ではスタートですw
転入と緊急事態
士道は学園から支給された制服に着替え、鞄に必要な物を入れてた時に、
「お兄ちゃん!入るよ!」
「お兄ちゃん、お邪魔するね」
明乃ともえかが士道の部屋に入ってきたのである。
「お兄ちゃんの制服姿だぁ!似合うよ!お兄ちゃん!」
「うん。よく似合ってるよ、お兄ちゃん♪」
「お、おう。ありがとな、明乃にもえか」
もえか達にお礼を言い、準備を終えた士道はもえか達と一緒にリビングに行き、朝食をしていた。
「さて士道、今日からもえか達と一緒の学園に通うわけだが、学園で何かあれば学園長や真霜さんに相談するんだぞ?」
「分かってるよ、義父さん。何かあったらすぐに相談するって」
「そうか…なら良い。気を付けて行ってこい」
「うん。じゃあ行ってきます」
『行ってきます!』
士道はもえかと明乃と一緒に学園へと向かった。
「お兄ちゃんと一緒のクラスだし、もかちゃんと三人で色んな思い出を作ろうね!もちろんクラスの子達ともね!」
明乃は士道ともえかにそう言い、士道達は「うん」と言い、学園へと急ぐのであった。
そして、士道達が学園につき、士道は学園長室へと向かい、もえかと明乃は自分たちのクラスへと向かった。
「士道君、これから君が転入するクラスは3年1組よ。昨日体育館であった子達だから、そんなに緊張しなくても大丈夫よ」
学園長そう言われ、士道は多少緊張が和らいだのであった。
「では、クラスへと向かいましょうか」
「はい」
真雪と士道は3年1組へと向かった。
士道と真雪がクラスへと向かってる一方、3年1組の様子はというと、
「ねぇねぇ、今日だよね?士道君が転入してくるのって」
「うん、そうだよ。今日からこのクラスの生徒で仲間だよ」
クラスメイトの質問に答えたのは明乃だった。
「それにしても、昨日は驚いたよね?まさかサイオンの測定機が爆発するなんて…」
「うん。それほど士道君のサイオン量が多い証拠だよ」
「そうだね。そんか子が今日から1組のクラスメイトだなんて、これから楽しみだよね」
『うんうん!』
と1組は士道の事で盛り上がっていたのであった。
1組が盛り上がってる一方で、士道は真雪の後を追いかけ1組へと向かっていた。
そして、1組に到着し、まず真雪がクラスに入り士道は名前を呼ばれ教室に入った。
クラスの中には、1組の他人らしき先生と昨日会った女子生徒が着席していたのである。
「では、昨日も自己紹介したとは思いますが、もう一度自己紹介して貰いましょうか。士道君お願いします」
「分かりました」
士道は返事をして前に出た。
「五河士道です。よろしくお願いします」
「では、古庄先生、跡はお願いします」
士道の自己紹介を終えるとクラスメイト達は拍手をし、真雪はそう言うと、1組から出て行ったのである。
「士道君、私はこのクラスを担任をしている古庄 薫と言います。分からない事があれば気楽に聞いてください。」
「分かりました」
「士道君の席は窓際の後ろから2番目の席です」
古庄がそう言うと、士道は自分の席へと移動した。
「よろしくね、士道君」
「よろしく、えぇっと…?」
「あ、ごめんね。私は杵崎ほまれだよ。これからよろしくね」
「ああ、よろしく。杵崎さん」
「私の事は「ほまれ」でいいよ」
「分かった、ほまれ」
士道とほまれは互いに挨拶をした所で、授業が始まったのである。
そして、授業が終わり昼休みになった。
「お兄ちゃん 昼食に行こ!」
「明乃?分かったから、そんなに引っ張るなって」
士道は明乃にそう言うが、明乃は相変わらず士道を引っ張るのであった。そんな明乃に士道は既に諦めて、もえかも一緒に食堂に向かった。
「お兄ちゃん 授業の方はどう?」
「まぁ、なんとかなってる状態だな。まだ分からない所が多すぎるけど、少しずつ覚えてくから大丈夫だ」
もえかの問いに士道はなんとかなると答えた。
士道達が昼食をしている所にクラスメイトの2人がやってきた。
「あの、相席良いですか?」
「あ!ほっちゃん!あっちゃん!良いよ、座って座って!」
「ありがとう、明乃ちゃん」
明乃はそう言うと2人は席に座る。
「士道君、私は杵崎あかねだよ。ほまれの妹です。私の事は「あかね」で良いよ。これからよろしくね」
「よろしく、あかね」
士道はそう言うと、ほまれが士道に聞く。
「そういえば、士道君ってもえかちゃんと明乃ちゃんと一緒の第一高校に受験するんだよね?」
