魔法戦記リリカルなのはIS 高町なのはのIS学園見聞録   作:ピロッチ

79 / 93
お待たせしました。来年春に投稿予定の新作の情報収集に感けて
随分遅れてしまいましたが、今年最後の投稿です。

ただ、本当は今話で日本国外の反応を入れる予定でしたが、
話が長くなりすぎたので今回は内輪での現状報告の描写しかありません。
それでは通算第79話、参ります。


第27話  もう笑ってはいられない

 なのは入学以来、韓国はなのはの暴走で吹っ飛ばされたISによって

ソウル各地の政府主要機関や旧王家の宮殿を破壊され、

更に日本に送り込んだ回し者、IIC日本支局長の綿貫三樹夫と

代表監督の倉林美也子をぶちのめされ、逮捕された上に国交断絶を通告され、

大統領が辞任する所までフラストレーションが溜まりに溜まっていた。

 

 そして、前政権に替わって韓国独自の法理念「国民情緒法」を

正式に憲法に採択した新大統領金道均(キム・ドキュン)の下、

通算5度目の謝罪と賠償請求を行う。

しかし、要求内容になのはの身柄引き渡しを加え、

拒否した場合国連の敵国条項を盾に武力行使を行うと表明したのが運の尽き。

 

 案の定なのはは大激怒。なのはと束は日本国首相、山口和豊への

説得…否、O☆HA☆NA☆SHIの結果対韓開戦を決断させる。

手始めに渋谷で蜂起した反戦デモの名を騙る反乱軍を虐殺…もとい成敗し、

秘密兵器の弾道ミサイルを撃墜すると、対馬沖に進出した韓国艦隊を強襲した。

 

 しかし、途中で韓国代表操縦者、韓蛛俐(ハン・ジュリ)と韓国ナンバー2の実力者、

琴慧弦(クム・ヘヒョン)他IS隊の迎撃を受け、一度は対馬沖に墜落してしまう。

 

 しかし、それでもなのはは倒れなかった。

夕食を邪魔された事で怒りを募らせていたなのはは遂にブチ切れ、

第3形態「大魔王ナノリオン」への形態変化を敢行。

ジュリとヘヒョンを瞬殺するや、破壊した空母を鈍器にして韓国本土に上陸。

各地で破壊の限りをつくし、中国に逃げようとした道均も水素爆弾で抹殺。

そして、最終兵器波動砲を発射し、完全に韓国を破壊したのであった。

 

 

 

 そして、なのはが韓国にトドメの波動砲をぶっ放した直後の事…

 

「これで韓国は終わったの!さて…それじゃ帰るの!」

 

『高町さーん、聞こえますか?こちら秋月です!』

 

 帰還しようとしたなのはにもう一人の国家代表、秋月律子から通信が入った。

 

「何なの?」

 

『日本に発射された巡航ミサイルは、こちらで全弾撃墜しました。

直ちに市ヶ谷に集合して下さい!』

 

 市ヶ谷とは防衛省の所在地。即ち防衛省に来いとの事である。

 

「了解したの!」

 

 なのはは即座に防衛省へワープしていった。

 

 

 

 

 そして、防衛省の統合参謀本部では…

 

「よし、全員揃ったな。これから現状の報告会を行う。」

 

 会議室に集まったのは米田防衛相と防衛軍統合参謀本部の構成員に

陸海空と海兵隊の参謀総長と次長の8名、

そして、国家代表操縦者の律子となのは、そして束も通信で参加している。

 

「まずは暴走核弾頭だ、今まで何をして来たか報告してくれや。」

 

「では報告するの!!まず飯田奈緒は渋谷で串刺しにして爆殺してやったの!!

倉…なんとかは袋叩きにしてゴミ収集箱に突っ込んでやったの!!

そして他の近接戦至上主義者は韓国軍のIS隊諸共皆殺しにしてやったの!!

勿論、パイズ…じゃなくてハン・ジュリと何とかいう操縦者も一緒なの!!」

 

「な、なんとかって…、ちゃんと覚えておきましょうよ。

クム・ヘヒョンですよ。韓国空軍参謀総長、琴全力将軍の孫娘の。」

 

「何でも良いの!もう殺したんだから脅威ではないの!」

 

「はぁ…そうですか。」

 

「ついでに韓国主力艦隊を全滅させて、上陸して半島の南側と

ソウルを空母を鈍器にしてぶち壊しにしておいたの!

それと、大統領とか閣僚は中国に逃げようとしたけど、

核で爆殺しておいたの!」

 

「た、高町さん…?当たり前の様に核って単語が出てきたんですがそれは…」

 

「核攻撃を仕掛けた当然の報いなの!」

 

「そうですか…。

(何か言うとまたいちゃもん付けられるから、聞き流そう、そうしよう。)」

 

「「「「「(どうでも良いが、何でこいつは常にキレてるんだ…?)」」」」」

 

「トドメに半島のど真ん中にホーキング輻射砲を打ち込んで、

半径400kmの生き物を皆殺しにしておいたの!

