魔法科高校のデート・ア・ライブ   作:破壊神クルル

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今回はまた森崎との衝突です。

ではスタートです。


入学式・衝突パート2

士道と森崎の模擬戦が終わり、士道達は校門でまたしても一科生と言い争いになっていた。

 

「いい加減にしてください!深雪さんともえかさんと明乃さんは達也さんと士道君と一緒に帰るって言ってるじゃないですか!?」

 

美月が熱くなってる理由は深雪は達也と、もえかと明乃は士道と一緒に帰ると言っているのだが、森崎たち一科生がそれを良しとはせずに、自分たちと話す方が深雪やもえかの為になると言ったからだ。

 

大体、貴方達は何なんですか?!貴方達に深雪さんと達也さんの仲や士道君ともえかさんと明乃さんの仲を引き裂く権利なんてないじゃないですか?!」

 

「美月…引き裂くだなんて//」

 

「?」

 

深雪が何故、頬を赤くしてる事を達也は不思議そうに眺めていた。

もえかと明乃は美月の言葉が嬉しく思い士道に抱き着いていた。

 

「一科生には一科生同士の話し合いがあるんだ!二科生は口を挟むな!」

 

「私達は同じ新入生じゃないですか!今の段階でどれだけの差があると言うんですか!」

 

美月が言った言葉に、森崎がとうとうキレた…と士道は感じた。士道には今の言葉は森崎を刺激するのには十分と言っていいほどの言葉だったのだ。

 

「そんなに見たいなら見せてやるさ!才能の差って奴を!」

 

森崎はそう言うと、腰につけたホルスターからCADを引き出した。

頭に血が上った彼は、CADを取り出し士道に照準を向けていた。レオとエリカがCADを弾こうとしたが、彼らより早く士道が森崎の手にあるCADを蹴り飛ばした

 

「なぁ、あんまりそうやって物騒な事を言ってたりすると嫌われるよ?」

 

この言葉は森崎だけではなくこの場にいる一科生に対して言った言葉でもある。物騒な事ばかりしてるともえかや明乃とは付き合ってくのは無理という意味も込めていた。一部の一科生は分かったのだが、大半の一科生は分かってはおらず、攻撃ではなく口撃で応戦してきた。

一方でヒートアップし過ぎてる一科生を止める為に1人の女子生徒が動いたのを、達也が気づき、他のメンバーは攻撃魔法だと思い慌てだす。

だけど、魔法は発動する前に霧散した。その理由は、何者かによって起動式を撃ち抜かれ魔法が発動できなかった。

 

「止めなさい!自衛目的以外での魔法攻撃は犯罪ですよ!」

 

この場にいる生徒達は声がした方に振り向いた。そこに居たのは、七草真由美ともう1人は見知らぬ女子生徒が居た。

 

「風紀委員長の渡辺摩利だ。君達は1-Aと1-Eの生徒だな?事情を聴くのでついてきなさい」

 

学校の中でも権力の高い2人に叱られると、一科生も二科生も言い返せずにいた。

 

「すみません。悪ふざけが過ぎました」

 

「悪ふざけだと?」

 

「ええ、森崎一門のクイックドロウは有名なので、後学の為に見せて貰ったのです」

 

達也の言った言葉に一番驚いたのは当の本人、森崎であった。まさか自分の事が知られてるとは思っていなかった。

 

「ではあの女子生徒は?魔法を発動させようとしてた様に見えたが?」

 

「あれはただの閃光魔法です。威力もかなり抑えられてましたし、失明の危険もありませんでした。周りを落ち着かせようと注目を集めようと思ったのでしょう」

 

「ほう」

 

達也の言葉に興味深そうな声を出す摩利…

普通は起動式を読み取ることなんて、魔法を発動する本人でも出来ないのだが、達也が起動式を読み取っている様な発言をしたから興味が沸いた。

 

「君はなかなか面白い眼をしているな」

 

「実技は苦手ですが、分析は得意です」

 

達也は一瞬特殊な眼の事が知られてると思ったが、あれは並みの学生が知りえる様な事ではなく、すぐその疑問は払拭する事が出来た。

 

「もう良いじゃない摩利」

 

「真由美?」

 

今まで任せてた真由美が、達也と摩利の間に割り込んできた。何気に達也に近いのは偶然なのか…?