「ああ、義父さんにも言われてるからな」
「そうなんだ。私も同じ高校に受験しようかなぁ」
士道が答えると、ほまれもそう言うのである。その話を聞いたあかねは…
「ほまれ?まさか士道君に惚れたのかなぁ♪?」
とほまれに言う。
「ち、違うよぅ。ただ私は…折角仲良くなったのに、別々の高校に行ったら寂しくなると思ったから…そう言っただけだよ!」
「ほまれ?それを好きと言うんだよ?」
「あぅ…そんなんじゃないもん…」
ほまれは反論したが、あかねは更にほまれに言う。
そんな2人を見てる士道は…
「なぁ、あの2人は何言ってるんだ?」
『お兄ちゃんは気にしなくていいよ!』
明乃ともえかに息ぴったりでそう言われた士道は「お、おう…」と答えるしかなかったのである。
そして、士道は一旦もえか達と別れ誰もいない体育館裏にいた。
「分かった…報告ありがとな。引き続き監視を頼む」
『了解、引き続き監視を続行する』
士道は昨日の夜、【
「はぁ…学園長に報告しないとな…」
士道はそう言うと学園室へと向かった。
コンコン
「どうぞ、入ってきてください」
「失礼します、学園長」
「士道君?どうかしましたか?」
真雪は士道にどうして此処に来たかを尋ねる。
「学園長、大変な事態が起きます」
士道がそう言うと、真雪は士道に説明を求める。
「え?何が起きると言うんですか?」
「昨日の夜、天使の力を使って自分の分身体を作り情報収集をさせていました。そして、ついさっき分身体から報告がありました。その内容は…大亜連合が沖縄に向けて軍艦や空母、空母には戦闘機らしき物が搭載されてる様です。そして、潜水艦までもが沖縄に向かってると報告がありました」
「なっ?!」
士道の説明に真雪は驚愕した。
「今の話、本当なのですか!?」
「はい、本当です」
真雪の問いに士道は肯定した。
「そんな……
此処に来るまでの予想時間は?」
「日が沈む頃には到着する、との事です…」
「……分かりました。この事を真霜さんへも伝えます」
真雪はそう言うと、真霜に連絡し士道の説明を真霜に伝え、今の話を聞いた真霜も驚愕した。
「分かりました!至急確認し警備に入ります!」
「お願いしますね」
「はい!」
真霜との通信が終わり、真雪は士道に言う。
「士道君、もしこの学園の敷地内で戦闘が起きるようであれば、天使の力を使ってでも生徒達を護ってあげて下さい。私に出来る事があれば協力は惜しみません」
「分かりました。では夕方になる前には生徒達の避難をお願いします。戦闘になるのは早くても夕方、遅くても日が沈む頃です。その前に避難をすれば少なくても生徒達に被害は及びません」
士道は真雪にそう伝える。
「そうですね、その方が良いでしょう。ですが、この学園の避難シェルターには外の様子が映ってしまいます。もし士道君が天使の力を使って戦ってる所を生徒達に見られでもすれば…」
「その時は、本当の事を話しても構いません。皆を護れるなら拒絶されようが嫌われようが構わない」
士道は悲しい表情をしながら真雪に言う。そんな士道を見た真雪は、
「士道君、そんな事を言ってはいけません」
「え?」
「少しは生徒達を信じてあげて下さい。天使の力を使って生徒達を護る士道君の事を嫌ったり拒絶しないと私は思います。だってこの学園の生徒だもの。だから士道君も生徒達の事を信じてあげて下さい」
と士道に真雪は言う。
「そうですね…分かりました。学園長の言う通りですね…精霊を信じた様に生徒達も信じる事にします」
「それは何よりです。では士道君、そろそろ自分のクラスに戻りなさい」
士道は真雪の言う通り生徒達を信じ、自分のクラスへと戻っていった。
士道が教室へと戻ると、明乃が士道の元へとやってきた。
「お兄ちゃん!どこに行ってたの?」
「ちょっと学園長室にな」
「学園長室に?何かあったの?」
「……いや、ただ世間話をしてただけだって」
明乃に士道はそう言うが、その話を聞いていたもえかは、
(お兄ちゃん、本当の事を言ってよ…もしお兄ちゃんに何かあったら…私は……)
もえかはそう思いながら士道を寂しげな表情で見ていたのであった。
そして、士道が真雪に伝えた時間帯になった時放送が始まった。
