不健全鎮守府   作:犬魚

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新年最初の最終決戦、まぁ…実際は去年終わってました。はい

【登場人物】

提督(最高でござるな!)
負け犬の匂いがする

Colorado(腋)
昨年末、寝てる間にア●ルを喪失した
イベントには未出撃

防空巡棲姫(防空シリーズ)
第三弾、口が悪い



激闘!第三次ソロモン海戦

最終ステージ、激突!ソロモン諸島in鉄底海峡ギリギリぶっちぎりの超決戦!

 

「Hey!Hey you!なんでこの私がmemberに選ばれなかったの!?ナットクできないワー!!」

 

「まぁまぁコロちゃん、落ち着いて、座って、ほら、お茶でも飲んで、落ち着いてハナシをしよーじゃあないか?」

 

天気の移り気が激しい冬の執務室…

BOSSへの挑戦権を得る為にあっちに行ってこっちに行ってとダラダラさせられたが、遂に挑戦権を獲得した我々は海域最終決戦攻略チームを信じて送り出し、後は執務室でティーでもしながら現場の中継を見ようと考えていると、執務室の重厚な扉が勢い良く開き、プンスカFu●kとか言いつつキンパツ美女が入って来た…

 

「サミー、彼女にティーを淹れてやりなさい」

 

「coffeeでいいわ、blackで」ドヤァ!

 

「………コーヒーですね」

 

オイオイオイ、ナニ考えてんだこのキンパツっ娘は……いや、たぶんナニも考えてないな

そして見てやってくださいよあの青髪ロング子を、久々にコーヒーの注文が入ったコトにとてもウキウキしてますよ、たぶん今ならアイツのぶんのシュークリーム食べても許してくれるぐらいウキウキですよ、こいつァ…

 

「で?コロちゃんは〜……え〜……何の用事かね?」

 

「馴れ馴れしく呼ぶんじゃあないわよ!Coloradoと呼びなさい!」

 

「はいはいコロラードくんね、コロラードくん」

 

「イマイチ誠意を感じないわね、もう一回!Colorado!」

 

「コロラードくん」

 

メンドくせぇなコイツ、ちょっとキンパツで乳がそこそこあるからってチョーシにノってやがるな…

だが提督はそう言うPRIDEの高い雌の身も心もズタズタにして心の底から屈服させ、この提督に忠誠を誓う牝に堕とす事に快感を感じるのだよ…

 

「マァいいわ、で、用件なんだケド……なんでOperationにこの私がmemberに選ばれてないのよ!」

 

「えー…」

 

「ナガートやムツ!Nelsonはmemberに入ったでしょ!」

 

「挿入りましたよ」

 

「でしょ!」

 

うーん、どうやらコロラードくん、他のビッグ7が働きに出ているのに自分だけ働きに出てない事が不満で仕方ないらしい、コロラードくんは自分が出たらもっともっと活躍する!チームの勝利の為に貢献できる!と机をバシバシ叩きアツく猛アピールしてきた

なるほどこれがシーズンを通して過酷な生き残りサバイバルを生きるMAJORのガッツか…

 

その意気や良し!熱意や良し!そして猛アピールするコロラードくんのパイオツも良し!正直、俺は今コロラードくんのおかげで机の下はギンギン丸なのだよ

 

「まぁまぁコロラードくん、そうイキリ勃たないで、とりあえず今、現場に攻略チームが行ってるから一緒に中継でも見ようじゃあないか?」

 

「そ、そーね………マァ、見るだけ見てあげるわ!ただし!teamが負けて帰ってくるよーなら今度こそこのColoradoをmemberに…」

 

◆◆◆

 

ソロモン海、VS深海鉄底海峡艦隊主力部隊旗艦…

 

「ドララララララララララララァァァ!!」

 

『アババババババババー!!』

 

防空シリーズ第三弾、今回の海域BOSSを務めるのは防空新時代の新しいエース、防空巡棲姫

その、隠しきれない爆乳は月刊深海styleでも特集を組まれるほどである…

 

そんな新時代の防空エースの彼女は今、金剛姉妹の次女に殴られ、四女から殴られ、また次女に殴られ、そして四女から殴られ、宙を舞っていた…

 

『アバァ!!』

 

『防空巡棲姫クン!』

 

『防空巡棲姫クン!』

 

きりもみ回転しつつ頭から海面に落下し、グシャァッ!!と、どう考えても無事では済んでいない擬音で海面に叩きつけられた防空巡棲姫だったが………彼女はまだ死んではいなかったッッッ!!

