不健全鎮守府   作:犬魚

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ネコミミ巨乳メイド募集中

【登場人物】

提督(キュウシュウ男児)
そう言えばアズール…なんたらには忠実な巨乳メイドが多いと聞くが、それは真実か?

春雨(ハブられ気味)
姉妹1の淫乱、ただし、その淫乱に身体的成長がついていけてない


提督と押入れから出る、手

作戦海域中とは言え男には息抜きが必要である、そんな息抜きである命の水を求め、疲れた翼を癒すべく止まり木と言う名のママの店で一杯ひっかけてから基地施設内にある提督様専用の自室へと戻った俺は上着を脱ぎ捨て、ついでにズボンも脱ぎ捨てた

 

「ハァ〜………ったくあのババア、人がせっかく敬老の日を祝ってやろーってのに遠慮なく殴りやがって」

 

まぁ、実際のところビッグママこと鳳翔がそもそも何歳なのか俺は知らない、たぶんこの基地に居る誰も知らないんじゃないのか?

 

「まぁいいや、今度は米寿の祝いでもしてやるか」

 

パンツ一丁の開放感でクーラーの風を感じつつ、冷蔵庫からキンキンに冷えた発泡酒の缶を取り出し、よっこらセブンスターと座椅子に座ってテレビのリモコンを手に取ると………

 

『いいワケないじゃないですか』

 

………背後から、声がした

 

………俺の背後にあるのは押入れだ、押入れからは人の声などはしない、決して

 

そもそもだ、ここは俺の私室だ、俺の許可無く立ち入ることはできないし、今、俺以外の何者もこの部屋に居るワケがない

 

「…」

 

まずは“確認”だ、そう…まずは叩くべき“敵”を確認する必要がある!

 

ゆっくりだ、ゆっくりと振り向かねばならない、まるで中国人の太極拳の動きのようにスローに動くのだ…!よぉーしいくぞォ…10、9、8…

 

「くたばれオラアアァォァァァァ!!」

 

ヒャア!!がまんできねぇ!!

 

俺は勢い良く振り向き背後の押入れに全力パンチを………

 

…お?

 

「…ナニやってるんだ?オマエ」

 

開いた押入れの襖、その、押入れの中に………メイドみたいなのが座っていた

 

「ナニって…?住んでるんですよ、ここに」

 

「なん……だと?」

 

ナニ言ってんだコイツ?イカレているのか…?押入れからズルリと這い出してきたのはピンクの頭、期間限定春雨イドこと、春雨…

 

「え?オマエ、住んで…?え?いつから居たの?」

 

「先月辺りからです(※第613回 提督と春雨×ハル雨×ハルサメ)」

 

オイオイオイ、マジかよコイツ………そういやシレっと戻って来たのは知ってたが、なんで俺の私室?っーか押入れに住んでるんだよ…

 

「自分の部屋に帰れよ、自分の部屋に」

 

「それはできません」

 

「何故だ?」

 

自分の部屋に戻れば、きっと温かなキョーダイ達が迎えてくれるだろう、なんだかんだ言って村雨のバカも夕立のバカも妹である春雨は好きなのだ、何でも言うコトを聞くし、気に入らなかったら殴っても罪悪感は感じない、便利で可愛い奴隷としてだが…

 

「あの部屋にはまだあのニセモノが居ます」

 

春雨曰く、まずはあのニセモノをブスリと刺さないと自然な流れで戻れないらしく、下手に殺ってしまうと自分がニセモノ扱いをされる可能性を考えているそうだ

 

「夕立姉さんや村雨姉さんはバカだから仕方ないとして、もし他の皆さんからニセモノ扱いされたらさすがの私でも泣いてしまうかもしれません」

 

たしかに、頭は白いが今やハルサメはもう殆どハルサメだ、逆にこのピンクが他の皆に“謝れよ、春雨に謝れよ”とピンクオブジエンドされかねない

 

