魔法科高校の攘夷志士   作:カイバーマン。

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第十八訓 猿人&人猿

蓮蓬になってしまった山崎に連れられて、志村新八、神楽、そして刻々と深刻な精神浸食に犯されている坂田銀時は施設の内部にあったエレベーターを使って下の階へ辿り着いた。

 

薄暗くジメジメとした、まるで刑務所の中にでもいる様な嫌な雰囲気に新八は表情を曇らせる。

 

「華やかな上の階層と比べてこっちは随分と空気が重いですね……所々に牢屋があるしなんて酷い環境なんだ」

「蓮蓬と入れ替わった人間が最初に移送されるのはここなんだ」

 

石造りの床を歩きながら辺りを見渡している新八に隣から山崎が説明する。

 

「新八君の言う通りここの環境は酷いものさ、異世界の者同士が同じ牢屋に何人もぶち込まれているんだけど、彼等は生まれも環境も違うから価値観の相違が生まれてる。おまけにこんな酷い事態に巻き込まれて精神的にも参っているしね、そう言った事で罵り合いや喧嘩で絶えないんだ」

 

突然こんな場所に送られた上に自分達の世界とは異なる価値観。そこから亀裂を生み自分達の身体ではない事をいい事に殴り合いに発展する事もしばしばあるようだ。

山崎の説明を聞いて新八は不安そうな顔を浮かべる。

 

「本当にここに反乱軍なんているんですか? 確か異世界の者同士が手を合わせて結成したんですよね?」

「心配しなくてもいいよ、価値観の相違に機敏な者もいれば、それとは真逆の考えの連中だっている。ウチの局長を始めそういった連中も少なくないよ」

「近藤さんですか、確かにあの人はそういうの気にしなさそうですね、人の床下に潜んでストーカーする人間にまともな価値観があるとは思えないですし」

「うん、その件に関してはごめん……」

 

近藤勲、真撰組の皆に慕われる局長にして新八の姉、お妙のストーカーも行っている三十路手前のダメなおっさん。

彼もまた反乱軍の一人だと聞いて新八は皮肉を混ぜながらなるほどと頷くと山崎は謝りながら頷き返した。

 

「とにかくこの先を歩けば反乱軍の本拠地はすぐだ、蓮蓬達の目に入らない為に隠れ家を作ってるんだ。そこに行って新八君も一緒に僕等の作戦会議に参加しよう」

「そうですね、僕等も味方が大勢いてくれれば大助かりですよ。実はこっちも銀さんや他のみんなも本来の身体じゃないから凄い戦力が落ちてまして……」

「旦那か、確かに旦那のあの滅茶苦茶な強さがあれば心強いんだけど……今の旦那じゃ」

 

そう言いながら山崎はチラリと背後を振り返る。

そこには神楽と一緒に呑気に会話している銀時の姿が

 

「こんなにジメジメして薄暗いとその辺にキノコでも生えてそうですね」

「マジでか、私丁度お腹減ってた所だったアル」

「んなの食ったら間違いなく腹壊しますよ、決戦前にお腹ピーピーの状態でまともに戦えると思ってんですかコノヤロー」

 

徐々に銀時と化して来ている様子の司波深雪を見て。

山崎と新八はますます不安を募らせていった。

 

「早くしないと深雪さん本当に銀さんになっちゃいますよ……」

「そうだね、俺達反乱軍もそろそろ精神がマズイ状況にある。急いで決起してこの騒動に終止符を打たないと」

 

山崎も他人事ではない、彼もまた蓮蓬と体を入れ替えた身、いつ精神が浸食されて蓮蓬という身体を受け入れてしまってもおかしくないのだ。つまり体の中にいつ起爆するかわからない時限爆弾が設置されている様なもの、事態はそう長くする事は出来ない。

 

(山崎さんや深雪さんの為に、早く入れ替わり装置を破壊しないと……)

「こっちだ新八君」

 

頭の中で一層強く決意している新八の前で山崎は立ち止まると、しゃがみ込んで短い両腕を伸ばして石造りの床を持ち上げる。

すると簡単に床の一部分がパカッと開き、蓮蓬一人分が容易に入れる大穴がそこにはあった。

 

「俺が最初に梯子で降りるから、続いて3人共降りてくれ」

「地下の下にまた地下があるなんて、本当に隠れ家みたいですね」

「なんだかますます陰気臭くなりそうアルな」

「体にキノコでも生えそうですね、私あまり気が進まないんでここで待ってていいですか?」

「ぶっ飛ばしますよ、アンタ自分がヤバい状況だというの自覚あるんですか? このままだとダメなおっさんになっちゃうんですよ」

 

けだるそうに耳を指でほじりながら面倒臭そうにしている銀時を軽く叱りながら新八達三人は山崎に続いて更に地下へと続く暗い穴を梯子を使って下っていくのであった。

 

