かなり下手ですが、自分なりに頑張って執筆しましたです。
ではスタートです。
士道が五月の家の養子になった次の日…
士道は目を覚ますと、私服に着替えリビングへと降りて行った。
「お義父さん、お義母さん、おはようございます」
士道は両親に挨拶をし、椅子に座る。そこで勇次が士道に話しかける。
「士道、昨日も言ったが、そんなに硬くなる必要はない。普段通りで良いからな」
「…分かりました…ううん。分かったよ義父さん、義母さん」
「それで良い」
士道と勇次が話してると、
「お父さん、お母さん、お兄ちゃん、おはよう!」
「おはようございます、お父さん、お母さん、お兄ちゃん♪」
明乃ともえかが起きてきて両親と士道に挨拶をしたのであった。
『おはよう』
士道と勇次は息ぴったりと思えるほどに同時に挨拶をした事に、もえかと明乃は笑っていたのであった。
そして、朝食をしている最中に勇次が、
「士道、昨日の言った事を覚えてるか?」
「覚えてるよ。どこかに行くんだっけ?」
「ああ、そうだ。朝食を済ませた後、ある場所に向かう。そこにはもえかと明乃が所属している部隊がいる。そこに士道?お前も連れてく。朝食を済ませ準備を終えたらすぐに出発する。ちなみにだが、私たちが今いるのは沖縄の別荘で本来の家は横浜の方だ」
勇次は士道に連れていく場所はまだ言えないと伝え、士道は分かったと勇次に返答し準備をするために部屋に戻って、準備を終えた士道はもえかと明乃と一緒に両親が待っている、家の外へと向かい車の中へと入った。
「シートベルトは締めたな?それでは出発する」
勇次はそういうと車を発進させ、目的地へと走り出したのである。
「お兄ちゃん!今から行くところは秘密だけど、そこには良い人達ばかりだから、お兄ちゃんも気に入ると思うよ!」
「そっか、明乃がそう言うんだったらそうなんだろうな」
明乃が士道に言うと、士道も明乃に言った。
「ちなみに、そこには私たちとそう変わらない子たちばかりだから、お兄ちゃんならすぐに友達が出来ると思うよ」
「もえか?今の話…本当なのか?」
「うん、本当だよ」
もえかが言った事が気になり、本当なのかを再度聞くがもえかの返答は同じであった。
「まさか……もえかに明乃?」
『何?お兄ちゃん?』
「まさか、その場所は…全員女子だけとは言わないよな?」
士道はもえかと明乃に質問し、もえかと明乃の返答を待つ士道だが、肝心のもえかと明乃はというと…
『ソ、ソンナコトナイヨ?チャントオトコノコモイルヨ?』
ともえかも明乃もおかしな言葉で士道に返答するのであった…そんな2人の様子をみた士道は…
「……」
既に諦めた表情をしながら、到着するのを待っていたのであった。
それから数十分後、
「着いたぞ、ここだ」
士道が連れてこられたのは、学校みたいな場所であった。
「学校?」
士道は勇次に説明を求めるかの様に視線を勇次に向ける。
「学校とは少し違うな。まぁ、学校でもあるんだが…ここは沖縄保安養成女学院だ」
「沖縄保安養成女学院?しかもよりによって女子校かよ!?」
勇次の説明に士道は驚いた。
「ああ、そうだ。ちなみにこれから士道が所属する学校でもある。詳しい話はここの責任者と話す」
勇次はそう言うと、士道と明乃達を連れて建物に入り、学園長の部屋へと向かった。
ちなみにもえかと明乃は自分達のクラスへと向かった。
コンコン
「どうぞ、入ってきて下さい」
「失礼します。昨日の夜に説明した子を連れてきました」
部屋に入ると学園長らしき人物と若い女性が居て、勇次は学園長とその人物に言った。
「分かりました。初めまして。私はこの学園の校長の宗谷 真雪と言います。士道君の事は勇次さんから聞いています。そして、こちらが…」
「私は宗谷 真霜と言います。対魔法独立特殊遊撃部隊『ブレイク・ウィッチーズ』の総責任者をしています。よろしくね、五河士道君」
「初めまして、俺は五河士道です。よろしくお願いします」
真雪と真霜は士道に自己紹介をし、士道もまた2人に自己紹介をした後、次の話をする。
「士道、学園長と真霜さんにも私にした事をしてあげなさい」
「分かった」
士道はそう言うと2人に【
『……』
士道の記憶を見た2人は泣くことはなかったが手を握り締め唇をギュッと噛み締めていた。
「勇次さん、昨日貴方が話した事を受け入れます。士道君は私達が責任を持って守ります」
