【登場人物】
夕張
兵装実験軽巡、未知の技術で研究開発するにあたり、倫理観は一切持ち合わせていない、たとえ艦隊の仲間であろうが平然とサンプルと言ってのける
マゾの資質が高い
鈴谷(2)
ビッチ、たとえ金の為でも一応考えはする
提督(2)
口から吐く必殺のホワイトランチャーは健康に悪影響を与える恐れがある
五月雨(2)
提督から唯一無二の殺人珈琲と呼ばれた事を根に持っている
「…む」
ひと息入れようと胸元を探るが、煙草が無い
「オイ、煙草買……いや、やっぱいい」
「禁煙でもするんですか?」
「するワケねーだろうがアホンダラ、ついでに缶コーヒー買いに行くんだよ」
「コーヒーくらい淹れましょうか?」
「テメーのクソ不味いコーヒー飲むぐれーならカルピス原液で飲むわ」
「ヒドっ!」
五月雨の淹れるコーヒーは不味い
付き合いが長い為、色々と試行錯誤して淹れてるらしいが、どうにも俺の高尚な舌には合わない
ゴン!ゴン!
「誰だ?」
「夕張です!新しい装備を開発しました!」
軽巡、夕張
当基地の開発専任者でネオジ●ングから鉛筆まで幅広く開発できるが倫理観が著しく欠けた奴だ
「ハッキリ言って自信作です」
「見せてみろ」
コイツが自信作と言う時はだいたいロクなものじゃない
「今回の自信作はコレ!メガバズーカランチャーです!」
「…足がないな」
「足なんて飾りです」
まぁ、メガバズーカランチャーに足があってもキモいしな
「こちらのメガバズーカランチャーですが、当たればだいたい死にます、昨年夏、ギミックで絶望的に超装甲∞を誇った防空姫だってイッパツで消し飛びます!ミンチすら残しません!」
「ほぉ、それは素晴らしいな」
「凄いじゃないですか」
「しかし、1つ難点がありまして…」
「…言ってみろ」
「1発撃つのに燃料が少々かかりまして…」
「少々って…どのくらいだ?」
「まぁ、大まかに燃料が1200万程…」
「夕張ェ…」
「はい!」
「四つん這いになってケツこっちに向けろォ」
「はい!」
「五月雨、なんか硬い棒みてーなの無いか?」
「ビヨンドマックスのバットならありますけど?」
「貸せ」
五月雨からバットを受け取り、クローズドスタンスの構えから思いきってバットを振り抜いた
バシイイィィィン!!!
「ヒギィィィ!!」
「夕張、夕張、夕張クンよォ~?舐めてるんですかァ~?バカにしてるんですかァ~?毎度毎度アタマのおかしい超兵器作ってくるのはオレへのイヤがらせですかー?アー?そんなにお仕置きされたいんですかァー?」
「あ゛ー!あ゛ー!いだ!痛い痛い痛いー!」
「うるせぇ!!どうせ変なモン作るなら一錠で発情して二錠で理性のタガが外れて三錠で淫乱肉●器になるみてーな夢のクスリ作ってこいやァ!」
「…うわ、最悪」
「心配すんなサミダラァ、仮にあってもテメーなんか使わねー、使うなら浜風ちゃんに使うね!オレは!」
「五月雨です、正直ドン引きです」
薄い本やエロゲーではよく見る薬だが、実際に無いのが実に悔やまれる
「さて、いい汗かいたし煙草でも買いに行くか…オイ、メロン野郎いつまで倒れてんだダボ、ケツの穴にメントスぶち込まれてーのか?」
「痛…いたたた……痛ぃぃ」
ガチャ…
「チィーッス、鈴谷がお小遣い貰いにきましたよ~……って、ナニしてんの?」
「提督が夕張さんのア●ルにメントスを入れようとしてるんですよ」
「ハァ!?マジ!?変態じゃん!」
「オイ、誰が変態だ!っーか例え話でまだ実行してねーだろーが」
「まだ?……っーか、そのメロン子、四つん這いでテイトクにお尻向けてるじゃん、これ完全にプレイ中だよね?」
「ケツバットのな、で?なんだ?お前は何の用だ?」
「いや、お小遣い貰おうと…」
「ケツの穴にメントス入れたら小遣い出そう」
「変態ッ!!マジ!変態ッ!」
「3万円」
「ヘンタ!……さ、さんまんえん!?3万、3万円か~」
「あ、一応考えるんですね」
「ビッチだからな」
「ビッチじゃねーし、3万か……クッ!ア●ルか、ア●ルならセーフ、ア●ルならセーフ…ッ!」
「俺も暇じゃねぇし、あと1秒な、いーち、はい終わり」
「え?ちょ!早すぎ!!」
「え?やるの?変態じゃん?」
「変態じゃねーし!!オマエだけは言われたくねーし!」