『生徒の皆さんにお知らせがあります。つい先ほど、沖縄付近に所属不明の船が接近中との事です。なので生徒の安全を守る為、避難シェルターへと移動します。生徒の皆さんは先生の指示に従って避難を開始して下さい。なお、私の指示があるまで避難シェルターから出ないようお願いします。では先生方、生徒達の避難を始めてください』
真雪の放送が終わり、生徒達は先生の指示に従い避難を開始した。
「では皆さん、放送を聞いたと思いますが、これからシェルターへと向かいます。私の後についてきてください」
古庄が生徒達に言い、避難シェルターへと向かった。
そして、避難シェルターに到着し生徒達はシェルターの中に入った。
シェルターの中に入ると、
「全員いますか?」
古庄は生徒達に全員いるかと聞く。
「え?…嘘……先生!お兄ちゃんがいません!!」
明乃が士道がいないことに気づき古庄に士道がいないことを伝えた。
「え!?士道君がいないですか!?士道君以外にいない生徒はいますか!?」
古庄は他にいない生徒がいるかを聞くが、生徒からの反応はなかった。
いないのは士道だけと知ると、
「士道君以外はいるようですね。では先生は士道君を探しに行きますので、皆さんはここで待っていて下さい」
古庄は生徒達にそう伝え、シェルターから出ようとすると…
「古庄先生、待ってください」
「学園長!?どうしてですか!?早く士道君を見つけないと士道君の身にが危ないですよ!」
真雪が古庄を士道の捜索を待てと言い、古庄は探さないと彼の身が危ないと言う。
「彼なら大丈夫です」
「どうして士道君なら大丈夫だと言えるんですか!?」
「その事については今から説明をします。
説明する前に皆さんに約束して貰いたい事があります。今から話す事を誰にも言わないと約束してください。無論家族にもです。古庄先生、貴女もです。約束出来ないのであれば言うことは出来ません」
真雪は生徒達と古庄に今から話す事は誰にも言わない事を約束してと言う。
少し時間がたった時、
「約束します。誰にも言いません」
「私も誰にも言いません!」
真っ先に答えたのはもえかと明乃であった。
「私も言いません!だって士道君は大切な仲間だもん」
「だね、私も言いません!」
ほまれとあかねが言った直後、他の生徒達も言わない事を約束し、そんな生徒達を見た真雪はホッとした感じで生徒達に話す。
「分かりました、では説明します。まず私に生徒達をシェルターに避難させてほしいと言ったのは士道君です」
『え!?』
真雪が言った事に驚く生徒であった。
「どうして士道君がそんな事を言うんですか?」
生徒を代表してあかねが質問する。
「説明しますので最後ので聞いてください」
真雪は生徒達に全て話した。士道がこれから何をするのかも、士道がどうして生徒達を避難させろと言ったのかを。そして、その沖縄に向かってるのが大亜連合という事も…無論士道が天使の力を使える事はまだ言ってはいないが、だがバレるのは時間の問題であった。
「待ってください!今の話だと士道君が一人で大亜連合と戦うって事ですか?!」
古庄が真雪になぜ彼ひとりで戦わせるのかを聞く。
「彼の魔法は強力すぎるんです。下手したら私たちまで巻き込まれてしまうくらいに…なので私達がいると足手まといになると判断して彼1人で現場へと向かわせました」
真雪の説明に古庄は渋々引き下がった…
(まさか!?お兄ちゃんが昼休みの時、学園長室に行ってたのは今の話をしていたからなのね…どうして相談してくれなかったの?私でもみけちゃんでも良いから相談して欲しかった!)
もえかは士道がどうして相談してくれなかったのかを寂しく思い、士道が無事で帰ってきてくれるよう祈るのであった。
「ねぇ、もかちゃん?」
「どうしたの?みけちゃん」
「お兄ちゃん、ちゃんと無事に帰ってくるよね?」
「無事に帰ってくるよ。だってお兄ちゃんだもん♪それにお兄ちゃんにはあれがあるから心配ないと思うよ」
明乃の問いにもえかは士道なら大丈夫と返答する。
「そうだよね!お兄ちゃんなら大丈夫だよね!いざとなればあれを使えばいいんだし!」
明乃がそう言うと、もえかに抱き着きながら士道の無事を祈りながら士道の帰りを待つのであった。
はい…かなりめちゃくちゃだとは自覚してますょ。
でもこれはこれで自分的には良い感じですw
次回は、士道が大亜連合に対して、チートと思えてもおかしくない無双するかもですねぇww
では次回です。
ちなみにまだ士道の使う魔法とかを募集してますので活動報告にてご意見くださいです。