 

 

 

 

梯子を下りた先にあった光景を見て新八は驚愕した。

 

「な、なんじゃこりゃあ!!」

「おお! エリザベスが一杯いるネ!!」

 

 

円形に作られた古代の闘技場の様な空間。

周囲を取り囲む様に照明器具が設置されていてその内側にある観客席の様な所には大量の蓮蓬が座ってワーワーと騒いでいた。

これにはけだるさ全開だった銀時も思わず呆気に取られてしまう

 

「これみんな反乱軍ですか? 私の世界と新八さん達の世界の人達が混ざった……」

「ざっと300人ぐらいかな。ここまで集めるのに苦労したよ」

 

驚いている銀時に対して彼等より先に降りていた山崎が答えた。

 

「ウチの局長を筆頭に結成してね、心を支配されてかけているこの現状を打破する為に立ち上がった選りすぐりの先鋭達だよ」

「あなたの所の局長という御方はそんなに凄い方なんですか?」

「凄いというより無茶苦茶な人って言った方が正しいかな」

 

近藤の事を知らない銀時に山崎は簡単に答えると話を続ける。

 

「人の悪い所は見ずに良い所だけを見る様な人だから騙されやすい所もあるんだよ。まあ騙されても気にしない図太い性格な人でもあるんだけどね。そういう面白味のあるお人だから色んな人に慕われるのかも」

「そうなんですか神楽さん」

「騙されんじゃねぇぞユッキー、あんなのただのストーカーゴリラだからな。気にしない性格って事はどんな後ろ指差される行いをしようがお構いなしに相手に粘着してストーカーを繰り返す最低なゴリラだという事アル」

「いやストーカーの部分だけを掘り下げないで上げて! 他の部分も見てあげてよ!!」

 

せっかく持ち上げたのにそれを一瞬で蹴り崩す評価を下す神楽に山崎が必死に叫んでいると突然周りが一層騒ぎ始めた。

 

「うわ! 山崎さん随分凄い熱気ですねコレ! 僕等の事も気付いていないみたいだし何やってんですか彼等!」

「ああ、時間的にもうそんな頃か。あそこを見ればわかるよ俺達の局長がやってくるから」

「近藤さんが?」

 

山崎が差した方向は丁度円の中心、丁度観客席にいる自分達が見下せる戦いの舞台になりそうな場所であった。

新八が周りで騒いでいる蓮蓬達を尻目にその中心をジッと眺めていると人影がすっと現れた。

 

「そう、例えどんな体になろうと局長は局長のままなんだ」

 

現れた人影に対して山崎は強く頷く。

 

 

 

 

 

「例え見た目が完全にゴリラになろうと」

「ウオォォォォォォ!! やっぱりバナナは地球産が最高だァァァァ!!!」

「ってなんでゴリラになってんだぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

黒い毛皮に覆われ完全にゴリラと化した近藤勲がそこにいた。

 

「なんで蓮蓬じゃなくてゴリラになってんだあのゴリラ!」

「いやそれが蓮蓬の奴等、自分達の前にゴリラで入れ替えの実験したらしくて……」

「なんでそこでゴリラチョイスしたんだよ!」

 

どうやら蓮蓬達は異世界の人間同士を入れ替えるだけではなく、念入りに実験しようと人間と動物の身体を入れ替える実験も行っていたらしい。

 

「それで近藤さんが選ばれるとかどんな奇跡だよ! いやそんな奇跡いらねぇよ!!」

「ゴリラがゴリラになっても何も変わらないアル」

 

ゴリラと化した近藤が胸を叩いて威嚇している様を目撃しながら新八と神楽が各々感想を呟いていると、そんな近藤の向かいにまたもや一つの人影が

 

「大丈夫だよ新八君、ゴリラになっても局長は局長だ、それに局長には頼もしい相棒もついている」

「相棒?」

「そう、あそこにいる……」

 

山崎が再び近藤のいる場所へ振り向き

 

十文字克人(じゅうもんじかつと)という異世界から来た頼もしいゴリラさ」

「近藤、今度こそお前のベルトと地球産バナナを頂くぞ」

「ってこっちもゴリラじゃねぇかァァァァァァ!!!」

 

これまた近藤よりもやや大きめのゴリラが胸を張って現れた。

十文字克人、新八達は知らないであろうが魔法科第一高等学校で七草真由美、渡辺摩利と並ぶ凄腕の魔法師だ。そんな彼もまたどうやら蓮蓬の魔の手から逃れられなかったらしい。

 

「しかもベルトを頂くとか言ってますよ! 一体この状況で何やってんですか!」

「局長が防衛するか十文字君がベルトを奪取して新チャンピオンになるか、どちらが天を掴めるか一世一代の大勝負を決めるタイトルマッチが今始まるんだよ」

「地球がヤベェ事になってるのに何やってんだあのゴリラ共!! バナナとベルトの前にテメーの体取り返せや!!」

 

