魔法戦記リリカルなのはIS 高町なのはのIS学園見聞録 作:ピロッチ
本当は早く軌道修正して、亡国機業との戦いに突入したいのですが、
その前の最後の休息の為、避けて通れないんですよこれが。
それでは、通算第81話、始まります。
さて、なのはが富士の麓で合宿に勤しんでいた頃、
学園では何が起きていたのかと言うと…
「はい、では皆さん、今日の1時限目は秋の身体測定です!
出席番号順に並んで下さい!」
「「「「「はーい!」」」」」
と、言う訳で本日は身体測定である。
「それでは、全員静かに保健室へ移動しましょう。」
そして…
「えー、織斑君には別の用件が有りますので、
別の場所で測定させて貰いますね。それじゃ、こっちへ。」
「ああ、はい。」
「それじゃ始めますね…身長は…172cm。
では体重は…65kgと…で、胸囲は…95cmですね。
で…次は…(中略)……はい、測定は終わりました。もう良いですよ。
それでは、次は保健室まで来て下さい。」
「はい。」
そして、一夏が保健室に到着すると…
「あの!測定が終わったらこっちに来いって言われたんですけど、
一体何の用なんですか?」
「ああ、織斑君。測定が終わったんですね?
それじゃ、他の子の測定の手伝いをしてくれませんか?」
「……はぁ?」
真耶から言い渡された用件は、何と測定の手伝い。
当然、この向こうの生徒は全員下着姿である。
「えーと、山田先生?今、測定を手伝えって言いましたか?」
「はい、お願いします。」
「ええええええええええ?!」
「何を騒いでいる、お…一夏。」
「あ、ちふ…じゃなくて織斑先生。」
「お前という奴は、これしきの事も出来んのか?」
「そう言う問題じゃねぇから!何で俺が測定するの?!おかしいだろ!
女子の身体測定を男子に手伝わせる高校がどこに有るんだよ?!」
「お前の朴念仁を少しでも改善する為だ、諦めろ。生徒は全員合意済みだ。」
「いや、何か違う気がするんだけど…」
「心配するな。ホラ、目隠しだ。これを巻け。」
「しょうがないなぁ…何かあったら、責任取ってくれよ。」
かくして、身体測定が始まった。
「よし、では出席番号順に入って下さい。はい、相川さん。」
「はーい。」
出席番号1番で、セシリアのルームメイトの相川清香が入って来た。
「そ、それじゃ織斑君、お願いね。」
「あ、ああ。前が見えないから、何処にいるのか…」
と、両手を前に出すと…
「きゃあん♥」
「うお、この弾力!まさか…」
慌てて一夏が目隠しを取ると…
「もーう、織斑君ったらぁ♪」
案の定、一夏の手が掴んでいたのは清香の乳房だった。
だが、清香は何故か嬉しそうだった。
「はうあっ! ごごごごごゴメンナサイ!!」
「清香さん!今の悲鳴はなん…で…すの?」
そして、最悪のタイミングでカーテンを開けて入って来たのは、
よりによって下着姿の専用機持ち4人だった。
「あっ…」
「い、一夏…お前という奴は…」
「私達と言う者が有りながら、他の生徒にまで手を出すとは…」
「もーう!最低だよ!!」
「許せませんわ!」
「お、おまっ、見て分からねえのかよ!
目隠しで何も見えないまま間違って触っただけだって!」
「問答無用!成敗じゃー!!」
「アイエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
かくして千冬に鎮圧されるまで専用機持ち4人にしばき回された一夏だった。
「だから言ったのに~…。(ボロンチョ」
「ううむ、失敗か…仕方ない、山田先生にやって貰おう。」
「最初からそうすりゃ良かったじゃんかよー。
畜生、なのはさんに訴えてやる…。」
「………すまん。悪かった。だからそれだけは止めろ下さい。」
因みに、1組の女子専用機持ち4人+鈴音の身体測定の結果と、
24歳トリオ+真耶の参考記録は以下の通りである。
尚、T=トップバスト
U=アンダーバスト
C=カップ
である。
H W BMI T U T-U C W H
箒 160 51 19.9 98 68 30 I 60 91
セシリア 156 48 19.7 85 65 20 E 54 82
シャル 154 44 18.5 83 65 18 D 55 81
鈴音 150 41 18.2 75 62 13 B 53 78
ラウラ 148 39 17.8 78 64 14 B 54 79
参考
H W BMI T U T-U C W H
真耶 155 49 20.3 97 66 31 I 57 93
千冬 166 53 19.2 88 68 20 E 56 87
束 161 52 20.0 98 68 30 I 59 92
なのは 160 50 19.5 85 67 18 D 55 85
多少ごたごたしたが、身体測定は終わったので良しとしよう。