 

「達也君?本当に見学だけだったんだよね?」

 

「ええ、そうですね」

 

「会長がそう言うのであれば、この場は不問とします。以後気を付けるように」

 

『はい』

 

摩利も真由美の意向を汲んでこの場から立ち去って行く。一科生と二科生は無言でお辞儀をしていた。

その際、摩利は振り向き、

 

「君、名前は?」

 

「1-E組司波達也です」

 

「覚えておこう」

 

そう言って摩利は真由美と共に去って行った。

 

摩利と真由美が去り、緊張した空気が和らぐと、

 

「ちっ、興ざめだ。雑草、今日のところは見逃しておいてやる。おい、行くぞ」

 

摩利と真由美が介入したばかりの後にすぐ此処でドンパチをやらかしては今度こそ、生徒会と風紀委員に目をつけられると思った森崎達は退散して行った。

 

「べー」

 

美月は退散していく森崎達にアッカンベーをしていた。

士道達は森崎に言われた事は気にせず帰ろうとした所で女子生徒1人が達也達の前に立つ。

 

「あ、あの!」

 

顔を赤くしたまま何も話そうとしない女子生徒だったが決心がついたのか女子生徒が口を開いた。

 

「光井ほのかです!森崎君は、あんな事言ってましたけど、丸く収まったのはお兄さんのお蔭です。本当に有り難うございました」

 

「あれは事実の事を言ったまでだからお礼を言われるような事では…」

 

「結果的にほのかが助かったのは、お兄さんのおかげだよ」

 

「気にしなくていい。えっと?」

 

「北山雫です」

 

「同じ年齢だから、お兄さんはやめてくれ…」

 

「じゃあ、なんとお呼びすれば!」

 

「普通に達也でいいから」

 

「分かりました!達也さん!」

 

達也はほのかと雫に自分の事は達也と呼んでくれと言うと2人は分かったと言い達也さんと呼ぶ事になった。

 

 

 

士道は達也達のやり取りを見て、一通り終わったと思いもえかと明乃を連れて帰ろうとしたのだが…

 

「あの!よかったら駅までご一緒しても良いですか!」

 

ほのかの一言で、士道達は達也一行と帰る事となった。

駅に向かう途中に、ショッピングモールのフードコートに立ち寄りお互い自己紹介をした後、買い食いをしながら親睦を深めるのだった。

何気にほのかと雫も士道と呼ぶ事になった。

 

 

士道達は自分の家に帰宅すると、勇次達に挨拶を交わすと士道達はそれぞれ自分の部屋にいた。

 

『士道、少し良いですか?』

 

士道は休憩していると鞠亜に呼ばれた。

 

「鞠亜、どうした?」

 

『司波達也さんの事を少し調べてみたんですけど、彼の情報があまりにも不自然なんです』

 

鞠亜から達也の情報が不自然と言われた士道は顔をキョトンと傾けながら鞠亜に聞く。

 

「不自然?どういうことだ?」

 

『達也さんの情報をどんなに探しても彼に関するデータが一切出てこないんです。出てきたのは家族構成だけで他の情報は一切出てきませんでした。普通はこんな事ありえないです』

 

「そうか…分かった。達也の事はしばらく保留にしておこう。もし彼について詳しい事を調べようとするともえか達にまで危険な目に遭うかも知れなから」

 

『分かりました。しばらく保留にしておきます。では私は情報収集してきます』

 

鞠亜はそう言うと端末の画面から消えたのであった。

 

「本当、達也って何者なんだ?」

 

士道は達也の正体を疑問に思っていた。

 

 

 

翌日、士道ともえかと明乃は学校に行く途中に、レオとエリカ、美月と達也と深雪と合流し再び学校へと歩き出した。校門へと差し掛かるところで背後から声が聞こえた。

 

「達也く~ん!」

 

「お兄様、呼ばれてますよ?」

 

「親し気な呼び方だな…」

 

達也は随分親し気な呼び方に呆れた感じで声がした方へと振り向いた。

そこにいたのは学校の生徒会長の真由美だった。達也は用件を聞くと、深雪と達也と士道に生徒会室で昼食のお誘いだった。達也と深雪は了解し、士道はもえかと明乃と一緒ならという条件で行くことにした。

 

 

 

そして、授業が終わり昼休みになると士道はもえかと明乃と合流し生徒会室へと向かう。達也も深雪と一緒に生徒会室へ先に向かっていた。

 

 

「1-A組五月もえかと1-A組岬明乃と1-E組五河士道です」

 

「どうぞ、入ってきてください」

 

扉の鍵が外れ、士道が扉を開けて中に入ると続けてもえかと明乃も中に入る。

生徒会室に入った士道達の視界に入ったのは、先に着いた達也と深雪と生徒会長の他に生徒会役員と風紀委員の存在だった。

生徒会長が一瞬いたずら好きな表情をした様に見えた士道は内心(なんか、面倒事に巻き込まれそうな気がする)と思っていた。しかし、士道の予感は的中する事となる。




うん…森崎は相変わらずのエリート思考ですね…そんな態度だと、もえかに好かれるどころかますます嫌われていくのにねぇ…

では次回です。
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