【更新停止】七草香澄の婚約者な優等生と炎髪灼眼の魔法師   作:魂魄木綿季

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一悶着ー休日デートの約束

第一高校 放課後 風紀委員見回り中(香澄と)

香澄「それにしても。あれ以来は何も問題が起きなくていいね」

 

達也「そうだな。腕が鈍る気もするが平和が一番だしな。

 ?.......喜べ香澄、仕事みたいだ。」

はぁ、言った側から。と愚痴を言いつつも走り出す

 

香澄「え?わぁちょっと待ってよ達也!」

 

 

?「なんなんだよ!俺らは人を待ってるだけだろうが!」

 

?「そうよ!学校内は学校の敷地なんだから生徒の私達が居てもおかしくないはずよ!」

 

一科生A「ふざけるな!お前らみたいな落ちこぼれが俺達一科に口答えするな!」

 

一科生B「そうよ!落ちこぼれは黙ってなさい!」

 

?「落ち着いてくれよ君達。」

 

?「鋼の言ってる事が正しいよ!」

 

悠二「そうだよ、第一僕らはみんなまだ1年生なんだ。

 実力なんて言っちゃ悪いがどんぐりの背比べだと思わないか?」

人を待っている二科生、それに喧嘩を売る一科生、それを止めようとする一科生達と悠二

の3グループの三つ巴の状態らしい

ただ、最後の悠二の発言が一科生徒のプライドに火をつけたらしい

 

一科生A「背比べだと、お前達ウィード(雑草)如きが同列だなんて思うな!」

腕のCADを即座に操作する。発動するのはランクB相当の攻撃魔法

 

達也「ッ!」

ここで達也は走る速度を上げる

そしてショルダーホルスターからCAD『シルバーホーン』を抜き

魔法を発動させる。発動させた魔法は真っ直ぐに一科生の方へ向かい命中

展開された魔法式がガラスのように砕ける

 

一科生A「グッ!」

尻餅をつく形に転ぶが状況の把握が出来ていないのか

周辺をしきりに見回す

 

達也「風紀委員だ!」

達也がトリガーに指をかけたままで勧告する

 

香澄「お、同じく風紀委員ですぅ!」

香澄も遅れて到着する。息が上がり言葉を途切れ途切れに繋げる

 

達也「そこの生徒話を聞かせてもらおう。特に魔法を使用した一科生と二科の赤髪の人」

達也が指名した2人をアイコンタクトをとる。

 

一科生A「な!?アンタ総代だった四葉だよな!なんで二科生の肩を持つんだよ!!」

 

達也「別に肩を持ったつもりはない。 正直な話、風紀委員でなければ

 今の行い全て実力でねじ伏せていた。」

 

一科生A「ッ」

 

達也「まぁ、俺が止めずともあっちの少女にお前は腕を引っぱたかれていたがな」

 

?「え、そんなことしないですよ〜」

口笛を吹いているつもりだろうが一切鳴っていない

 

達也「とりあえず、風紀委員室へ同行してもらおう。

 香澄、事情を彼らに聞いておいてくれ。俺は2人を連れて行く」

 

香澄「うん。分かった。」

 

 

・・・・・・・・・

 

 

1、2時間後 第一高校付近 カフェ

エリカ「いや〜助かったよ四葉くん!私は千葉エリカ。」

 

レオ「ほんとだぜ。四葉が居なかったら俺ら全員謹慎処分モノだったからな

  俺は西城レオンハルト。」

 

美月「本当にありがとうございました。四葉さん

  私は柴田美月です。」

 

達也「みんな気にしないでくれ。あれは仕事でやった事だ。

   それと俺の自己紹介は必要なさそうだな。」

 

?「いや、でも助かったよ四葉くん!」

ニコッではなく二パッという表現の合いそうな笑顔を向ける

 

悠二「ところで達也、さっき一科生の魔法を止めたアレは何なんだい?」

 

これには鋼と呼ばれていた生徒が答える

鋼「あれは恐らく【術式解体】グラムデモリッション、だね?四葉君」

 

達也「流石はレンジゼロ。よく見ていたな」

素直な賞賛を送る

 

鋼「よしてくれよ。十師族に褒められるほどじゃないよ。」

 

?「ねぇねぇ鋼。グラムデモリッションって何?」

 

鋼「あのねぇエイミィ。僕は今説明するところだったんだけど」

エイミィと呼ばれた少女は「ごめんね」と軽く謝罪し話を聞く体制になる

 