二頭のゴリラがすっかり自分達が人間だというのを忘れてるかの様に戦ってるのを眺めながら新八がツッコミを入れていると、銀時もまた十文字の名を聞いてすぐに気づく。

 

「十文字先輩もこっちに……? あら? でも見た目そんな変わってないですね、私達の世界でも大体あんな外見してましたよ」

「ウチの世界のゴリラも一緒ネ、やっぱ一つの世界にゴリラ1匹は常識アルな」

「なに一家に一台みたいなノリで常識にしようとしてんの! ゴリラじゃねぇからあの二人!!」

 

自分の先輩がとんでもない姿になっている事にさえ驚く様子も見せなくなってしまった銀時。それに神楽も相槌を打っている中、新八は疲れ果てた様子でため息を突く。

 

「こんな反乱軍と手を組んで大丈夫なのか……」

 

そんな風に嘆いている間にも、沸き立つ観衆の中で二頭のゴリラはウホウホ言いながら暴れ回っているのであった。

 

 

 

 

 

一方その頃、坂本辰馬、もとい千葉エリカ率いる船の護衛班でもまたひと騒動起きていた。

 

「将軍様と達也の奴が姿を消した?」

「……おまけに拘束していた桂小太郎と真由美も消えたわ」

 

快臨丸の整備を陸奥とチェックしていたエリカの下に将軍護衛役の藤林響子が切羽詰まった表情で駆け込んで来た。

将軍二人と攘夷志士二人が忽然と消えた、これ等をまとめると結論は一つ……

 

「みんなで連れションにでも行っておるんじゃなか? 全くヅラの奴、そげならわしも誘ってくれれば良かったのに」

「撃ち殺すわよ! 完全に攫われたに決まってるじゃないの!」

 

見当違いな結論を言いながらヘラヘラ笑うエリカに響子は冗談でなく本気で彼を殺してやろうと脳裏に殺意が芽生えた。

 

「将軍様は正義感の高い御方、達也君は深雪さんの事を護る為に動きたかった筈。きっと桂小太郎は二人にうまい事たぶらかしてここの内部に連れ込んだのよ、隙あらば暗殺する為に……!」

「響子ちゃんは疑り深いのぉ、ヅラの奴だってさすがにこげな状況で将軍の首狙う余裕がない事ぐらいわかっておるじゃろ」

「坂本、おまんはあの長髪男と旧知の仲じゃからって甘か判断し過ぎじゃ」

 

明確な推理をする響子にそんな訳ないと笑い飛ばす甘い彼女に、隣にいた陸奥が口を挟む。

 

「こちらで至急手が空いてるモンを内部に送り込ませて追わせよう。こげな時に将軍の命まで危険に晒した上に蓮蓬の相手までするとなるとさすがに状況が厳しくなるぜよ」

「ええ、私もすぐに将軍様と達也君を探しに行くわ。それとこちらからももう一人……」

 

アホな艦長と違い事を重く感じた陸奥はすぐ様響子の要望に応えて誰かを送る事をする。

そして響子もまたある人物を将軍探しに協力させる事に

 

「……どうやら異世界の人間なんざに将軍様の御守りは荷が重すぎたみてぇだな」

「!」

 

その人物は既に彼女の横に立っていた。

マントと顔を半分隠す仮面をつけ、長い赤髪をなびかせ颯爽と現れると、すぐに蓮蓬の巣窟へ単独で駆けて行く。

 

「将軍様の身は俺が護る」

「待って! 迂闊に単独で行っては危険よ!」

 

一人勝手に行ってしまい、響子は叫んで呼び止めようとするもあっという間に行ってしまった。

 

「話の聞かない人だと思ってたけどまさかここまで……」

「今の者は誰じゃ、一見女の様に見えたが」

「体は女ですが中身は違うわ、坂本さん達と同じ入れ替わり組よ。某国の組織にいた所を将軍様が見つけてここまで連れてきたの」

 

陸奥の問いかけに響子は短絡的に答えると動き出した。

 

「私も武器を整え次第すぐに出るわ、こちらの護衛はあなた方に」

「ああ、手薄になるのはちと難ありじゃが将軍の救出が最優先じゃ。すぐに連れて来きてくれ」

「ええ」

 

母艦に戻って万が一の為に戦いの準備に赴く響子を見送ると、陸奥は顔をしかめる。

 

「全く地球の将軍様にも異世界のあの達也とかいう男にも困ったもんじゃき、こげな時に勝手な真似をしおって」

「アハハハハ! 心配せんでも達也なら大丈夫じゃきん!」

 

機嫌悪そうに文句を言う陸奥にエリカは相変わらず楽観的。

 

