夫婦転生 二度目の人生を彼女と ~異世界にヲタク夫婦が兄妹で転生するらしいです~   作:リムル=嵐

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初めまして、作者のサイト2000改めリムル=嵐です。
学生で来年受験を控えているので、更新が不定期ですが、完結はさせるつもりですのでどうか最後までお付き合いいただけると幸いです。


プロローグ

一か月前、白を基調とした薄暗い部屋の中で、白衣を着た見た目40代頃の女性から出された言葉を、俺はようやく受け入れられそうだ、未だ、嫌、この先ずっと納得しないだろうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「残念ながら、彼女の病は末期で、転移も四か所以上見つかっています、もう、長くないでしょう。」

 

「長くて半年、抗がん剤治療はできますが、あまり効果は……」

 

「このことは、未だ彼女には言っていません、先に家族に言うようにこの病院ではしているんです、私が言うか、ご家族が言うかは選べます。」

 

「そうですか、旦那さんから…これは私見ですが、残りの時間を、長く一緒にいてあげてください、一人だと辛いでしょうから。」

 

俺の嫁に残された時間は後、半年もない。

 

このことはもう、嫁に話した。

その日、俺たち夫婦は結婚してから、嫌、出会ってから一番の喧嘩をした。

 

お互いの悪口を言って、取っ組み合いの喧嘩をして、離婚の単語もでた。

 

近所では仲の良い新婚夫婦になっていたのに、大声で喧嘩してたから近所の人が様子を見にきて。

殴り合ってたから慌てて仲裁してくれて。

 

その後、嫁が実家の孤児院に帰って、お互い頭冷やして一週間経ったころ。

嫁と仲直りして、今後のことについて話し合った。

 

結局のところ、話し合いは上手くいかなかった。

俺も嫁も余命なんて信じられなくて、でも現実は残酷で、日を増すごとに嫁は元気が無くなっていって、最近は笑っている所を見ていない。

家の空気も家主に影響されるのか、どんよりとしている。

 

そんな生活が一か月続いたある日、嫁が旅行に行きたいと言ってきた。

場所は京都、俺たちが出会った場所だった。

 

俺は、嫁が寿命を受け入れた気がして強く当たってしまった。

そんな俺を見て嫁は泣きながら叫んだ。

「こんな私を、そこまで、愛して、くれて、ありがとう、でも私、もういいの、貴方と結婚出来て!一緒に過ごせて!本当に、幸せだった、それに、未だ、時間は、あるんだから、最後に、もう一度行きたいの!、貴方と出会った場所に、だから...お願い....」

 

そんなことない!きっと治る、だから諦めないでくれ。

諦めるな、俺が助かる方法を探す!!そんな言葉が頭をよぎった。

 

言いたかったけど、彼女の何か覚悟を決めたような目を見て、何も言い返せなくて、そんな俺を見て、今度は悲しそうな目つきで抱きしめてくれて。

 

あぁ、俺は一生嫁には敵わないし、もう、嫁以外好きにならないだろうなって思って。

その嫁が決めたことに反対なんて出来なくて、だから、俺はこれから3か月、嫁との最後の思い出作りを作ろうと思った。

 

そう言うと嫁は久しぶりに笑ってくれた。

京都は最初の思い出になるはずだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一か月後、京都、伏見稲荷神社で悲劇は起こった。

 

 

そしてそれから約一週間後、俺達夫婦は転生することになる。

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まずは謝辞をば、この度はこんな小説と言っても良いか分からないような駄文を読んでくださり、誠にありがとうございます。
何かと至らない自分ですが、前書きでも言った通り完結はさせるので、何卒、最後までご付き合い、いただけますようお願い申し上げます。
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