真っ先に我返った真雪は勇次に言う。
「そうですか。それは何よりです。これから士道の事をよろしくお願いします」
「分かりました」
真雪と勇次が何言ってるのか分からない士道は勇次に説明を求める。
「なぁ、義父さん?さっきから何言ってるんだ?」
「そうだったな、説明しないとな。昨日、士道が寝た後に、学園長に言ったんだ。士道を守って欲しいと。そのために士道、お前はこの学園に入ってもらう」
勇次の説明に士道は、
「ま、待ってよ義父さん!何言ってるんだよ?!そんな話を急に言われても納得出来る訳ないだろ!それに自分の身は自分で守れる!」
と士道は勇次に言う、そんな士道に勇次は、
「士道、確かにお前は強い、だがお前はまだ子供なんだ。子供を護るのは親の務めでもあり大人の務めでもあるんだ。それにな、士道は前の世界で自分の身を削ってでも精霊を護ったんだ。そんな士道をこれ以上危険な目に合わせるわけにはいかないんだ。それにもし、他の勢力に天使の力が使える事がばれたら、あらゆる勢力が士道を狙うだろう。それを阻止するための保険でもあるんだ。だから士道、分かってくれ…」
と士道に言い聞かせる。
「…だけど……」
士道はまだ勇次の説明に納得が出来ずにいたが、勇次は士道を抱きしめて士道に言う。
「そんな顔をするな。何も天使の力を使うなとまでは言ってないだろ?もし自分の身に危険や仲間が危険に迫ったら、自分の判断で使えばいい。それにばれない程度に使うのも良いさ。だが昨日の約束も忘れるなよ」
「義父さん…分かった。この学園に入るよ」
士道は勇次に学園に入る事を承認した。
「そうか、ありがとう、士道」
「話は纏まって良かったです。でもここで1つ質問があります。士道君にどれくらいのサイオン量があるのですか?」
真雪が士道と勇次に聞く。
「あ…まだ計測してなかったな…」
勇次が真雪の質問に答える。
「分かりました。ちょうど1組のクラスがサイオンを測ってる最中なので、一緒に測りましょうか」
真雪は士道達に言うと、体育館に向けて歩きだし、士道は真雪の後を追うのであった。
士道達は体育館に着き、中に入ると沢山の女子生徒が居て、その中に明乃やもえかがいたのである。
女子生徒は学園長が入ってきたのにはそんなに驚いてはいなかったが、士道を見ると、
『え?!』
『なんで男子がいるの?!』
という反応であった。
「皆さん、落ち着いて。今から説明をします」
真雪が生徒達を落ち着かせ、生徒達に士道がこの学園に入る事を伝え、真雪の説明を聞いた生徒達は、しばらく沈黙していたが、
『士道君!よろしくね!!』
と生徒達は士道に言う。
「では、士道君、サイオンを測るので、この機械の上に手を置いてください」
「分かりました」
真霜が士道のサイオンを測っていたのだが、測っていた機械がいきなり爆発した…
「嘘…測定機が爆発するなんて……」
真霜は測定機が爆発した事に驚き、周りの生徒達は茫然としていた。
「学園長、どうしますか?」
真霜は真雪に測定機が使えない以上どうするかを聞いた。
「そうですね…測定機が爆発したと言う事は、士道君のサイオン量が膨大と言う事でしょう。それなら測定する必要はありませんね」
「分かりました」
真雪がそう言うと真霜は了解と言い、爆発した測定機を片付けた。
「さて、先ほども説明しましたが、本人から自己紹介して貰いましょうか。では士道君お願いします」
「分かりました」
士道はそう言うと一歩前にでた。
「えっと、俺の名前は五河士道です。明日からこの学園に入学することになりました。あと、もえかと明乃の義兄です。皆さん、これからよろしくお願いします」
士道は自己紹介を終えると、生徒達は歓迎の声を出し、士道達はその場を後にしたのである。
「それで、どうして測定機が爆発したんだ?」
「分かりません。こんな事は初めてなので…詳しい事は調べてみないと…」
勇次の問いに真霜が答えた。
「士道君?何か心当たりはない?」
真雪が士道に心当たりはないかと尋ねる。
「あります…確定はしてないですけど…」
「それで構わないわ。別に断言しろとまでは言わないわ。士道君の見解を言ってくれて構わないわ」
士道がそういうと、真霜が士道の見解を求める。
「おそらくですが、霊力が関係していると思います」
「霊力?」
