・・・何かがおかしかったんだ。
今思い返してみるとそう思う。
その時に気づかなかったのか、だって?
気づくわけないだろ。
その時はまた異変か、くらいにしか思わなかったんだ。
ただ冬が続いてただけだったし、強い、悪い気配も感じなかった。
私だけなら私が鈍いって話なんだがな。
あの霊夢でさえ気づかなかった。
勘だけは鋭い、頼りになる相棒のアイツでさえ。
でだ、気づかなかった私たちはそのまま異変解決に向かった。
道中で出てきた妖精達もなぎ倒して進むことが出来た。
ただ、そこで変だな、と思った。
相変わらず霊夢のヤツはなんとも思ってなかったみたいだが。
・・・妖精たちの顔にマークが付いていたんだ。
後でパチュリーのとこに調べにいった。
スペード、というマークらしい。
スペードには冬、という意味があるとも書いてあった。
あのマークは妖精達の力を底上げしていたのかもしれないな。
話を戻そう。
妖精達を倒して真の黒幕がいると思われる冥界に乗り込んだ。
そこで半人半零とかいう庭師と戦ったんだ。
ソイツにもマークは刻まれていた。
いや、マークじゃないな。
A。エースだった。
剣の技術はソイツ本人のものなんだろうが、力、速さ、頭の回転全てが異常だった。
でまぁ、倒したんだ。
どれだけ速かろうが私たち二人の敵ではなかった。
苦労はしたが。
そして、ちゃんと倒したか霊夢を先に行かせて私が確認しに行ったら・・・。
そこに居たんだ。
どこか不思議な雰囲気を持つヤツが。
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「なぁ、君。」
妖夢を倒したかの確認に来たんだが、変な奴がいる。
私になにか用なのか?
「ん、私か?」
「そうそう。はじめましてだね。僕は・・・B.Bと呼んでほしいかな。」
「びーびー?変な名前だな。私は魔理沙。ただの魔法使いだ。」
「びーびーじゃなくてB.Bね。ふーん、魔理沙さんか。で、君はここに何しに来たんだい?」
そうだ、妖夢の確認に来たんだっけ。
コイツ・・・びーびーのせいで忘れてたぜ。
「あぁ、そうだった。なぁ、妖夢ってヤツがこの辺に飛んでこなかったか?」
「妖夢ちゃん?・・・なるほど、異変解決者ってのは君達のことだったんだ。」
「そうだぜ、邪魔されたから倒したんだ。」
「そうかそうか・・。」
なんだ?
アイツの雰囲気が少し変わった・・・?
「妖夢ちゃんならここにはもういない。あの子は今、僕の能力で匿ってるんだ。」
「ふーん、で、ちゃんと倒したってことならもう行くぜ。霊夢が待ってるんだ。」
「ちょっと待ってよ。いやぁ、妖夢ちゃんに頼まれてね。私の代わりに時間稼ぎをお願いしますってね。」
「なんだ、やるのか?私に敵うと思うなよ、私は魔法使いだからな!!」
「あはは、そうだね。じゃ、ちょっと遊ぼう。僕のマジックをみせてあげようかな。」
そして、私は戦った。いや・・・遊ばれた。