだからな、俺はホモでもロリコンでもマザコンでもドーテイでもない」
「…ヘンタイは認めるんだ?」
「男ってのはだいたい大なり小なりヘンタイなんだよ、いいか?ヘンタイじゃない男などどこにも居ない、俺もお前もヘンタイなんだよ」
「や、私、男じゃないし…」