「はい。詳しい事は分かりませんが、この世界では霊力はサイオンに置き換えられていると俺は思います」
士道は真雪たちに説明し、勇次は士道の説明を聞いた直後突然声を出した。
「そうか!そういう事か!!」
「何か分かったのですか?」
「えぇ、士道がさっき言った通りですよ。この世界では霊力はサイオンに置き換えられている。でも普通のサイオンとは少し違う。士道はおそらくサイオンと霊力の切り替えが出来ると思われます。天使の力を使うときは霊力、魔法を使う時はサイオンと言う具合にです。そして、測定機が爆発したのは霊力がサイオンに書き換えられたため、サイオン量が物凄い量ことになり測定機があふれ出る量に耐え切れず爆発したのではないかと。あくまでも予想ではありますが、でもこう考えると辻褄はあいます」
勇次が真雪達に詳しく説明し、真雪達は納得がした表情をしていた。
「そうですね。その説明だと確かに辻褄が合います。でも…そうするとかなり危険な状態ですよね?」
「えぇ、十師族をも超えるサイオン量が世間に知られると士道の身が危なくなります。そして、霊力からサイオンに置き換えられるので、ある程度の封印すら出来ない…しかも最悪な事に、高校の受験で必ずサイオン量を測らないといけない…これをどうやって凌ぐかも考えなければなりません」
勇次達は次から次へと出てくるハプニングにかなり焦っていた。
そんな時に真雪が勇次にある事を提案する。
「勇次さん。士道君を十師族にすれば良いと思います。そうすればなんとかなると思います。高校で測定機が爆発しても彼が十師族であれば爆発についてはなんとかなると…」
「ですが、士道はまだ…」
勇次は真雪の提案を迷っているが、真雪は更に語りかける。
「分かっています。何もすぐに彼を十師族するわけではありません。高校を卒業するまでは十師族の五月家党首見習いとう役職で彼を十師族に入れさせるんです。そうであれば何かと事を運べます」
「そうか!その手があったか。士道を五月家の党首見習いとして就任して、もえかと明乃を士道のサポート役として就かせれば後は何とかなる!」
真雪の提案に食いついた勇次であった。
「私は明日にある十師族会議でこの事を話す。無論、士道が天使の力を使える事は省くがな。では、準備があるので失礼するぞ。
士道はもえかと明乃と一緒に帰ってきなさい。案内はもえか達がしてくれるだろう」
「義父さん!ちょっと待って!今の話についてだけど…」
「何だ?士道、他に何か案あるのか?」
勇次は士道に何かあるのかを聞く、そして士道は…
「ある。でもこの選択肢は義父さんを悲しませるかもしれないけど」
「言ってみなさい」
「義父さんが第一高校の説明をしてくれた時、二科生の話があっただろ?」
士道は勇次がこの間説明した二科生の話を勇次に言う。
「まさか?!測定する時に、わざとサイオンを低くするのか!?」
「うん。その方法だよ。そうすれば混乱する事もないし、十師族に報告する事もない」
士道の意見に勇次は躊躇していたが、士道は更に勇次に言う。
「俺は大丈夫だって、それに二科生の方が色々と都合が良い時もある」
「しかし、二科生に編入すると色々大変だぞ?差別もあるし、一科生から色々言われるぞ?」
「大丈夫、それくらい精霊を命がけで救ったりDEMとの戦いに比べたら余裕だって」
「…分かった、士道の提案を受け入れる事にする。だけど、もし何かあればすぐに私か母さんに相談するんだぞ?それが条件だ」
「分かったよ、義父さん」
勇次は士道の提案を受け入れ、士道は勇次の条件を受け入れた。
「勇次さん、今日の所は士道君を連れて帰ってもらって構いませんよ。士道君の編入は明日なので」
「分かりました。今日は忙しい中私たちに時間を割いてもらってありがとうございました」
真雪にそう言われ勇次はお礼を言い、真雪もまた勇次達にお礼を言うのであった。
「こちらこそ、有意義な時間をもらいました。本当にありかとう」
「ではこれで失礼します」
勇次は士道を連れ、学園長室を後にするのであった。
その後は、何事もなく家に帰り、もえか達が帰ってきて一緒に夕食をし次の日に備えて士道達は寝るのであった。
うん…はいふりのキャラが出てきましたね…学園に通ってる生徒達もある程度予想できますよねww
ちなみに活動報告にて士道が使う魔法名と魔法の能力を募集してますので、活動報告にご意見をください。
では次回です。