但し、一部は中国領と被るからそこは一部を除いて

活殺自在で被害無しにしておいたの!これで韓国はもう何もできないの!」

 

「お、おう…。」

 

「まあ、こんな事はどうでも良いの!!!」

 

「いや、どうでも良いのかよ?!」

 

「それより、何で国際社会が韓国に味方したのか

理由を見つけたから、それを報告するの!!」

 

「な、何だって?!」

 

「おい!そりゃ本当か?!」

 

「それは是非知りたい!!」

 

「早く教えてくれ!」

 

「では説明するの!!これを見るの!!」

 

 なのはが見せたのは、物部天獄なる超能力者の力で

アメリカ首脳陣に日本は滅ぼすべきという思想同調を仕掛け、

韓国の味方に付けたと自慢げに話す韓国大統領金道均の映像であった。

 

「これが理由なの!!

これからは、国際世論をこの超能力から解く事を考えるの!!」

 

「………おいおいおい、野郎がまさか本物だったたぁ思わなかったぞ!」

 

『んー?おっちゃん、知ってるの?』

 

「ああ、知ってるぞ!警視総監から聞いた事が有る!

本名は金成羅(キム・ソンラ)!天魁教って儒教系のカルト教団を率いてた外道だ!!

教祖としては小物っちゃあ小物だが、妙な超能力を使うって噂になっていた!!

ちょっと前には堂々と表社会でコメンテーターなんぞやって、

本まで出してやがったってぇ不逞な野郎だ!!」

 

『へぇ~、どんなタイトルの?』

 

「確か…『毒子に告ぐ!~育ち方を間違えた者達へ~』だったな。」

 

『なぁにそれぇ?』

 

「俺ぁ読んだ事は無ぇがな、読んだ奴曰く、

近頃は子供に毒にしかならねぇ毒親ってのが増えてるんだってぇな?

だがそいつに言わせりゃ、『毒親なんてのはいなくて、いるのは毒子だけ、

普通の人間に出来る事が出来ない出来損ないだから、

それらしい生き方をしなきゃならねぇてんで、そう言う奴は

生涯最底辺を這いつくばるべし』だとよ。」

 

『うわ、くっだらなぁ~い!まさに外道だねぇ~。死ねば良いのに。』

 

「全くだ!…だが、まさか奴が本当に超能力者で、

国連大使を洗脳して、韓国の主張が正しいと思わせてたたぁ予想外だなぁ…。」

 

『早い事世界中にこの映像を送って、是非を問わなきゃいけないねぇ。』

 

「おうよ。それじゃ暴走核弾頭よ、その映像記録がコピーできるなら、

早速コピーして引き渡してくれ。」

 

「無論なの!」

 

「まあ、暴走核弾頭からの報告はこんなもんだろう。

では次は軍部だ、現状を報告しろ。」

 

「はっ、では、防衛陸軍から順番に成果を報告してやれ。」

 

「了解です。デモ隊を騙って渋谷で武装蜂起した30万人の韓国系住人

及び極左市民団体ですが、先程残党全員の殺害を完了したと

特殊作戦旅団から報告が有りました。現在、死体を基地に運搬し、

警視庁の協力の下で身元確認を急いでおります。また、殺害した者の中には、

前IIC日本支局長、綿貫三樹夫がいた事も確認しました。」

 

「ほう、そいつぁ良かった。」

 

「ただ、良くない報告もあります。倉林美也子ですが、

ゴミ収集箱に放り込まれていた所を捕縛しようとした所抵抗に遭い、

応戦もままならず、逃亡されました。」

 

「チッ、往生際の悪い畜生なの!!まあ責任は殺しきれなかった私にもあるし、

寧ろ殺す楽しみが残ったから良しとするの!!」

 

「それでいいのかよ…まあ暴走核弾頭が居りゃどうとでもなるがな。

よし、次は防衛海軍だ。」

 

「では、これをご覧下さい。」

 

 防衛海軍参謀総長が机に置いたのは、一つのトランク。ふたを開けると…。

 

「それは…ISコアか?」

 

「如何にも。篠ノ之博士の無人ISの協力を得て、

近接戦至上主義者に奪われた全てのコアと、

韓国が持っていた全10個のISコア、全て回収に成功しました。」

 

「おう、ご苦労だった。」

 

「ついでに、ハン・ジュリの死亡も確認しました。

…とても直視できない程酷い有様でしたが。」

 

「仕方ないの!握り潰してやったんだから。」

 

「に、握り潰したって…」

 

「三次移行して差し渡し5mのデカい手が8つ出来たの!