鋼「【術式解体】グラムデモリッションは

  圧縮したサイオン粒子の塊をイデアを経由せずに撃ち出して命中した場所にある

  起動式や魔法式とかの情報体を爆発させる対抗魔法だよ。

  今の世の中では射程が短い以外に短所がない最高位の対抗魔法として扱われてるはず。」

 

レオ「そうか、だから爆発の影響で魔法式がガラス見てーに吹っ飛んだのか。」

注文していたサンドイッチに手をつけながら話に入る

 

エリカ「でも確かかなり難しんじゃなかった?それを使えるなんて、流石は十師族ね」

 

達也「単に俺の得意なのが無系統というだけさ。

   それに千葉さんも鋼も似たようなことをしようとしてただろ?」

 

『あら、よく見てたわね。達也』

カフェの扉を押し開けたのは香澄と共に到着したばかりのシャナとまやかだった

 

悠二「シャナ、まや姉」

 

香澄「お疲れ。達也」

隣に座るなり肩に体を預けてくる。慣れない事務仕事でお疲れのようだ

 

達也「お疲れ。香澄」

少しばかり乱暴に香澄の頭を撫でる

 

エリカ「四葉くん。ここには私達もいるんだけど」

苦笑いでこちらを見つめてくる

 

達也「すまない。ついな。」

 

シャナ「やめておきなさいよエリカ。この2人、いつもだから。」

コーヒーは苦くて嫌。との事で注文したココアを1口飲む

 

エリカ「うわぁ。大変なのね。」

その後、少しばかり話をして、その日は解散となった

 

 

帰り道

香澄「そうだ達也。明日の放課後って空いてる?」

香澄が聞いてるのは予定の話だ。

 

達也「すまない。明日は放課後にFLTの方に行くんだ。」

 

香澄「そっか。それじゃあ仕方ないね。」

落ち込んだらしく顔を項垂れる

 

達也「・・・明後日の放課後の予定を明日のうちに潰しておこう。

   だから明後日でも良ければ好きなだけ連れ回してくれ」

 

パァァァっと明るくなり

香澄「うん!ありがとう!じゃあ明後日はこの前のショッピングモール行こうよ!

   久しぶりに達也の後ろに乗りたいな!」

 

香澄が喜んでいるのを確認すると笑みをこぼし

達也「分かった。明後日だな。

   細かい話は明日しようか。香澄」

 

香澄「うん!」

そんな話をしている間に七草邸の前に着き、香澄が家に入るのを確認し帰路についた

 

 

・・・・・・・・・

 

 

同時刻 坂井家(マンションの一室)

悠二「まや姉。どうだった?」

 

まやか「やっぱり学校には悠二が言ってた通りエガリテ参加者がいる」

 

シャナ「エガリテ。反魔法団体ね」

くだらない。とばかりに帰宅途中に購入したメロンパンに齧り付く

 

悠二「確かにくだらないね。」

 

まやか「まったくです。それと多分今回の件は四葉側も調べてます」

 

悠二「やっぱりか。情報収集は四葉と七草の合同だろうね。

   僕らよりも数歩先に進んでると思う。ただ、今度計画されてる学校への

   突入計画は多分まだ知らないんじゃないかな。

   まぁ四葉側が3人、七草も3人、その他にも千葉家の女剣士もいる。

   突入されてもなんの問題もないと思うけど。

   それで?まや姉。『零乃まやか』様からの僕らへの指示は?」

 

まやか「・・・今回の件は表に出る必要性はないと思うので私を含めた3人は

    基本的に傍観に徹します。まぁ異常事態があったら動きますけど。

    動く必要がある際はアレを使います。」

部屋の片隅にある大きな箱を指さす

 

シャナ「なるほど。修理完了してたのね。」

 

まやか「ほぼほぼ悠二のデータ復旧の成果ですけどね」

 

悠二「ま、焼け焦げてたのを見た瞬間心が折れたのは事実だけどね。」

 

コホン、とわざとらしく溜息をつき

まやか「とりあえず、今回は傍観します。非常時は個人の判断でアレを使って

    構いません。これは『零乃まやか』としての命令です。

    ただ使う場合は場所に気を付けてください。

    あやふやではありますがUSNAの姿も目撃されています。」

 

悠二「分かりました。ご当主どの。」

 

シャナ「ま、やるしかないわけだからね。」

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