「ですので、まだその時ではないので私は身を潜める必要があります」

 

「なるほど」

 

しかしだからと言って俺の私室に住むのはいただけないな、何故ならここは俺の理想郷(ユートピア)であり聖域(サンクチュアリ)なのだ

部屋にピンクメイドが住んでるとかエロゲーにはよくある話だが、残念ながら俺のメイド属性は巨乳メイドさん属性しかない

 

「だいたい、押入れに住むなよ、あ?なんだ?アレか?猫型ロボットかテメーは?」

 

「猫型ロボットじゃないです、春雨です、でもまぁ、間借りしている身の上なのでネコミミぐらいなら付けてもいいですよ?」

 

「いいワケねーだろ、ネコミミメイドとか舐めてんのかテメーは」

 

ネコミミなんてハロウィン朝潮だけで十分だ、思い出すだけで吐きそうになる

 

「では猫型のアレっぽく便利な道具を出します」

 

そう言って春雨イドはスカートの中に手を突っ込んでゴソゴソすると…

 

「出刃包丁〜っ♪」

 

タラララッタラー♪(出刃包丁)

 

「コレで気に入らないヤツを刺せば気分がスッキリします」

 

「真顔でなんてコト言うのかね、この子は」

 

「他にも出刃包丁と出刃包丁と出刃包丁がありますが?どれにしますか?」

 

「出刃包丁しかねぇのかよ!?なんだそのスカート!物騒すぎるだろ!!」

 

俺は春雨から出刃包丁を取り上げ、他になんかねーのか?と問うと、春雨イドは再びスカートの中に手を突っ込み…

 

「脱ぎたてメイドパンツ〜♪」

 

タラララッタラー♪(ムッワァァァ)

 

「ムッワァァァ!じゃねーよ!舐めてんのかテメーは!!」

 

「ら、乱暴にしないでください!今、スカートの下何も穿いてないんで…」

 

「だよね!今脱いだからね!」

 

コイツめ、見た目通りのピンクだな…っーか恥ずかしいなら脱ぐなよ、舐めてんのかコイツは

 

「と、とにかく!今は行く部屋が無いのでここに置いてくださいーッ!」メイ土下座ァ!

 

「やかましい、今すぐ出ていけ」

 

「お願いします!お願いします!お願いしますぅ!!ハッ、そうです!なんでもします!汚いオッさんの情欲もイヤイヤながら受け入れますから!」

 

「やかましい、しかも誰が汚いオッさんだ」

 

メイ土下座でお願いしますお願いしますと許しを乞う春雨に離さんか下郎めと腕を振り解き、春雨イドの両脇を掴み身体を持ち上げてから勢い良く自分の膝に春雨のニーを叩きつけた

 

「ダブルニークラッシャー!!」

 

「ギャアアアアアアアアア!!」

 

ダブルのニーを破壊された春雨イドはうっぎゃあー!痛てぇー!だの言いながら床をゴロゴロ転がり…

 

「痛いよぉ、痛いよォォォ…」

 

ゴロゴロ転がりながら押入れに逃げ込んで襖をピシャリと閉めやがった!!野郎…ただ転がっていたワケじゃない、これがヤツの逃走経路か!

 

「クソッ!!オイ!開けろコラァ!!出てこいクソメイドコラァ!!」

 

『入ってまーす♪』

 

「入ってまーす!じゃねーぞ、トイレかッ!オラァ!出てこいコラァ!!」

 

ガタッ!!ガタッ!!

 

コイツ!中でつっかえ棒でもしてやがるのか…?なんて準備のいいヤツだ、とりあえず、俺は3分ほど襖と格闘してみたが、一向に襖は開かないので…

 

「ハー…ハー………まぁいいや、テレビでも見るか」

 

アホらし、よくよく考えたら今は撮り溜めしてたシ●ミ子の方が大事だったわ、シ●ミ子が

 

とりあえず押入れメイドについては後で考えよう





ステキステキステキ

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