ではスタートです。
入隊と入学式前日
「士道、もえか、明乃、これからある場所に向かうから動きやすい服装に着替えてきて来なさい。そして、CADも持ってきなさい」
勇次は士道達にそう伝えると、士道達は動きやすい服装に着替えCADを持って車に乗る。無論、端末も持ってきているので鞠亜もついてきている。
車で移動して数十分後、士道達は…とある基地に到着し、士道は周りを見ると軍人みたいな服装の人達が沢山いた。しかもほとんどが女子ばかりであった。
「詳しい事は会議室で話す。とりあえず私についてきなさい」
勇次は士道達に言い、士道達は勇次の後についていく。
「失礼します。士道と明乃、もえかを連れてきました」
「いらっしゃい。お待ちしてましたよ」
士道達が中に入ると、目の前にいたのは沖縄保安養成女学院でも会った宗谷真霜であった。
「え?真霜さん?どうして此処に?」
士道は真霜に質問する。
「士道君、学園で言ったはずだけど…まぁ良いわ。もう一回自己紹介をするわね。
私は、対魔法独立特殊遊撃部隊…通称『ブレイク・ウィッチーズ』の総責任者をしている宗谷真霜と言います。ついでに言うと、貴方達の隊長でもあるわ」
『え?えぇぇぇぇぇぇぇ?!』
真霜が最後の方に言った言葉を聞くと、驚きの声を上げる士道達である。
「あれ?勇次さん、また士道君達に説明してなかったのね?」
「フッ、ちょっとしたサプライズさ」
勇次は真霜にそう言うと、
「全く…まぁ良いわ。私が説明します」
勇次の代わりに真霜が士道達にどうして自分達がここに連れてこられたのかを説明した。
「という訳です」
真霜が説明を終えると、質問はないかと士道達に聞く。
「つまり、俺達は真霜さんのいるこの部隊に入れ、と?」
「ええ、その通りよ。特に士道君…貴方には私達の部隊に入って欲しいのよ。天使の力が強力だからじゃない。平和や人の幸せを望んでる士道君だからこそ私達の部隊に入って欲しいと思ってる。
それに士道君もこの基地に入って薄々気づいてると思うけど、この基地にはほとんど女性しかいないのよ…」
「どうして男が少ないんですか?」
士道は男子が少ない理由を真霜に聞く。
「それはね、この基地は国防軍と協力体制になってた時があってね…最初は若い男性もいて賑やかだったんだけど、たまに開かれる共同訓練で若い男性をどんどん勧誘していって、いつの間にか若い男性は国防軍に抜き取られていて…気づいたらこの基地には女性しかいなくなった。そして、若い男性がいなくなった事で国防軍に協力体制から外された。男性が少ないのはこれが理由よ」
真霜は士道に男子が少ない理由を説明をすると、士道は…
「……」
どんな言葉を言えば良いのかが分からず沈黙していた。
「だから、士道君お願いします。私達の部隊に入ってください」
真霜は頭を下げながら士道にお願いした。
「ちょっ?!真霜さん!頭を上げて下さい。俺なんかに頭を下げないで下さい…」
士道は真霜に頭を上げてくれと言う。
「士道君、自分の事を「俺なんか」とは言っては駄目よ」
「あ…すみません…」
真霜の指摘に士道は素直に謝る。
「それで、返事を聞かせて貰えるかな?」
真霜に部隊に入ってとお願いされた士道は、しばらく考えていたが…
「分かりました。真霜さんの部隊に入ります」
士道は真霜に部隊に入ると伝えた。
「入ってくれるの?」
真霜は士道に再確認すると、
「はい。入りますよ」
と士道は真霜にそう答えた。
「ありがとう、士道君。これからよろしくお願いしますね」
真霜は士道に手を差し出すと、
「よろしくお願いします、真霜さん」
士道はそう言うと、真霜と握手を交わす。
ちなみに、士道が部隊に入ることを聞いていた明乃ともえかは真霜に『私も入る!』と言い3人揃って真霜の部隊に所属する事になったのである。
部隊に入った士道達は、真霜に連れられ訓練室にいた。
訓練室の中には既に沢山の人が訓練をしていた。
中にはクラスメイトでもある生徒達もいた。
「あれ?あかね、あそこにいるのって士道君達じゃないかな?」
「あ!本当だ!士道君だ。でも、どうして此処にいるんだろう?」
ほまれとあかねは士道達が此処にいる事を不思議に思ってたが、真霜から集合という声がし全員、真霜の所に集合した。
「皆さん、集まりましたね。今日は皆さんにお知らせがあります」
真霜が部隊の人達にお知らせがある事を告げると、騒がしくなったが、真霜が「静かにしなさい」と言うと、訓練室内は静まり返ったのである。
「お知らせと言うのは、この部隊に新人が入ります。既良く知ってる人もいると思いますが、これからは私達の仲間です。なので、皆さんも新人と仲良くしてあげてくださいね」
真霜がそう言うと、部隊の人達は『はい!』と元気よく返事をし、士道達はそれぞれ自己紹介をした後部隊の人達と一緒に訓練をする士道達であった。
ちなみに部隊の中には、ほまれとあかねもいて2人は士道が部隊に入る事を喜んでいたのは言うまでもない。
士道達が入隊してから時間が過ぎ、学園を卒業した士道達は第一高校に通うため沖縄の別荘から横浜にある本来の家に引っ越していた。
『士道、とうとう明日ですね』
「ああ、そうだな。俺がこの世界に来てから…もう1年もたったのか」
士道は沖縄の出来事を懐かしく思い出していた。
『とりあえず、最終調整をしたいので端末にCADを繋げて下さい』
士道がCADを端末に繋げた事を確認すると鞠亜は最終調整を行った後、士道達は明日に備えて休む事にした。
うんw士道は国防軍ではなく真霜の部隊に入隊したですょw
そして、自分は何気に少し国防軍のキャラが苦手だったりするので若干扱いが酷いですw
あと、アンチ・ヘイトは念のためとはありますが…森崎?だったかなこのキャラは何気にアンチ…かも?森崎派も何気にアンチに含まれてたり…
では次回からは入学編ですw