【登場人物】
提督(巨乳派)
巨乳ならある程度なら許せる、ただし、巨乳にも質と言うものがあるのです
Samuel B.Roberts(護衛駆逐艦)
John C.Butler級姉妹の1人、お供に憑いてるクジラの名前はジェイソン
Iowa
ステーツから来たダイナマイツパッキンガール
「あ、そうそう、そう言えば…なんか新しい人が配属されるらしいですよ」
「ふ〜ん」
列島戦慄!春の行楽シーズンに湧く様子を映すテレビ中継は大蛇の如くうねる渋滞とゾンビのように人が蠢く行楽地を映しており、俺と五月雨そんな世間様の様子を見つつ古鷹さんから借りた東京●種を読んでいた…
「新しい人ねぇ…ナニ?おっぱいデカいのか?」
「さぁ?おっぱいデカいかはわかりませんが、アメリカさん出身の駆逐艦の人です」
「アメリカさんか…」
米国と言えばアレだな、どいつもこいつメジャー級のオパーイを持ち、ワールドクラスの実力を誇るスター集団……いや、若干一名、ワールドクラスとは言い難い実力の愛国者がいたな…まぁ、おっぱいは十分MAJORレベルだが…
しかしアレだ、だとすれば世界のヘヴィ級バストを輩出し続けるアメリカ出身の駆逐艦ともなれば、childの頃から“ワォ!コイツが駆逐艦だって言うのかい?俺はてっきりカリフォルニアでメェーメェー言ってるヤギかと思ってたよ、ソーリー、コイツはとんだマウントシープだ!HAHAHA”と小粋なジョークが挟めるBIG GIRLだろう…
「オーケー、サミー、それで?そのビッガァルはいつ着任かね?」
「もう来てますよ、扉の外で待って貰ってます」
「早ぇよ!!俺なんの準備もしてないよ!?」
「昨日言ったじゃないで……あ、すいません、言いませんでした」
この青髪ロング子……ナニしれっと、まぁいい、俺は寛大な心とフロンティア・スピリットを持つこの基地を統べる絶対支配者だ、そんな些細なミスを、許そうではないか…
些細なミスを必要以上に責めず、逆に、良い点はしっかりと褒め、たまに恩賞と言う名のマミヤスイーツを振る舞う………あれ?俺もしかしてスゲーいい上司じゃね?コレ完全にモテる提督のモテ道まっしぐらじゃね?今の俺なら間違いなく陸奥とヤれるくね?タダで!
「じゃ、呼びますんであんまり失礼のない感じでお願いしますよ、何かあったら国際問題なんで」
「へいへい」
五月雨がそれでは次の方どうぞーと扉の向こうに声をかけると、重厚な執務室の扉が開きステーツから来た新たなるおっぱいモンスターが入って………ん?
「私ね!ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦サミュエル・B・ロバーツっ!」
なんだコイツ…?え?ナニ?サミュ…?サミ?
「………五月雨」
「なんですか?」
「なんだコイツ?」
「ジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦のサミュエル・B・ロバーツさんでしょ?たぶん」
………マジかよオイ、え?マジか?オイオイオ〜イ、ちょ!待てよ!おっぱいは!?俺が求めるメジャーおっぱいは!?マジかよコイツ…え?なんだっけ?サミ……サミュなんとか
「サミ……なんとかクン」
「サミュエル・B・ロバーツ!長いからサムでいいよー」
「オーケーオーケー、サムくんな、サムくん」
とりあえず、俺は五月雨から受け取ったサムくんの書類を眺めてみるが………駆逐艦で、2スロで、低速…っ!?マジかコイツ!本物のチンカスじゃねーか!?誰だよコイツ採用したの!?
「とりあえずアレかな、サムくんは下で徹底的に鍛えてからだな、今のままでは一軍登録は難しいと思うね、うん」
「OK!私ガンバルね!」
「あぁ、うん、ガンバってくれたまえ」
…まぁ、今のスペックはアレだが本人のガンバリ次第でなんとかなるだろう、それに、意外と素直な良い子みたいだし…
とりあえず特に話す事もないので面接はもう終わってどうぞと言いかけたその時…ッ!執務室の扉を豪快に開き!俺が求めた本物の
「フッ、ヨク来たわネー…Sam」
「あ、アナタは…!?あ…Iowa!Iowa teacher!?」
「スーパーポリスアカデミー以来ネ…フッ、もうオネショ癖は直ったかしら?」
「もぉー!teacherったら!そんなの無かったじゃないデスかー!」
なんだコイツら?知り合いなのか…?アイオワとサムくんは小粋なジョークを交えつつ再会の喜びとアツいハグでキャッキャとハシャいでいる、っーか今、スーパーポリスアカデミーって言ったか?
「Hey Admiral!Samはかなりデキる子よ、meが保証するわ」
「もぉー!teacherったら!やめてくださいよー」
「デキるも何もなぁ〜…駆逐艦だし、低速だし」
「フッ、Admiral…Samがqueueなだけのlittleと思わないコトね」
アイオワはどっかから持ってきたらしいサンドバッグを取り出し、それを執務室の天井にスピーディーに吊るして腕を組み、サムくんをサンドバッグの前に立たせた
「Hey Sam……4 7 2 5!」
パンッ!パンッ!パンッ!パンッッ!!
「な……ナンバーシステム!?」
今、サムくんが行ったのは間違いない!人体の各部をナンバリングし、それを順序良く正確に打つトレーニング…!こ…このリトルガールが……!?
「フッ…腕はナマってないみたいネSam……いや、ますますキレが増したわ」
「Thanks a lot!Iowa teacher!………えへへへ〜」
「どう?Admiral…?」
アイオワはステーツ出身のダイナマイツガール特有のフフンと鼻を鳴らしおっぱいを上げながら俺にサムくんの評価について尋ねる………嗚呼、神よ…神よ!なんてこと……なんてこと…っ!こんな才能溢れる子が、まさに神からのギフト…
「great…」ポロポロ…
「でしょ?ネ?ネ?ステーツじゃSamのコトはこう呼ぶワ……マッハパンチの“B”とネ」
アイオワはサムくんの頭をぐしゃぐしゃと撫で回し、サムくんはもぉー!やめてくださいよー!と言ってキャッキャとハシャいでいた…
後に、この面接に同席していた白露型駆逐艦五月雨はこう語る、提督はサミュエルちゃんを見て、まるで宝物を手に入れた子供みたい興奮してました、と…
おそらくはサミュエルの持つチャンピオンオブチャンピオンの才能に興奮していたのだろうが、側から見るとただ、可愛い子に大興奮してるアブない奴にしか見えなかったと言う…
「サムくん…」
「なに?Admiral?」
「私の………私のサンになってくれないかね?」ポロポロ…
「え?やだ」
「フッ、Sam……Admiralはこう見えてなかなかのメーハクラークよ、トレーナーとしての腕はmeが保証するワ」
「そうなの?じゃあ、なる!」
「よーし!サムくん!アイオワ!今日は新しいFamilyの歓迎会だ!肉食いに行くぞ!肉!何ポンド食べたい?お金なんか気にするな!好きなだけ食え!」
「ホントに!?やったぁ!!」
「フッ、さすがAdmiralネ……OK、Sam…上がって来なさい、meの居るところまで、次に会う時はリングの上よ!」
…こうして俺たちはサムくんを肩車して陽気なアメリカンファミリーのように街のステーキハウスへと走った、きっと後世歴史に名を残す偉大なるチャンプ、そしてそのチャンプを育て上げるトレーナーとして俺たちの戦いは始まったばかりだ!