「実は達也がここでジッとできずに飛び出してしまうのもわかっておったんじゃ、アイツは妹想いの男じゃしの、今頃妹の所へすっ飛んで行ったんだじゃろうて」

「その程度の理由で飛び出したいうんか?」

「普通の人間にとってはその程度なのかもしれませんがの、達也にとっては」

 

 

 

 

 

「例え世界中を敵に回そうが護りたいモンなんじゃ」

 

 

 

 

 

 

そしてその頃、その妹である司波深雪の身体は何処にあるのかというと

 

「だぁぁぁぁぁぁ逃げろ! 死ぬ気で逃げろォォォォォォ!!」

 

かつての級友森崎に騙されて上の階層に来てしまい、完全に蓮蓬と化してしまった元地球人達に追われている真っ最中であった。光井ほのか、北川雫と共に全速力で逃げながら、施設の内部を走り回る。

 

「ヤバかった! 囲まれた時はもう終わりかと思ったが!」

「ほのかの閃光魔法で目くらまししてくれたおかげで助かった」

「いや私の出来る限りの事をやったまでで……ていうかまだ助かってないし」

 

米堕卿率いる蓮蓬軍に囲まれてあわや蜂の巣にされかけていたその時。

機転を利かせたほのかが閃光魔法を用いて連中をかく乱させる事に成功したのだ。

そのおかげで群衆をかき分けてなんとかその場で殺されるという結末は免れたものの、未だ安心できる状況ではなかった。

 

「わ、私もう疲れて足が……ごめん二人共先に……」

 

段々疲れて逃げるのも諦めかけて弱気になっているほのかを見て、深雪と雫はすぐに振り返り

 

「自分を囮にして逃げろってさ、健気な奴だね全く。アイツの死を無駄にしちゃいけねぇな」

「ほのかは犠牲になったのだ、犠牲の犠牲に」

「そこはお前一人置いていけるかって展開じゃないのぉぉぉぉ!?」

 

捨て駒としてその場に置いて逃げようとする二人に物凄い勢いで追いつくほのか。

 

「薄情者! それでも友達なの!」

「肩掴むんじゃねぇ! テメェと俺はただのビジネス関係上の付き合いしかねぇよ! 友達!? 笑わせんな! たかが数日同じ学び舎にいた程度で銀さんと友達にになれるなんざ甘ぇんだよ!」

「ほのか、真の仲間ならそこで手を放して他者を護る為に犠牲になるべき」

「うるせぇみんな道連れじゃあ! 一人で死ぬのは絶対にイヤ!! 死ぬんならみんなで死のう!!」

 

死を決意した者の力とは思えない程二人の肩に指を食い込ませて引き留めるほのか。

こうなっては埒が明かないと深雪は「チッ!」と舌打ちをすると後ろに振り返り

 

「こうなったらいくら逃げても無駄だ! 俺達三人でアイツ等ぶっ飛ばすぞ!」

 

覚悟を決めて踵を返す深雪をスルーして、一人雫はサッと横を通り過ぎ

 

「じゃあ私は一人逃げるんで後よろしく」

「三人つっただろうが! お前本当に自由だな! ウチの世界でも中々いないよ!?」

 

頑なに逃げようとする雫を呼び止めて深雪は腰に差した木刀を抜く。

 

「この身体でどこまでやれるかわからねぇが一か八かだ、新生万事屋突撃だぁ!!」

「お、おー!!」

「アイアイサー」

 

突っ込んで来る蓮蓬の集団に対し三人は正面から迎撃する態勢に入った。

 

しかしそこで

 

『ぐわぁぁぁぁ!!』

 

と書かれたプラカードを持った蓮蓬の連中が突如隊列の後ろの方から盛大にぶっ飛んで行く。

 

「え?」

 

木刀を構えていた深雪が思わず呆気に取られていると次から次へとぶっ飛ばされていく蓮蓬達。

突然の背後からの奇襲に蓮蓬達は為す術なく宙を舞い、その勢いは止まる気配が無い。

 

しばらくして連中の群集を押しのけて二人の男がバッと彼女達の前に躍り出た。

 

「あら、こっちは銀さん達の方だったのね」

「出来れば深雪と合流して貰いたかったんだがな」

「お、お前等!」

 

現れたのは反乱の可能性ありと捕まっていた筈の七草真由美の魂を持った桂小太郎と、船の中で待機しておかなければならない人物である……

 

「どうやら深雪の身体で無茶しようとしていたみたいだが、俺の目が届く内はそんな真似は悪いが見過ごせない」

 

高貴なお姿で日本刀を携えて、徳川茂茂が颯爽とやって来たのだ。体は将軍ということは中身は……

 

「妹を護るのはガーディアンとしての俺の役目だからな」

「お兄様かよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

妹の身体を護るために

将軍の身体で敵陣に堂々と司波達也ここに降臨

 

 

 


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