指先に12インチ砲が付いてとても便利なの!」

 

「12インチ砲って…!おまっ、戦艦か!」

 

「まあ、名前からしてモデルが戦艦ですからね…」

 

「これ以上追及すると碌な事にならねぇな。次、空軍。」

 

「では、報告します。現在、我が国の国土に

ミサイルの着弾は確認されておりません。

また、太平洋側からのミサイル攻撃等も確認されておりません。

そして、韓国海軍の潜水艦隊からいくらかのSLBMが発射された模様ですが、

全て撃墜に成功し、その内無人ISによって撃墜された弾体からは、

核弾頭の回収に成功致しました。現在、これらは不発処理の上、

韓国が民族浄化戦争を企図していた証拠として厳重に保管してあります。」

 

「うむ。最後は海兵隊だ。」

 

「現在、1個師団を仁川経由でソウルへ派遣する準備を進めております。

偵察衛星で確認した所、ホーキング輻射攻撃後も市街地の残骸は残っている為、

青瓦台跡地中心に機密文書を捜査し、

発見次第押収して戦争計画の全貌を暴くのが目的です。」

 

「ああ?半径400kmはホーキング何とかで吹っ飛んだんじゃねぇのか?」

 

「活殺自在なの!ヤマトのワンオフ・アビリティを忘れたの?」

 

「ああ、そう言やぁそんな仕様だったな。良いだろう。そのまま続けてくれや。

回収が終わったら、全部世界に公表する様に山口さんには俺から言っておく。」

 

「了解しました。そのように命じます。」

 

「よし、今回の報告会は粗方終わったな。

韓国との戦争はもう決着が付いたと考えて良いだろう。

だが、最後っ屁がまだ残ってるのも事実だ。

コイツを何とかしねぇと臨戦態勢の解き様は無ぇ!

幸いな事に、暴走核弾頭が話を付けてくれた御蔭で

篠ノ之博士は日本に全面的に協力してくれる事になっている!

こうして大きな成果も上げてくれた事、軍部を代表して改めて感謝する。」

 

『そうだね~。皇居の出禁は心外だけど。』

 

「当たりめぇだろ!今上陛下に大昔のゲームのラスボスの前口上言わせるたぁ、

どういう了見してんだよ!」

 

『それが良いんじゃない!』

 

「良くねぇよ!まあ、陛下も一応は感謝して下さって、

政府は篠ノ之博士と暴走核弾頭の2人には特例で

大勲位を授与すると決定したから、それで機嫌を直してくれよ。」

 

「大勲位?!それって、首から下げるあの?」

 

「それは菊花章頸飾。既に大勲位を貰った人間が貰うもんだ。

お前ぇさんは今回が初めてだから、菊花大綬章の方で我慢してくれ。」

 

「致し方ないの!」

 

『ぶ~。』

 

「あー、分かった分かった。それで、お前さんには今後とも

警戒態勢に協力して貰うが、構わないな?」

 

「それは一向に構わないの!但し、やる事が有るの!」

 

「ああ?何をだ?」

 

「合宿なの!!」

 

「「「「「……………………………………………………………はぁ?」」」」」

 

「今月は合宿の月なの!!今日からは実機での稽古が始まる予定なの!!

と言う訳で、これから演習場に戻って合宿の続きなの!!」

 

「た、高町さん?!こんな状況で合宿なんか続けられる訳が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⌒*(◎谷◎)*⌒

 

合宿なの!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだ合宿は終わってないの!!

こんな物は、私にとって日常と何も変わらないの!!

さあ予定通り合宿を続けるの!!」

 

「嫌ぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 なのはは律子を掴んで富士の麓の演習場にワープしていった。

残された米田防衛相と軍の最高幹部達はなのはの剣幕に震え上がっていた。

 

「米田さん、何なんでしょうなありゃ?」

 

「知るか、関わると碌な事を聞かねぇ。取り敢えずだ。

俺ぁ山口さんに報告してくる。アメリカ首脳陣が洗脳されちまってる以上、

いつ攻めてくるか分かったもんじゃねぇからな、

お前等はこのまま警戒を続けろ。それじゃ、今回は解散だ。

何かあったら、その都度報告しろ。」

 

「「「「「了解しました。」」」」」




2万3千字もぶち込んで、UAが過去最低だったのは応えたなぁ…。
やっぱり、内容が右に寄り過ぎたのが悪かったのか…?
何はともあれ、良いお年を。

次回「第28話  もう臆してもいられない」
遂に、満を持してラスボス(仮)が初登場。
果たして、暴走核弾頭、なのはの所業に何を思うのか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。