 

『ア……アンタタチ!アタシヲ……アタシヲオコラセタンダネェ……!!』

 

『マ、マズイ!防空巡棲姫クンガキレテルッ!』

 

『オイオイヤベーゾ!防空巡棲姫クンハ一度キレットナニスッカワカンネーカラナァ!!』

 

『オマエラ明日ノ朝刊載ッタゼ!』

 

怒りに震える防空巡棲姫は頭からダラダラ流れる血を拭いもせず、そこら辺に落ちていた鉄パイプを手に取った

 

『オコラセタンダネェ!!コッカラ…カエサナイカラァァァァァァ!!』

 

「あ゛ー?ナニ言ってんだテメー?おねえ、コイツナニ言ってんの?」

 

「さぁ?っーかオマエ、勘違いしてるじゃあねーのか?1人も生かして帰さない…?そりゃこっちのセリフだっーの、ウスラトンカチが」

 

挑発に挑発で返す、千歳そして千代田の後ろには未だ無傷、目が合ったら死んでいた、一瞬姿が見えただけで死んでいた、深海ビンゴブックでもぶっちぎりの危険度を誇る無敵の死神、雪風…

そして、息の合ったツープラトンで過去に何人もの深海の精鋭達を文字通り、沈めてきた最強タッグ、北上と大井…

 

この、死のクリーンナップを突破できた深海棲艦はあまりにも少ない…ッッッ!!

 

「比叡さん!アレ、全部“死刑”でいいんですよね?」

 

雪風はチームのリーダーである比叡に深海棲艦は生きちょっても仕方ないとキチンと確認をとり、利き腕である必殺の右をまるで撃鉄を上げるように構えた(ハンマーコックした)

 

「で、出るぞ!雪風の絶対破壊攻撃(アブソリュートブレイクショット)…ッ!」

 

「アレを喰らってお腹が無事だったヤツはいねぇ!向こう半年はベッドの上でお腹ユルユルの下痢ピー確実だぜーッ!」

 

『ヤッテミロコラァ!!ソノマエニテメーノ前歯ヘシ折ッテ長崎ば●おぱーくニ着払イデ送ッ…』

 

ズドオォン!!!(雪風全力パンチ)

 

『ゴバァ……!!ア…?ァ?……ゴデュファ!』

 

ビチャアッ!(吐血)

 

「………血が付いてしまいました」

 

雪風は汚い汚いと海水で手を洗い、自分のパンチで大の字にひっくり返った防空巡棲姫を見て、そのお腹を何度も何度も踏みつけ、やがてピタリと踏みつけるのをやめて防空巡棲姫の手を取った

 

「………はじめまして、雪風です」

 

『………』死ーン

 

「ゆ、雪風が深海のヤツに挨拶したぞ!」

 

「バカな、基本的に深海のヤツらとは口を利かない雪風が何故…?」

 

「ま、アレじゃない?なんか思うところあったんじゃないかな」

 

◆◆◆

 

冬の陽気ではない執務室…

 

「…終わったか」

 

「ま、マァ!なかなかヤるじゃない!」

 

現場の中継画像に、いきなり血のデコレーションが画面を彩った瞬間、ピギィ!とか言って一瞬ビビってたコロラードくんだったが、現在は何事もなかったように何度も脚を組み替えしつつマァーマァーねー!とか言っていた…

 

「しかし、これでコロちゃんの出番は無くなってしまったね」

 

「誰がコロちゃんよ、馴れ馴れしいのよ!」

 

まぁしかし、コロちゃんがどーしても言うのなら、作戦海域とは別に、提督からのトクベツな任務を与えてもいいかもしれないな、さっきからチラチラ見えるそのスベスベな、腋………おっと、駄目駄目、我慢しなきゃあ…

 

「コーヒーです」

 

「ん?あぁ、そういやcoffeeって言ったわね、Thanks…………って!!マ………ッ!?」

 

コロラードくんはマズイ!と言いかけたのだろう……だが、コロラードくんは耐えたッ!マズイと言う単語を飲み込んだ、そして…何故あの子はこれほどまでにマズイ飲み物を人に出しておきながら誇らしげな佇まいでいられるのか?と考えているのだろう…

 

「マ、マーマーね………え、えっと…Sammyだったカシラ?」

 

「五月雨です」

 

「今度このColoradoがcoffeeの淹れ方教えてあげるわ、本場のね!」ドヤァ!

 

「そうですか」

 

コロちゃん、意外にもジョンくんほど自分に正直ではなかったのか…

そしてあの青髪ロング子、どうですか?やっぱりジョンストンさんは舌がおかしいんですよと言いたげな誇らしげなツラ………腹立つなコイツ

 

 

こうして、年を跨ぐ第ニ次南方作戦は終わった…

 


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