不思議な彼の優しい話   作:白兎さん0

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とある魔法使いの印象

・・・何かがおかしかったんだ。

今思い返してみるとそう思う。

 

 

 

その時に気づかなかったのか、だって?

気づくわけないだろ。

その時はまた異変か、くらいにしか思わなかったんだ。

ただ冬が続いてただけだったし、強い、悪い気配も感じなかった。

 

私だけなら私が鈍いって話なんだがな。

あの霊夢でさえ気づかなかった。

 

勘だけは鋭い、頼りになる相棒のアイツでさえ。

 

 

 

でだ、気づかなかった私たちはそのまま異変解決に向かった。

道中で出てきた妖精達もなぎ倒して進むことが出来た。

 

ただ、そこで変だな、と思った。

相変わらず霊夢のヤツはなんとも思ってなかったみたいだが。

 

・・・妖精たちの顔にマークが付いていたんだ。

後でパチュリーのとこに調べにいった。

 

 

スペード、というマークらしい。

スペードには冬、という意味があるとも書いてあった。

 

あのマークは妖精達の力を底上げしていたのかもしれないな。

 

 

 

話を戻そう。

 

妖精達を倒して真の黒幕がいると思われる冥界に乗り込んだ。

そこで半人半零とかいう庭師と戦ったんだ。

ソイツにもマークは刻まれていた。

いや、マークじゃないな。

 

A。エースだった。

剣の技術はソイツ本人のものなんだろうが、力、速さ、頭の回転全てが異常だった。

でまぁ、倒したんだ。

どれだけ速かろうが私たち二人の敵ではなかった。

苦労はしたが。

 

そして、ちゃんと倒したか霊夢を先に行かせて私が確認しに行ったら・・・。

 

 

 

そこに居たんだ。

どこか不思議な雰囲気を持つヤツが。

 

 

 

: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

 

 

 

「なぁ、君。」

 

妖夢を倒したかの確認に来たんだが、変な奴がいる。

私になにか用なのか?

 

「ん、私か?」

 

「そうそう。はじめましてだね。僕は・・・B.Bと呼んでほしいかな。」

 

「びーびー?変な名前だな。私は魔理沙。ただの魔法使いだ。」

 

「びーびーじゃなくてB.Bね。ふーん、魔理沙さんか。で、君はここに何しに来たんだい?」

 

そうだ、妖夢の確認に来たんだっけ。

コイツ・・・びーびーのせいで忘れてたぜ。

 

「あぁ、そうだった。なぁ、妖夢ってヤツがこの辺に飛んでこなかったか?」

 

「妖夢ちゃん?・・・なるほど、異変解決者ってのは君達のことだったんだ。」

 

「そうだぜ、邪魔されたから倒したんだ。」

 

「そうかそうか・・。」

 

なんだ?

アイツの雰囲気が少し変わった・・・?

 

「妖夢ちゃんならここにはもういない。あの子は今、僕の能力で匿ってるんだ。」

 

「ふーん、で、ちゃんと倒したってことならもう行くぜ。霊夢が待ってるんだ。」

 

「ちょっと待ってよ。いやぁ、妖夢ちゃんに頼まれてね。私の代わりに時間稼ぎをお願いしますってね。」

 

「なんだ、やるのか?私に敵うと思うなよ、私は魔法使いだからな!!」

 

「あはは、そうだね。じゃ、ちょっと遊ぼう。僕のマジックをみせてあげようかな。」

 

そして、私は戦った。いや・・・遊ばれた。

 

 

 

 

 

 

ある子供たちのおもちゃ箱(ザ・ブラックボックス)!!

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