別の日…
「一夏さん、少しよろしいですか?」
ふいにセシリアが一夏に声を掛ける。
「織斑先生が言っていましたが、一夏さんは料理が出来ると聞きましたわ。
もし宜しければ、料理を教えて頂けませんか?」
「え?料理?」
「ええ、実は夏休みになのはさんが代表操縦者就任の挨拶回りで
英国に来たのですが、その際ワタクシの家に泊まっていったのです。
その際、なのはさんの気に入る料理を出せるのか疑わしかったので、
なのはさんと相談した結果、料理をなのはさんに作って頂く事に成りました。」
「ああ、そうだよな…イギリスって言ったら…アレだもんな…。」
「ええ、そういう訳で、その時なのはさんに作って頂いた料理のレシピを基に、
自分で作れる様になりたいのです。」
「成程な。それじゃ、次の土日は暇だからその時に…。」
「ええ、是非お願いしますわ!」
そして、土曜日の事…
「な、何でお前等まで…」
何故か1組の他の専用機持ちと鈴音までいた。
「2人きりにしたら、何が起こるか解らんからな。」
「それに、料理ならアタシ達も教えられるから、一石二鳥でしょ?」
「な、成程な…。」
という訳で、料理指導が始まった。
「取り敢えず、私は唐揚げを教える事にしよう。」
まずは簡単な物から教えると言う事で、箒が唐揚げを指導する事に。
「おっと、調味料が足りないな、ちょっと持って来るから待っててくれ。」
「はい。」
そして完成した唐揚げは見た目は美味しそうな物に仕上がっていたのだが…
「グエーッ!!なんだこの苦味は!!それにこの異臭…
おい、お前一体何を入れたんだ?!!」
「はい、箒さんが調味料を持って来る間に香り付けの為、
唐揚げに香水をかけたんですの。何か、おかしな事をしましたか?」
「アホかー!!」
TAKE2…
「それじゃ、僕等はポトフを教えるよ。」
「はい、お願いしますわ。」
「あ!コンソメが足りないよ、ちょっと持って来る!」
そして…
「グエーッ!!不味いー!!」「こ、この彩り目的のこれは何だ…」
「もー!セシリア、何を入れたの?!!」
「彩りが不足しておりましたので、えーと、何を入れたんでしたっけ…」
「自分でも分からない物を入れないでよー!!」
「あっ、思い出しましたわ、ライムを入れたんですの!!」
「ナンデ?!!」
TAKE3…
「次はアタシね!アタシは炒飯を教えるわ!!」
「お願いしますわ…。」
「中華は火力よ!とびっきりの強火で、一気に炒めるの!!」
「分かりましたわ!!では…B・ティアーズ!!」
「え、ちょ、おま…」
セシリアはBT兵器を展開し、レーザーを照射。
勿論、チャーハンは大爆発。消し炭となってしまった。
「馬鹿ー!!!!(黒焦げアフロ」
「ちょ、ちょっと火力が強過ぎましたわ…。」
「ちょっとで済むかー!!」
と、こんな感じで兎に角滅茶苦茶な結果に成るのであった。それと言うのも…
「ちょ、セシリア、タバスコ多過ぎ多過ぎ!!」
「そんな事を言われましても、このままでは
この料理本の完成写真と全然見た目が違いますわ!!」
「見た目は二の次!まず食べられるのが第一だよ!!
それに、本当の味を知らずに変なアレンジしちゃ駄目!!」
どうもセシリアは見た目重視の上、独自のアレンジを加える癖が有るらしい。
その為、見た目「だけ」はよさそうだったので被害は拡大し、
被害理由について自身の落ち度とは欠片も思っていない様だ。
「セシリア…ゴメン、悪いけどセシリアの料理下手は僕等の手に負えないよ。
なのはさんに直接教えて貰いなよ。」
「俺もそう思う。はっきり言って、教えられる自信が無い。」
「全くだ。」
「ガビーン!!あんまりですわ!!なのはさんに料理を教わったら、
どんな厳しい修行に成るか…」
「うん、千冬姉もなのはさんから家事を教わってたけど、
トラウマになったらしくてどんな様子か教えてくれなかったんだよな…。」
と、なのは不在の学園は平穏に過ぎて行く。
だが、IS学園の安息の日々は長くは続かないのであった。
専用機持ちの身体測定結果ですが、
身長以外は全部作者が適当に作った数値です。
(束は身長も全部自作。)
セシリアのトップバストが80代はおかしいと思うかもしれませんが、
原作で「胸が控え目」とあるので、敢えて千冬以下の数値に留めました。
2018/6/15 専用機持ちの3サイズを修正しました。
どうやら設定上でこのような数値になっているそうです。
これで、オリジナルの数値は体重とBMIのみとなりました。
どこまで続くか解らない息抜き回。果たして、息抜きに成るのやら…
さて次回、遂に日本漫画が誇る大御所キャラクターが満を持して登場します。
ただ、なのはとは絡めるかどうか…。
次回「第30話 鬼神の居ぬ間に…その2」
なのはがいなくても、騒動は終わらない。